アートの夏ー青森県立美術館とヴェネツィアのPalazzo Grassi
今日、用事があって東京駅の丸の内改札口から入り急いで歩いている時、イベントスペースで青森県の観光キャンペーンをやっていた。
普通なら通り過ぎてしまうところなのだが、「間もなく開館する青森県立美術館」というアナウンスが聞こえたので、思わず足を止めてしまった。オープンは7月13日。本当にもうすぐである。
以前、旧ブログの「両国さくらのファッション・イン・ファッション(Fashion in Fashion)」でもご紹介したことがある通り、この美術館の設計はルイ・ヴィトンの表参道店などで知られる建築家の青木淳氏の手によるもの。隣の三内丸山遺跡と違和感のないように考慮された美しい建物であるようだ。
それだけでも、わざわざ足を運ぶ価値は高いと思うので、キュレーションの内容によっては全国から集客することが十分可能になるだろう。オープニングはシャガール展で、余り美術に親しみのない方にも喜んでもらえるテーマだと思うが、時には意欲的な試みも交えつつ、是非頑張って頂きたいものですね!
ちなみに、さくらは、私の故郷・倉敷とも深いゆかりのある青森県出身の棟方志功氏も大好きなんですよ。
激励の意味を込めて、同館のブログからリンク&トラックバックさせて頂きましたm(__)m
美術館と言えば、今、海外でちょっと話題となっているらしいのが、ヴェネツィアのPalazzo Grassiだ。由緒あるこの建物を、グッチ・グループを傘下に収めるPPR(ピノー・プランタンルドゥート)のピノー氏が買収し、今年4月30日から自身の所有作品の展示を始めているとか。
ピノー氏は最初、セーヌ川に浮かぶ島に美術館を建てようとしていたらしいが、どうやら環境アセスメントの問題などあったようで、計画は白紙撤回された。その代わりに、ということらしい。
現代美術が好きな人にとっては垂涎モノの、ダミアン・ハースト(こういうの、駄目、という方もかなりいらっしゃるでしょうが・・・)、ウルス・フィッシャー、ジェフ・クーンズ、ゲルハルト・リヒター等々の作品が揃っているとか。
この秋はイタリアへ行く予定なので、時間があったら是非ヴェネツィアにも立ち寄ってみたいです。治安も良くて、すごく綺麗な街らしいですし。ファッション業界の皆様が今年は展示会やショーの後ヴェネツィアへ、という旅程を組まれるケースも結構増えてくるのではないだろうか。
もっともっと書きたいんですが、今夜は仕事用の資料を読まなきゃならないんで、これくらいにしておきます(^^;; オマケとして、ジェフ・クーンズ氏の、人気作・「パピー」をご紹介しておきますね。ホント、犬好きでなくても、一家に一匹、置いておきたくなる感じですよね(^^)
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