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« 第3回JFW概要ー伊勢丹、ショー会場にー(H18.8.4付繊研新聞他) | トップページ | アパログに(株)もしものドロップシッピング会議について書きました »

2006年8月 6日 (日)

ゼイヴェルがコレットと提携し、携帯のcollette.tvをスタート(H18.8.7WWDジャパン)

昨日書いた第4回JFW(東京発ジャパン・ファッション・ウィーク)の開催時期を、当初予定の1月29日から2月1日から見直す、という件だけど、8月7日付けのWWDジャパンさんには、「パリコレ直後の3月にズレ込む可能性が出てきた」と書かれていましたよ。

やれやれ、よかったですねぇ。関係者の体面が傷つかないような形で、うまく収拾がつきそうで。

そもそも、東コレに出ているデザイナーさん達の作品は、バイヤーの目から見てミラノやパリの作品とバッティングするゾーンじゃないでしょう。メインターゲットは、海外といってもアジアだと思うので、そこへ向けてしっかり販促をかければ良いのでは?3月の方が、恐らく商売になりやすいですよ。

さて、ゼイヴェルさんがらみの記事をあっちこっちに書いていて、読者の皆様にはわかりずらくて申し訳ないのだが、今日は半分はセレクトショップの話題、という解釈で、こちらに入れときました。

WWDジャパンさんのスクープ。ゼイヴェルさんが、世界的に有名なパリのセレクトショップ「コレット」と提携し、携帯サイト「collette.tv(コレット・ティーヴィー)」を8月11日にスタートするそうだ。

記事にははっきりと記されていなかったのだが、どうやらゼイヴェルさん側から仕掛けたのではないか、というニュアンスですね。

さっき、ネットで検索をかけてみたら、面白い情報がひっかかってきた。cashしか残っていないようなのだが、2年前の5月、私もしょっちゅうお買い物&お茶している代官山の「コスメキッチン」を同社がオープンした時のニュースリリースだ。その時既に、コレット出身者とのアライアンスを組んでおられたみたいですね。

まあ、それ以外にも、今のゼイヴェルさんクラスになってくると、国内のみならず、海外も含めて業界のトップゾーンの企業や人材とのコネクションは持てるだろう。

この間から、パリのジャパン・エキスポの件で、業界内に賛否両論を巻き起こしてきたゼイヴェルさんだが、さすがである。ひょっとしたらその賛否両論の火種を最初に蒔いたのは私のブログだったのかもしれないが、「オタクの祭典」に参加するリスクを犯しても、その映像をモバイルで配信する、更には、フランス国内での自社の知名度を上げる、という二重のビジネス上の効果を上げた訳だ。この結果には、頭を下げない訳にはいけませんね。

WWDジャパンさんに書いてあったが、collette.tvについては、売り上げよりも、ハイファッションに興味のある層や男性への訴求を狙っているようだ。そういう客層は、既存のガールズウォーカーやファッションウォーカーではまず取り込めないだろうから、イメージ戦略としては非常に良いと思います。

売り上げに関しては、輸入に伴うコストやデリバリーの問題があるので、本格的に取っていこうとすると諸々の問題が出るでしょうからね。コラボ商品や、化粧品、ガム、キャンディなどについて触れておられたが、それが正解だろう。

実際のところ、ファッションウォーカーですら、衣料品よりは、コスメ関連の方が月別の変動が少なくまだ安定した売り上げを叩いているのではないかと思える節も有る。単価も安く、商品スペックも安定しているので。最近同社からくるメルマガの内容を見ていると、コスメの訴求が大半ですよ。繊維ファッション系の業界紙さんには残念ながら通販の取材についてはあまり期待できないので、アスキーさんとか通販新聞社さん、ネットニュース系の記者さんに、きちっと取材してもらいたいものですね、ゼイヴェルさんを。

話は戻るが、collette.tvは同社全体の戦略にとっては恐らく小ネタ。最近いろいろあったので(というか、私のブログのせいなのかな?)、ゼイヴェルさんもファッション業界に対して「皆様のお陰あっての当社」みたいな情報発信が強まっているようだが、モバイルコマースは同社の事業の大きな柱の1つではあるが、全体から見るとそれが全てではない。

F1層の女性向けモバイルポータルサイトを運営している同社が向かうべき方向は、前にも書いた通り、1つは「SNS」。今後携帯向け検索エンジンが開発されれば現在のプッシュ型のメルマガ配信と公式サイト中心のケータイの世界が、パソコン(PC)のインターネットの世界に近い状態、いわゆる「ケータイ2.0」的な世界に激変することは目に見えているので。

だから、それまでに、消費者参加型の仕組みを確立しておく必要がある。

現時点では、その1つの有力な方法論である、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を、これまでのようなギャル層に偏った形ではなく、より幅広い男女に向けて、しかも、狭い意味での「出会い系」ではないものとして立ち上げ、成功に導くこと。

もう1つは、同社のモバイルに関するビジネスモデルのグローバル展開。特に、これから第3世代ケータイが普及する中国への進出、だろう。

ケータイで通販やコンテンツ販売を手掛けている企業さんの中でも、かつては通販の話で名前が出ることが多かったインデックスさんは、技術系ではなく商社(日商岩井)出身者がマネジメントしているだけあって、いち早くグローバル展開への布石も打っている。

もちろん、「SNS」はともかく、モバイルの世界なので「グローバル展開」は敢えてやらない、という選択肢もあり得るが。

コレットと提携したくらいで満足しないで欲しいですねぇ、さくら的には。これからは、モバイルの世界でもYahoo!(ボーダフォン→ソフトバンク)さんやGoogleさんがからんでくるんで、大局を読んで手を打つことは今まで以上に非常に大切になってきますよ、間違いなく。

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コメント

さくらさん、いつもありがとうございます。
ポッドキャスティングも聴かせていただきました。
行きかう人を眺めるのは、雑誌を読まずして分かる流行ですねぇ。自分のターゲットとは違う人をあえて見るというコメントが、自分にも応用できるなって参考になりました。

さて今回も面白い情報をありがとうございます。
とても興味を覚えて拙ブログで紹介させていただきました。
いつも情報の転用ばかりになり申し訳ありません!
真夏日が続いているうえにお忙しいようで、どうぞご自愛くださいませ。


☆grico☆さん、こんにちは!
お返事、大変遅くなってごめんなさい。

ポッドキャストまで聞いて頂き、有難うございます。岡山弁丸出しでお恥ずかしいですが・・・。

人間観察って、ほんと、楽しいですよ。
おばあちゃんの多い場所とか、海外でやってもいろいろと気づきが多いです。
(ちょっと暗い趣味かな・・・笑)。

collette.tvのご紹介も、有難うございました。
転用どころか、クチコミになるので、たぶんゼイヴェルさんも大喜びだと思います(^^)

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