アパログの「両国さくらのネットで☆ファッション☆」に東京ガールズコレクション(TGC)について書きました
忙しさにかまけて、暫くアパログさんの「両国さくらのネットで☆ファッション☆」にエントリを上げていなかったんですが、今日久し振りに書きました。
ゼイヴェルさん主催の東京ガールズコレクション(TGC)ネタです。「東京ガールズコレクション(TGC)、チケットの先行予約始まる」というタイトルですので、良かったらお読みください。
ちなみに、ゼイヴェルさんというと、先週、広告代理店博報堂DYグループの博報堂DYメディアパートナーズさんと資本・業務提携した、というニュースが発表されていましたね。
博報堂さんといえば、わが業界がらみでは、某大手さんの新ブランドのブログを使ったプロモーションやら、インターネットアンケートの結果を元に立ち上げたミセスブランドやらに関与なさっておられたようなんだけど、結果は惨敗、という感じであった。やはり、ネットと既存のマスメディアでの広告プロモーションとはノウハウが違うのだ。
モバイルに関してもライバルの業界最大手・電通さんには大きく水を開けられている、という感もあるだけに、せめてF1層(女性の20~34歳)というセグメント化された層のマーケティングでは巻き返しを図りたい、というところだろう。
実際、ゼイヴェルさんが先般渋谷で行った化粧品のプロモーションはネットや新聞報道を見る限りでは評判が良かったらしいし、映画「ミッション・インポシブル・Ⅲ」を高校生のみ3,000名ご招待、とを同社のケータイメルマガ「ガールズマガジン」で告知したところ、一瞬で応募が殺到した、ということも最近あったようなので、ファッション以外のコスメ、日用品、サービス関連の販促については、まだまだポテンシャルは大きい、と見て間違いないと思う。
特に、ゼイヴェルさんは、イベントプロモーションに関してはプロだ。この企業さんはネットやモバイル系のWeb2.0企業、というよりは、むしろリアルのイベントプロモーションの分野の方に卓越したセンスを感じる。この間のフランスの「ジャパン・エキスポ」に関しては、それを大きな宣伝ネタにするのはちょっと無理があるんじゃないの?と思うところも未だにあるのだが、そういう批判に値するネタを提供しておられるだけこの企業さんは何もしていない会社の数十倍も偉いのだ。リスクを取って前に進んでいる、ということですからね。何もしていない会社のことは、誰も口にすらしませんよ。
今夏はマルキュー系ブランドの「エゴイスト」さんと海の家の仕掛けを始めておられるようだが、こういう発想も非常に面白いと私は思う。
中小企業の企画担当者のカンや感性先行で、意思決定者も少ないからこそガンガン進んでいた先鋭な企画が、大手の消費財向けのマスマーケティングの手法に中途半端に取り込まれることで鈍くなってしまうことのないように、お願いしたいものですね。
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資本をサービスしないはずだったの。
投稿: BlogPetの両国桜子 | 2006年7月18日 (火) 15時19分