続・(株)ウェブシャーク主催の「d1.a9.ex」
昨日書いた「d1.a9.ex」についてのエントリに関して、お詫び&補足を。
1つは、ブログの中で何箇所か、ホームページを作成し販売に当たる人のことを「ドロップシッパー」と表現致しましたが、アメリカでは「ドロップシッパー(dropshipper)」とは、商品を提供する側、卸し業者側のことを言うそうだ。
語源をよく考えるとそうですよね。ご参考までに、ブログ「アフィリエイトの次はドロップシッピング(dropshipping)」のこちらのエントリをご覧下さい。所謂、「アフィリエイト」における「アフィリエイター」という使い方とは違っております。お詫びして、訂正させて頂きます。
次に、昨日のイベントに関して、通販評論家の村山らむねさんがかなり辛口のコメントを自身のブログの1つ「うら@らむ」に書いておられたので、ご紹介しておこう。何度か旧ブログでも村山さんのご活躍についてはご紹介させて頂いたことがあるのだが、私が非常に尊敬している方の1人なので。
私は木村社長と初めてお話ししてみて、確かにまだビジネスの内容の詳細は固まっておられないようたが、根っこの部分の考え方には非常に説得力があり、信用できるように感じたのだが、同じイベントに参加しても、いろいろな見方、感じ方、考え方がある、ということで。
村山さんは健康食品やコスメなどの業界の通販にも詳しい方だと思うので、厳しい見方をされるのは非常によく理解できる。
こういう業界の方々は、地方の企業さんも含めて新しい商法には非常に敏感だ。放っておいてもフライング気味で突っ走ってこられる方々に対して、きちっとした啓蒙活動を、というのはよくわかります。それが、村山さんの本業だと思いますし。
ただ、私が繊維ファッション業界の企業さんに言いたいのは、わが業界に関しては、そういう心配以前に、新しいものへの対応が遅すぎる場合が多すぎる、ということ。個人で起業されたい方も然り。
恐らく、(株)ウェブシャークさん以外にも、このビジネスに追従する企業さんは出てくると私は想像している。楽天さんあたりも、半年か1年後にはひょっとしたら参入しているかもしれない。
「これまで商売をしたことがない人」だからと言って、法への対応が出来ない、ということはない。既存のネットショップに習ってこれから勉強すればよいのだ。
また、(株)ウェブシャークさんの対応に足りない点がある、と思えば、いわゆる士業系の皆様は、コンサルビシネスのプランを同社に売り込みに行けば良いのではないか。これから、「ドロップシッピング・コンサルのプロ」になればよい。既存のネットショップさんと親しすぎない人にむしろチャンスはあるかもしれない。
「もっと市場が盛り上がってから」とか、「ファッション系の有名どころが参加するのを見計らってから」という考え方では、弱小企業がノウハウを得て戦うには遅すぎるのではないか、というのが、私の考えです。
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