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2006年8月31日 (木)

失われた伝統織物ー秋田八丈ー

忙しいので、仕事がどんどんどんどん溜まっていく。“軽くヤバイ”状況になりつつあるので、今日こそは行政提出用の議事録に少し着手せねば、と思ってテープを起こし始めた時、聞き慣れない織物の名称が耳に入ってきた。

「秋田八丈」ーー八丈島で織られている、いわゆる「黄八丈」なら現物も何度も見たことがあるのだが、N講師は、「八丈は八丈島にしかない訳ではない」とはっきりとおっしゃっておられるようだ。秋田にも八丈が存在するのであろうか?

そう思ってネットで調べてみると、やはりございました。ハマナス、カリヤス、ヤマツツジなどを用いており、鳶色と黄色なんだそうだ。現物はさぞかしけれん味があって、通好みの逸品なのだろう。嗚呼、見てみたい、と思ってテキストを読んでいくうちに、衝撃的な一節にぶち当たった。

秋田魁新報社のさきがけon The Webによると、最後の織り手だった方がご高齢になったため操業を中止し、現在は秋田八丈は全く生産されなくなってしまったのだそうだ。

この話と同様の、A産地の織物は既に産業としての規模を失い天然記念物的な希少な存在になってしまったとか、B産地は存続が危ぶまれるのではないか、といった類の話を耳にすることは残念ながら多々ある。伝統工芸どころか、今や尾州産地の染色工場さんが続々と廃業しておられるような厳しいご時勢なのだ。

単に、着られさえすれば何でもよい、という考え方に立てば、海外から安く輸入してくればすむのだろうが、「和服」はそうはいかない。人はそこに、文化なり伝統を見出したり、手仕事の暖かみへの安心感やリスペクトを感じているのだ。

風合いも色も仕立てた時の着心地のよさも、全てが手間隙かけたものづくりの中から生まれている。そしてそれは、ヨーロッパの自然や風土の中からではなく、日本の空気、日本の水、日本人の繊細な感受性があって初めて完成されたものだ。

日本の織よ、染めよ、消え行くな・・・。

こちらの「呉服屋 若旦那日記」さんの中で読者とブログ執筆者の方が真剣に論じておられますが、皆様の思いが痛いほど伝わってきますね。

「保護」に終始するのではなく、価値に見合ったプライスで富裕層や呉服の愛好家の方に購入して頂けるようなものづくりは何とか出来ないものだろうか。今の時代、相当に高額の商品でも買いたい、というお客様は確実に存在すると思うんですよね。伝統を重んじながらも、新しい時代の息吹を吹き込んだテキスタイルとして、蘇らせようという若い織り手、クリエーターの方が出現されることを祈って止みません。

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楽天のSNS「楽天リンクス」が自由登録制に

2006年8月30日 (水)

「マーレマーレデイリーマーケット」さんは神戸のショップさんでした

右目が気のせいかちょっと痛いので、早めに床につこうと思っているんですが・・・。

今日は皆様に1点お詫びがございます。8月27日(日)にアップしたポッドキャスティング「開業直後の土曜日に横浜ベイクォーターを訪ねて」の中で、マーレマーレデイリーマーケットさんのことを地元のお店ではないか、と話しましたが、本社は神戸の長田区のようです。

今日、繊研新聞さんの神戸ファッション特集を見ていて気付いたんですね。

今、ホームページで確認したら、自分のおぼろげな記憶通り確かに相鉄ジョイナスの中にもお店はあったんですが・・・。

あの特徴のある品揃え(履きやすいナチュラルカラーのカジュアルシューズと値ごろ感の非常に強い価格設定)を見て、メーカー発、しかも関西のショップだとピンとこなかった、というのは、ちょっと恥ずかしいです(^^;;

「マーレマーレ」(マーレは、イタリア語で「海」の意)という店名が横浜っぽいな、と勝手に思い込んじゃったんですが。でも、よく考えたら、神戸だって海の街なんですよね。お詫びして、訂正させて頂きます。

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メイクショップでもドンキホーテの商品はドロップシッピングできます

2006年8月29日 (火)

期初の優良店舗はリサーチには絶好

さっき会社の帰りにファミリーマートへ寄って、ケータイでチケットぴあに予約していたチケットを発券しようとしたら・・・夜は午後11時30分までしか駄目なんですってね。残念無念。

という訳で、週明けから軽~く残業モードのさくらですが、先週程疲れていないので、今日はうんちくを少しまた垂れてみたいと思う。業界の経験豊富なプロの皆様からは、「そんなこととっくにわかってますよ」とお叱りを頂戴しそうですが、ここから先は若い方、ファクトリーの皆様は是非読んでチョ。

職業柄、リアル店舗のショップリサーチを頻繁に行っているのだが、シーズンの立ち上がりの今時分が、MD(マーチャンダイジング)やVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)については一番調査しやすい時期である。

というのは、MD計画に忠実な品揃えがまだあまり崩れていない時期だからである。

これが、10月、11月、12月と月を負うごとに、売れ残りや予測と違う売れ筋が出るため、コーディネートの修正、更には商品そのものの追加投入やら早期処分の必要が出てきて、商品計画はどんどん変わっていき、店頭のVMDもイレギュラーな形になってくる。

むしろ、ファッションコンサルタントの小島健輔先生もいつもおっしゃっておられる通り、この時期からの修正の手法の方が、プロの技の見せ所、といえるのだが、業界若葉マークのバイヤーさんやMDさんは、リサーチはまずは期初に綺麗に整った売り場でしっかり練習するのがやりやすいのではないかと私は思う。

その際、更にわかりやすい方法が、いわゆる優良なお店を調べる、ということである。良い事例なので敢えて社名を挙げさせて頂くが、伊勢丹新宿店さんなどはその最たる例である。

8月の今頃同店を訪れ、婦人服全体、紳士服全体というのがしんどいのならば、まずは自社が狙っているゾーンに限って、全てのブランド、インショップの商品をざっと見ていかれると良いと思う。伊勢丹さんの売り場編成の意図とか、今シーズンのテーマというものが、アイテム構成、デザイン、素材、色等々の要素を見ているうちに自ずとはっきりと見えて来る筈だ。

セレクトショップさんと違うのは、売り場によってはトレンドテーマだけでなく、お客様の購買動機、モチベーション需要への対応がしっかり組まれているというところにある。その辺は、トレンドをあまりご存じない初心者の方にもわかりやすいと思うんですよね。

ところが、優良ではない店舗の場合、そもそもお店全体のディレクションも外部に丸投げされていたり、仮にディレクションそのものは素晴らしいものが存在したとしても、個々の売り場にきちんと縦串、横串が通っていなかったりする。リサーチしてみると時々、「このお店、一体何を今シーズンは狙っているのかな?」と思える時があるのだが、そういう場合、実は、当事者の間でもそれがいまひとつはっきりしていなかったりするのかもしれない。

昔、さくらを鍛えてくれた先輩は、「両国さくら(仮名)さん、商品は売れていくんじゃないのよ、売っていくのよ」と口を酸っぱくしておっしゃっておられた。最終的にお財布からお金を出して商品をお買い上げ下さるのはお客様であって、お店を運営する側はお客様に対して決して傲慢になってはいけないが、売り上げを作るための計画と準備は綿密に行い、「MDでお客様を引きつける」という意識は必要である。

特にアパレルや服飾雑貨というのは、食料品などと違い、買っても買わなくても当面困るものではないので、尚更だ。更にプライスの高い商品をお買い上げ頂く場合、美的価値の高さとか、痒いところに手の届くサービスとか、サプライズのある販促等々、お店側が目の肥えたお客様をリードするだけの強烈なオーラを発散していかなければならない。

その基礎になるのが、まずはMD、なのである。

もう1点、MDの中でも極めて重要なポイントとなるのが価格政策である。

これも今の時期に複数の店舗を調べてみると面白いことがわかる。

一般的に、「商品構成は三角形になる」ということがよく言われていると思う。ヤマの上の方が感度もプライスも高い商品で、それが売れる数は少ない。下の方は感度もプライスもマス=ボリューム向けで、数が沢山売れる、というものなのだが・・・。

今の時期、ファッションリーダー的なお客様を数多く抱えておられるお店の価格と店頭在庫の数量を調べると、三角形ではなく、筒型、もしくは、逆台形型になっている場合が多い。

インポートやドメスティックのデザイナーズブランド、そして、いわゆる百貨店系アパレルさんのブランドでも、皆、ここぞとばかりに自信作、見せ筋商品を投入してくる時期だからだ。それを、力のあるお店はどんどんと売りこなしていく。

それが、そういうお客様が少ないお店の場合、どうしても価格が上の商品は怖いのであまり投入できない、ということになる。

但し、こういうことを書くと、ミセスに強い百貨店さんとか地方百貨店さんとかあるいは地方や郊外の個人専門店さんなどから、「うちは伊勢丹さんとかセレクトショップさんの真似は出来ない。現実的に数字を取っていくために期初でも三角形の価格政策にしてあるのだ」という反論にあうのだが・・・。

1つの戦略として、ミセスだろうがハイミセスだろうが、そのお店なりに、「お客様と共に成長していくことを目指す」というやり方がある。3歩先、2歩先でなくとも、1歩先、半歩先の提案で新鮮味と感動を顧客に与え、客単価を少しでも上げる方に持っていく、ということだ。

そうではなくて、「うちの客単価は敢えて上げず、値ごろ感のある商品を求めるお客様で客数をとっていく」という方法ももう1つある。

但し、こちらは、昨今流行りの、GMSを核店舗とする郊外型SCやら、最近ではGMSすら核になっていない小商圏型の食品スーパーやホームセンターが核になったSCに入居する有力カジュアル専門店など、資本力のある企業でなければ、なかなか取りづらい戦略だ。

尤も、現金問屋さんを活用してクイックに回す、という手もない訳ではないのだが。

そういったことをしっかり考えながら、自社以外の優良売り場をリサーチすると、様々な気づきが出てくるのではないかと私は思う。

専門店さんを少人数で経営なさっておられる方は、オーナーさんご自身はお忙しいでしょうから、ショップスタッフの方にポイントを指示して調べてもらうとよいのではないだろうか。スタッフの方も、それによって大きく成長されるのではないかという気がします。

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商材と社長ブログに魅力感じる『通販素材.com』」

2006年8月28日 (月)

開業後初の土曜日に横浜ベイクォーターを訪ねて

(今日はもう1つ記事をアップ致しましたので、1つ下のエントリから先にお読みください)。

週末恒例のポッドキャスティングですが、昨日「神戸コレクション2006A/W(横浜会場)」を訪ねた帰りに、22日(木)にオープンしたばかりの横浜ベイクォーターに行って参りました。

時間帯は午後6時30分頃から8時過ぎまで。ポッドキャスティングはちょうど8時頃から、ベイクォーターの2階の駐車場の前から、海を隔てて横浜そごうさんの方を眺めながら吹き込みました。

ご参考までに、この施設の店舗面積は12,500平方メートルだそうです。見た感じも、そんなに広くはなかったですね。横浜そごうさんの2階と回廊で結ばれている3階のフロアが事実上のエントランスフロアになっております。

まずは、お写真からどうぞ。

その1:JR横浜駅の地下中央改札口前で、午後6時25分頃。横浜駅って、非常に人が多く、新宿並みにいつもワサワサしております。

180826yokohama1

その2:横浜そごう2階から横浜ベイクォーターへ続く回廊の窓越しに横浜ベイクォーターをパチリ。

180826yokohama2_1

その3:ベイクォーターの3階から、今度は横浜そごう側を写してみた。そごうさんの右に、ルミネさん、高島屋さん、シェラトンホテルさんも見えます。

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その4:ビルの南端に吹き抜けが設けられている。写真は北側に向かって写しており、反対側は海!

180826yokohama4

なお、ポッドキャスティングの中で、ワールドさんの雑貨新業態のことを「パサージュ フラネール」と発音しておりますが、正しくは「パサージュ フラヌール」です。お詫びして、訂正させて頂きます。

今回は、お時間は11分程度です。どうぞ。

「2006_08_26_20_11.mp3」をダウンロード

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ドロップシッピングってなかなか難しそう

2006年8月27日 (日)

神コレ参加ブランド「ラグナムーン」はランジェリーのブランドでした

昨日の、神戸コレクション(横浜会場)に関するエントリの内容で、訂正がございます。

ブランド名の日本語表記は、「ラグーナムーン」ではなく、「ラグナムーン」です。そして、こちらのブランドは、ランファン(ランジェリーやファンデーション)及びハウスカジュアルの商品をご提供しておられるようである。

だから、ショーのムードもセクシーだったんですね。納得、です。

昨日受付で配布された資料の中に、「ラグナムーン」さんのパンフレットが入っておりましたのでわかりました。

それと、店舗に関してですが、関西のOPA3店舗に加えて、福岡のキャナルシティオーパさんと、渋谷109の地下2階にもオープンするようです。

更に、ネットで検索してみると、ラグナムーンさんはやはりマークスタイラー(株)さんのグループ企業ではあるようなのですが、同ブランドを統括しておられる会社のお名前は(株)プリヴィレッジ、社長名は亀山隆広氏でした。

お詫びして、訂正させて頂きます。

昨日パソコンとケータイのサイトも開設されたようですので、是非ご覧下さい。

神戸コレクション2006A/W(横浜公演)に行ってきた

大好きなファッションショーのためなら、どこまでも・・・という訳で、今日、9月2日(土)の神戸会場に先駆けてパシフィコ横浜で開かれた「神戸コレクション2006 AUTUMN/WINTER」(横浜会場)を見て参りました。

私がアパレルウェブのK取締役から頂いたのは、午後3時半開演の第2ステージのご招待状。会場にはかなり早めに到着し、何度かKさんにお電話したのだが、どうしても通じないようだったので、せっかくだからと思い、午後2時40分くらいには立ち見で第1ステージの途中から見せて頂きました。

コーコレは旧ブログに書いた通り、ちょうど2年前の今頃東京国際フォーラムで見せて頂いたことがあるのだが、その時の会場とパシフィコ横浜の展示ホールAとはそんなに変わらない広さのように思えた。正面から会場の真ん中に向けて真っ直ぐに幅広のランウェイが取ってあり、客席が3方に設けられている。その外側、壁面に日産自動車さんとか資生堂さんのマキアージュとか、エステサロンのTBCさん等々、スポンサーさんのブースが設けられ、新商品のキャンペーンが行われている。芦屋のケーキショップ・芦屋タカトラさんとJJのコラボカフェもあったりして、ステージとステージの合い間にも十二分に楽しめそうだ。

パシフィコ横浜の場合は、会場のホールを出るとすぐ左手にコンビニがあるし、更に1Fで目の前がすぐ道路なので、外出券をもらって幕間に外に出ておられる方も多かったですね。

お客様は、もちろん若い女性が多いのだが、イケメンの男性もかなりの人数来ているし、業界関係者風のオジサンの姿も。女の子はお洒落な人達ばかりだから、当然この夏流行ったような白のエビちゃん風ワンピは着ていない。ダイアン・フォン・ファーステンバーグ風のラップワンピースとか、ノースリーブのカットソーの重ね着+細長のロングストール+カーゴパンツとか、襟ぐりが大きく開いたUネックでゴージャスなプリントが施されたTシャツ+ミニスカートの組み合わせ等々。そして、一様に皆さんの靴がお洒落でしたね。ウエッジソールやトングサンダル、早くもブーツ、という方もちらほらいらっしゃいました。

ではでは、さくらが見た第2ステージの参加ブランドの商品内容について簡単にご紹介しよう。

【チェスティ】リステア傘下の、質の良い商品を作っておられる神戸発のブランド。これまでLAカジュアルの匂いが強かったが、冒頭のイメージフィルムではパリの映像が流れており、クラシック回帰の今シーズンのトレンドもちょっと意識しておられるのかなぁ、という感じ。白×黒のフェミニンなスタイリング、プリント柄のワンピースやブラウス、Dスクエアードを彷彿とさせるようなデニムのライン、の3グループを見せた。

【スマッキーグラム】三陽商会さんの、ファッションビル、駅ビル向け業態。すっきりとした東京風のエレガンスカジュアルのイメージ。白、黒、そしてグレーのスーツやニットで、背が高く、ほっそりと見える服。

【クークス&チェリカ】すっかり失念していたのだが、今、こちらのブランドの公式サイトを見ると、前回の東京ガールズコレクションに出場していたそうである。少しパンチの効いたLAセレブ系ブランド、といった感じ。今秋冬はファーや羽根、ヒョウ柄を多用し、ピンクのミニ丈ベスト、超ミニスカートやホットパンツなど、「可愛カッコイイ」商品ラインナップである。歌手のMAXの4人がそれぞれクークス&チェリカの商品を着用して登場した。

【ホワッツニュー】スタイリストの上瀬美和さんがプロデュースするブランド。ディテールに凝った洋服が多い。一見黒のリクルーツスーツ風のスタイリングと思いきや、インナーの裾にレースがあしらってあったり、ニットのひざ下丈のワンピースやら、バーバリー風のトレンチドレスのウエストを幅太の黒いリボンでぎゅっと結んであったりとか。ハウンドトゥースチェックかと思いきや、よくよく見るとスカル(どくろ)がタテヨコに並んでいる柄のワンピも。

【0101(マルイ) SPECIAL STAGE】・・・というタイトルに横浜ではなっているが、9月22日に「なんばマルイ」がオープンする関西ではモチロン「NANBA 0101 SPECIAL STAGE」というタイトルになっている。複数ブランドによるショー。

【マーキュリーデュオ】この秋、このブランドのブームがもう1回来るかも、ダブルスタンダードクロージングに対抗できるのは西のこのブランドだけかも、とさくらは密かに思っていたが、少しとんがりの強い世界観がお客様を選んでしまうかに見えるのが強みでもあり弱みでもあるのか。しかし、いたずらな拡大は望まず、作りたいものを作るというのは、本来アパレルがあるべき理想の姿なのだろう。アールデコ調のパネル柄やジオメトリック柄などプリント柄の60年代~70年代風のブラウスやワンピース等々。スキニーで手足が長い方向き。

【5ブランドのファッションショー】プーマ、エド・ハーディ、ロイス、ミスシックスティwithエネジー、のショー。エド・ハーディーのスカル柄やメッセージ入りのTシャツは結構日本のブランドのネタ元になっているような気がする。ロイスは、好き嫌いが分かれるかもしれないが、ちょっとライダーススタイルっぽい男前なレディス。

【ラグナムーン】今、ネットで検索してみたら、今秋関西地区のオーパに3店舗を一挙にオープンするこのブランドも、マーキュリーデュオさん同様、マークスタイラーという会社の傘下にあるようだ。マークスタイラーの恵藤社長は、飲食業ご出身で、最近フランスのセレクトショップ「レクレルール」を日本に再上陸させるなど、業界の台風の目になっておられるようである。確か、「ハンアンスン」も今はこちらに移籍したんじゃなかったかな?社長名が確か恵藤社長だったように記憶しているのだが(もし違っていたらごめんなさい)。

「ラグナムーン」は、差し色がビビッドカラーで、セクシーな匂いの強いブランドである。赤のコートワンピとか、スタンドカラーのシフォンの黒のブラウス+サスペンダー+マイクロミニ丈のホットパンツとか、シースルーの黒のブラウスの中にチューブトップを着たりとか。(注:このブランドはランジェリーのブランド)。

以上、名残惜しかったのだが、MAXのショーから始まる第3ステージは見ないで会場を後に致しました。

最後に、もう2つだけ、今日印象に残ったことを書いておきたい。

1つは、ショーの合い間に、「神コレモデルオーディション」についての発表があった時、モデルの桜井亜美さんが、「自分に自信がない人にも応募してほしいですね」と発言されたこと。

これは、経験者ならではの、非常にいいコメントだなぁ、と思いました。プロの中に混じって努力していけば、自分でも気付かなかった可能性が開ける、ということはあるんですよね、絶対。

もう1つは、次回のコーコレ(神コレ)は、上海でも開かれるということ。

これは、神戸ファッションにとっては大きな大きなチャレンジになる訳だが、私が何度か中国に行った印象では、少なくともショーそのものは間違いなく上海っ子を熱狂させるのではないかという気がする。

あとは、実商売につなげていく仕組みをいかに作るか、ですよね。

神コレは、行政やら団体主導の無責任体制のイベントと違って、当初から一貫して、高田恵太郎氏の先見性とリーダーシップの下に行われてきたと聞いている。高田さんは、きちんとスポンサーさんを見つけてこられるのも上手い方だという話も高田さんを良くご存知の方から伺っており、この方がイベントに思い入れを持ち続けられる限りは、コーコレは輝き続けるのではないかと私は思います。

上海は、そうは言えども、日本国内での開催とは違う難しさもいろいろあると思うのだが、頑張って下さい!応援しています。

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「『電脳卸ドロップシッピング』、8月22日にリリース

2006年8月26日 (土)

これから神戸コレクション(横浜会場)に行ってきます

皆さ~ん、おはようございます。

昨夜は久々に自宅でパソコンを開いていたのだが、文章を書きかけてそのまま眠ってしまいました(^^;;

私が昔勤めていた会社、日本繊維新聞さんに遅い(遅すぎ・・・笑)お中元を持っていってそのまま元上司・先輩の皆様(M社長、Sさん、Sさん女性、H君、Y君、大阪支社長のYさん等々)と楽しく飲みにけーしょんして、この間の疲れがドッと噴き出した、といった感じであろうか。

気分はアゲアゲ、なんですが、やはり寄る年波には勝てず、体の方がついていかず、といった感じかもしれない。

しかし、いよいよファッションシーズン本番、うちの会社にも続々とファッションショーやら展示会のご案内が届いている。

今日はこれから、(株)アパレルウェブのK取締役(チャーミングな女性の方です)にご招待頂いた、コーコレこと神戸コレクションの横浜会場に行って参ります(^^)/

帰ってきたらレポートをアップ致しますので、皆様楽しみに待っててチョ。

今、やっと「アパログ」にもエントリ致しました↓↓↓

リアルコミュニケーションズ・鈴木社長のブログで本ブログをご紹介頂きました

2006年8月24日 (木)

藤田社長とおちまさと氏のセレクト店

久々に11時に会社を出られたのだが、なかなか自宅でまでPCを操っている時間がとれません。このブログだけでなく、アパログさんの「両国さくらのネットでファッション」の方も更新が滞ってしまい、楽しみに待って下さっている皆さんには非常に申し訳なく思っております。最近は特にドロップシッピング関連のキーワードでの検索も増えているだけに、本当にごめんなさい。アパログさんもモブログは可能というご説明を最初に受けていたのだが、まさかそういう状況になるとは思っていなかったのでやり方を忘れてしまいました。明日アパレルウェブさんにもう一度確認してアパログのブログの方もケータイからエントリするようにしたいと思います。残業の合間にはてなアンテナをチェックした時、サイバーエージェントの藤田社長のブログに、おちまさと氏と一緒に麻布十番にセレクトショップをオープンする、との文言を発見した。お二人とも、非常にファッションフリークのようで、それでいて業界のプロの方とはちょっと違うセンスをお持ちのようだから、非常に楽 しみですねえ。まさに、新富裕層の顧客目線によるショップだ。 おちまさとさんと言えば、クラウンジュエルというファッションに特化したオークションサイトをプロデュースしておられるが、これがつくり込みが凄いサイトなんですよ。ちょっと入札数が少ないのが最近のヤングの消費動向を反映しているようにも思えるが、それにしても非常にレベルの高いコンテンツだ。 そして、男女を問わずヤングに人気のある藤田晋社長。アメブロや、ケータイでもシーエーモバイルさんを傘下に有する訳だし、こりゃリアル店にとどまらず本気でやればネットやモバイルでもゾゾタウンさんの第一の対抗馬になりうるかも。何にせよ、既成概念にとらわれない自由なショップを作って頂きたいものですね。

ル・コルビジェvs アルド・ロッシ

エブリディ残業のさくらであります。気のせいか、喉がちょっといがらっぽい。残業中にFAXを送り間違ってお怒りのFAXを頂いたりなんかして、今夜も嗚呼、相変わらずてんやわんや、ドタバタ劇の連続でありました。 でも、今日はちょびっと嬉しいことがあった。仕事で表参道に行ったついでに、春先にオーダーしていたジュエリーをスパイラルに取りにいけたのだ。 お世話になっているジュエリーデザイナーのYさんの作品。表面は岩石のようにごわごわとした表情なのだが、つけごこちはすごくいい。この武骨な表面を撫でていると、「石の上にも三年」という格言が浮かんできて、何だか元気が沸いてくる。私が持っているとっぴなデザインの服の数々にも合いそうなので、以前裏原で買ってお気に入りだったのに行方不明になってしまったギリシァの碇をモチーフにした指輪の換わりのヘビロテリングになりそうである。 話は変わるが、お盆休み中にル・コルビジュエのことを書いたけど、新宿御苑のアンドゾーンさんというギャラリーさんで、「ル・コルビジェvsアルド・ロッシ」(表記は主催者のママ)というエキシビションが開かれているそうだ。 昨日、mixiの現代美術情報のコミュで偶然発見した。アルド・ロッシについてははずかしながら全く知らないのだが、ル・コルビジェは、画力も非常に高い人だ。この夏は忙しくて美術展も全く見に行けなかったねで、仕事が終わってからでもふらりと行って見ようかな。会期は9月15日までである。

2006年8月23日 (水)

東コレ紹介は会社ブログの方で

こちらのブログも「両国さくらのネットでファッション」の方にも、書きたいネタはてんこもりなのだが、嗚呼、今日もまたまた会社を出たのが午後12時、ということで、ケータイを必死に打ち込むさくらであります。展示会シーズン前なので、止むを得ないですよね。おまけに、秋に開講する新規講座の販促の準備もあって、納期に追われる工場さんと同じような状態になっております。ホームページの完成に伴って、DMの送付方法も変更するので、そのテストオペレーションやら。マニュアル通りに行かず、夜中にASP会社に電話したりなんかして、ひと騒動だった。まだまだまだまだ、IT若葉マークのさくらであります。話は変わるが、ポツポツ東京コレクションのご案内が届き始めております。これまでは、この個人ブログの中で東コレのショーの内容をご紹介して参りましたが、今回から会社の産業支援ブログの中できちんとご紹介させて頂くことにします。デザイナーさんや彼ら・彼女らを陰で支えておられるスタッフの皆さん、素材提供や縫製を担っておられ る産地企業の皆さんへの最大限のエールを込めて。ドメインにfashionの文字を含む半ば公的機関の当社のブログが東コレを応援するということは、多少なりとも社会的インパクトがあるでしょうしね。地元・墨田や東京の企業さんとの繋がりが深いデザイナーの皆様、ラストスパート頑張って下さい!

2006年8月22日 (火)

フタタ問題の示唆するものー地方に新規起業の創出をー

フタタさん、アオキさんではなくてコナカさんの完全子会社になっちゃいましたね。

かつて、1997年から98年の間、多少なりともフタタさんに取材でお世話になっていた者として、「現在の状況はわからない」との前置き付きで書いておきたいことがある。

フタタさんもそうだったし、九州では百貨店さんなども含めて概して、「従業員の雇用を何よりも第一に優先する」という企業さんが圧倒的に多かった。利益がカツカツになったとしても、毎年なるべく多くの新卒を採用し、一度採用した社員さんに対しても責任を持って雇用していく。

その理由を、その当時のある百貨店さんの社長さんだった方は、「東京と違ってここは地方。大きな企業、働き口がそんなにある訳ではない。うちが社員をリストラするようなことがあったら、地域経済がどんなに冷え込んでしまうことか。非常に苦しいのだが、何としても頑張っていかなければならない立場なんですよ」と語っておられた。

その当時、岡山在住だった私は、同様な状況を肌で感じていたので、その社長さんがおっしゃられることに大いに共感したのだった。

株式会社である以上、もちろん、経営陣は第一番目に株主さんに対して責任を負う、ということは承知している。しかし、「社員の雇用を守る」という、昔の日本では当たり前だった原則がここ数年崩れ、「社員に何人やめてもらっても経営を立て直すのが先」といった風潮になってしまったことを、私は非常に嘆かわしく思う。

更にもう1点、猫も杓子も全国区ではなく、いたずらな拡大志向に走らず、成長はある一定規模にとどめ、地域に根を張ってしっかりと商売していく、そういう生き様も、市場原理万能の今の日本では成り立ちにくくなってしまったことが、非常に悲しい。

日本は少子高齢化の影響で、これから消費財に関するマーケットは漸減していく。特に、今日付けの繊研新聞さんが報じていた通り、紳士服の重衣料マーケットは団塊の世代のリタイアで大きくシュリンクすることは目に見えている。

紳士服ロードサイドショップの再編劇は、今回で終わるわけでなく、まだまだ激変が続く、という厳しい予想もある訳で、そうなると、「完全子会社が社員のためになる」という二田義松相談役の思いも、将来に亘って保証された訳ではない、ということになるが・・・。

どんなに頑張っても一定のリストラが避けられない状態。これは、どのような業種・業態でも時代の変化と共に直面する可能性のある問題である。

それに対し、そこからあぶれた人員が新たに働くことの出来る新しい産業、新しい企業を起こすための努力と行動が必要なのではないだろうか?

残念ながら、日本という国では地方都市からヒト、モノ、カネが一方的に流出している状況がある。しかし、この10年の間に、ITの発達で少なくとも情報に関しての東京一極集中、という状況はかなり解消されてきた筈だ。

ITを活用し、あるいは別の方法でもよいので、九州が好きだから彼の地を離れたくない、あるいは事情があってどうしても九州を動くことはかなわない、といった方々が夢を持って働ける新しい産業を興すことーそれなくして、未来に希望はないのではないかと私は思う。

ネット上にはフィナンシャルプランナーや投資家の皆さんのフタタ問題に関するコメントが溢れている。そういう観点で物事を見ることももちろん大切だと思うが、今、もう一度、優秀な頭脳と行動力を持つ方々には「ノブレス・オブリージュ(高貴な義務)」ということについて考えて頂きたいと敢えて訴えたい。地域が元気になるための知恵と力を皆で出し合いませんか?エリートの皆さんは、その能力を、自分だけでなく周りの人達が少しでも幸せになるために使うべきではないのだろうか?

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プリントメーカーの果敢な挑戦ー『UPSOLD』のドロップシッピングー

2006年8月20日 (日)

中目黒のBALS STOREで感じたこと

今日は、中目黒に夕涼みに出掛けたついでに、Podcasting(ポッドキャスティング)を録音して参りました。

本当はアパレルのショップ巡りをするつもりが、道に迷ってしまって(笑)たどりついたインテリアの大型店「BALS STORE(バルス・ストア)」。そちらで感じたアレコレを、歩きながら吹き込みました。

その時は気付かなかったんですが、犬の吠え声が入っていたりして、相当臨場感が出てますねぇ(笑)。ちなみに、写真も何枚か撮りましたので、合わせてご覧下さい。

1.お盆が過ぎると東京は日が暮れるのが早くなる。午後5時半の中目黒は、既に薄暗い。

P18082001

2.山手通りの反対側から見た、「BALS STORE(バルス・ストア)」。

P18082002

3.駅の北側から写した中目黒駅。高架が、かなり目立ちます。午後6時50分頃。

P18082003_1

4.今日買った玉の肌石鹸。今年のミラノ・サローネに石鹸のオブジェを出展して非常に話題になったブランドです。お肌がスベスベになりますよ(^^)。録音の中では388円と言っておりますが、正しくは消費税込みで399円です。

P18082004_1 

それでは、Podcasting(ポッドキャスティング)をどうぞ!お時間は12分強です。

「2006_08_20_19_41.mp3」をダウンロード

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ClubT第三者割当増資で、モバイルドロップシッピング事業開始へ

2006年8月19日 (土)

アパログに、(株)リアルコミュニケーションズさんの「リアルマーケットドロップシッピング」について書きました

皆さ~ん、パソコンからお久し振り、という感じのさくらで~す。

今日、(株)リアルコミュニケーションズさんの新サービス「リアルマーケットドロップシッピング」の説明会に行って参りました。その時の印象を、アパログさんの「両国さくらのネットで☆ファッション☆」の方にまとめましたので、ご覧下さい。

↓↓↓

「(株)リアルコミュニケーションズさんの『リアルマーケットドロップシッピング』」

このサービス、ちょいとネーミングが長くて言いにくいのが気になるんですが。「リアドロ」とか、「リアルDS」って感じに、勝手に短くして呼んじゃいたくなってきますね。

ところで、今日、説明会が始まる前に、スクリーン上に、「写真撮影を行わせて頂きます」云々の文言があったので、あつかましいさくら、「写真を撮ってブログに載せてもいいですか?」と伺ったところ、快くご了解して下さいました。

この写真は、鈴木社長がやおら壇上に駆け上がり質疑応答しておられるお姿。

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しかし、ネットの業界って、消費者、一般の人もプレスも同列に扱って下さるので本当に嬉しい。その方がPRにもなるし、ネガティブな意見がブログに出ていたとしてもそれも自社のサービスを改善するヒントになるということがよくわかっておられるのだ。開かれているなぁ、本当にいいなぁ、と思います。

こうなったら、ファッション業界にもWeb2.0の波を伝播させねば、と決意するさくら、次回のJC(ジャパン・クリエーション)とIFF(インターナショナル・ファッション・フェア)は、ブログジャーナリストとして入場登録をお願いすることに決めました。

幸い、会社のHP&ブログも出来たので、両国さくら、ではなく、本名で申請して認められれば会社のブログにニュースとして掲載したいと思うのだ。アパレル機器メーカーのJUKIさんのjuki magazineさんが記者登録を認められているんだから、半分公的機関の当社だってもちろんOKですよね!主催者の皆様、門戸解放を是非是非ヨロシクお願い申し上げます。

2006年8月18日 (金)

IMB、10月に上海で第1 回展

またまた会社を出る時間が11時を回ってしまった。お盆明け、注目すべきニュースが目白押しで、書きたいことは山ほどあるのだが、時間の節約のため、今日もケータイから失礼させて頂きます。 今日は日本繊維新聞さんに目を引く記事が多かった。特に、1面の、IMB・国際縫製機器見本市が今年10月に初めて上海で開かれる、という記事は、IMB、お前もか、という感を受けた。同展は世界の三大ミシンショーの一つ。今年から中国現地の展示会CISMAが毎年開催から二年に一回開催に変わって、今年は裏年度、すなわち不開催の年になったので急遽開催を決めたのだろうか? ちなみに、前にも書いたが日本のJIAMは2008年にシンガポールに完全に移転するのだが、中国へ、という手もあったのかな。 但し、彼の国の同業他社さん達はコピーが大好きだ。それを防御しつつ、一方では果敢な攻めを、というのは、なかなか至難の業なのだが。

会社の産業支援ホームページ、お陰様で好評です

近くで雷がゴロゴロ鳴り出したので、早く書いてやめなきゃ(^^;; 実は、小1時間、眠ってしまっておりました。休みボケがまだまだ抜けないようで、困ったもんですが・・・。

お陰様で、8月10日にオープンしたうちの会社の産業支援ホームページ、http://kfc-fashion.jp が各方面の皆様にご好評を頂いております。早速相互リンクして下さった民間企業の方も数社ございました。皆様、本当に有難うございますm(__)m

思い切ってカテゴリーの数を減らし、ナビゲーションのわかりやすさを優先したのが良かったようだ。ドメイン自体にも「fashion」というキーワードを入れた成果もあって、検索エンジン上の効果も思ったより早く上がりそうである。

最近はうちの地元企業さんも、本気でウェブマーケティング、ネットでB2B、B2Cのお客様を獲得しようという方がかなり増えてきた。何社かの企業さんについては、私も陰ながら多少お手伝いさせて頂いたりしたのだが、やはり、自社自身が実行していないとノウハウがわからないところがありますからね。

個人ブログと、企業としてのHPの運営では、気をつけるべき点が違う部分もあると思うので、いろいろ実験しながらノウハウを蓄積していきたいと思います。

当面、すごくやってみたいのは、ネット上でのセミナー配信。このブログのポッドキャスティングを既に254人もの方が聞いて下さっていると思うと、やはり、その効率性の高さ、集客力の強さには魅力を感じる。うちの会議室の定員は80名なので、既にその3倍以上の人数ですからね。大阪の兄弟会社と一緒にやっているヨーロッパコレクショントレンド速報は別として、一度にそれだけの人数の皆様にお集まり頂こうと思ったら、両国の立地ではかなり難しいからだ。

しかし、問題は、現時点では課金が難しいこと。むろん、私もネット通販の業界なんかで事前入金制でネット上でセミナー配信しておられる例があるのは知っている。

だが、うちの場合は今のところセミナーで儲けようとは思っていないので、1回200円くらいをチャリーンとお布施のように気軽に投げ銭してもらえる仕組みの方が有難い。現状では、そういう金額の受講料を銀行口座に入金して頂くとなると、手数料がえらく高いな、ということになってしまう。

いっそ思い切って国の補助金かなんかで無料に、というのも考えられるのだが、そうなると、「受講者名簿の提出」という問題が出てくる。誰が聞いたのか、という証拠が必要になってくるので。

もしそういう実験をやったとしたら、皆さんご面倒でもご住所、御社名、部署名、肩書き、お名前だけはメールででも知らせて下さいますでしょうか?

もう1点、国の補助金には趣旨が明確にあって、どういう受講対象者に、何を目的としたセミナーを行うか、というのが、補助金の趣旨と合致していないと認められない。

例えば、今オンエアしている私のポッドキャスティングも、自分自身はファッション業界のプロの皆様をメインターゲットにしているつもりなのだが、実際に聞いておられる方は一般のファッション好きの方とか、私の昔の友人の方とか、異業種の問題意識の高い方とか、ファッションや流通のアナリストの方とか、マスコミ関係の方とかの方が多いのかもしれない。

そうなってくると、例えば、「ファッション業界向け」とか「中小企業向け」といった補助金の趣旨にはそぐわないことになっちゃうんですよね。

しかし、最近ちょくちょく地方の方から、「両国さくら(仮名)さん、いつも読んで(聞いて)いますよ」というお声を聞いており、また、うちの会社のセミナーに高い交通費を払ってまで遠方からお越し下さっている方も多いので、全ての事業をeラーニングに代えるのは不可能でも、年間に幾つかはトライしてみる価値はあるんじゃないかな、という風に思うのです。

ホント、問題は課金をどうするか、ですね。無料セミナーは講師の先生にも申し訳ないな、というのが、これまでの当社の考え方なので。

さてさて、話はホームページのことに戻るが、リンク集への掲載募集に間に合わなかった、と臍を噛んでおられる皆様、今からでも随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡下さい。

掲載の条件は、墨田区内に本社もしくは組合事務局がある広義のファッション系中小企業、ベンチャー企業、クリエーターであること、です。皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げております。

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もしもドロップシッピング、17日から始まりました

2006年8月17日 (木)

大残業アゲイン

さくらin京浜東北線でーす。楽しい楽しいお盆休みが終わったと思ったら、仕事がてんこもりで待っておりました。来週までに終わらせておかねばならないことがいっぱいあって、(;´д`)です。 今日はそんな事務仕事の合間を縫って、駒込のIPA(独立行政法人情報処理推進機構)へ。今年度から始まったCIO研修会の説明会があったのだ。明日会社の産業支援ブログの方に書くつもりだが、いやー、久々に脳味噌のしわしわの間から汗を絞り出したなあ、という感じ。とてもチャレンジングな、やりがいのある講座のようだ。お盆休み中にも関わらず、集まっておられた産業支援機関やITコーディネータの方々からは数多くの質問が出て、議論も活発だったので勉強になった。 今年度事業に参加される方々とIPAさんとの間でML(メーリングリスト)を作って適宜問題点の改善を図っていかれるとのことなので、来年度はもっと中身はよくなってくるのではないかと思う。 ウチの会社も、ついていけるように頑張らなきゃね。

2006年8月15日 (火)

今秋注目の流通トレンド

早速ですが、ポッドキャスティングをアップ致しました♪

今日は、私が注目している、この秋の流通業界のトレンドについて語ってみました。

一つは、セレクトショップさんの新戦略。代表例として、ユナイテッド・アローズさんの業態2分割について取り上げました。

もう一つは、首都圏郊外に、大型SC(ショッピング・センター)が続々オープンする、という話題。その中でワールドさんのショップの躍進が目立ってくるのではないか、という、ちょっと大胆な予想です。

16分強です。段々長くなりますね(^^;; 次回から、もっと話の内容を短くまとめるよう、考え直さなきゃ。お盆休みで、お時間がたっぷりある方はどうぞ。

「2006_08_15_22_58.mp3」をダウンロード

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ユビキタスが街を、お店を‘ユニバーサル’に変える

もうすぐ仕事モードに戻ります

皆さーん、さくらでーす。只今、新幹線のぞみ号でちょうど名古屋駅に入ろうとしているところです。 今回の帰省、行きは指定席が取れず豊橋まで通路で我慢していたのだが、帰りは岡山からちゃんと座っているので、楽チンな旅である。前にも書いたけど、私はかなりの旅好きで、昔は寝台特急瀬戸(出雲)の、のびのびシート(雑魚寝席)を使ったり、ジャパンクリエーションを見るため夜行バスで東京に行ってそのまま展示会を見て一泊もせずその日の内にまた夜行バスで帰ったり、福岡・天神まで夜行バスで行って4泊5日で取材して夜行バスで岡山まで帰ってきてそのまま出勤して原稿を書く、といった生活を平気でやっていた。意気がっていた訳ではなく、単に貧乏だっただけだ。そして、上京するという目的があったから辛抱出来たというところもあったのだが・・・。 それでも、楽しかったのだ、そういう生活が。その楽しさは、今もずっと続いていて、そういう思いより体がしんどい、移動がつらいという風になってきた時が自分の引退する時であろう。 さてさて、今年は春先にPCが故障したり、ここ1、2か月は本業でヒイヒイ言っていたので、短いエントリが多く読者の皆様には非常に申し訳なかったのだが、秋以降は私自身の勉強も兼ねて詳細な情報収集、多角的な分析、読み応えのある文章を心がけて参りたいと思います。 早速ですが19日にはドロップシッピングの話題第3弾として、リアルコミュニケーションズさんの説明会にも参加して参りますので、楽しみに待っていて下さい。 それでは、東京までの残りの行程、ブルーノ・ムラーリ著「芸術としてのデザイン」を噛み締めながら!

さぬきうどんに舌鼓

東京、停電で大変だったようですね。我が家も停電の被害にあっているはずで、前にも書いた通りPCは常時接続はしていないからいいんだけれど、冷蔵庫が心配なさくらであります。 今日はさぬきうどんを食べたりなんかしてすこぶるご機嫌だったのだが、ガソリン代がめちゃめちゃ高いね。そのせいか、ガソリンスタンドが軒並みセルフに変わっている。通勤に車が欠かせない地方経済にとっては影響は大きいだろう。 今日は梅田望夫著「シリコンバレー精神」を読んだ。1996年から2001年のネットベンチャーの勃興期を現場のシリコンバレーに身を置いていた著者がリアルタイムでレポートした本。戸惑いながらも、当地に馴染み楽天主義を身につけていかれる姿、傍観者にならず行動していかれる姿に共感を覚えた。もう1点、ベンチャーキャピタルに関して、私はこれまであまり関心がなかったのだが、シリコンバレーのネット関連企業の発展はVCの存在なくしては成り立ち得なかったことが詳細に記されており、認識を新たにした。 長いあとがきの中で、アーリーリタイアメントを意識した蓄財から、9・11の後、人とのつながりを大切に生きていこう、若い人と過ごす時間を増やそうと生き方を転換した、という記述が印象的だった。Googleの話も、ちょこっとだけ出てきます。

2006年8月13日 (日)

蝉しぐれBGM に読書三昧

さくらinマイホームタウン、です。いやはや、iPod持って帰ればヨカッタ。この蝉しぐれと鳥の声、ポッドキャストでオンエアしたいくらい。命短し恋せよ蝉諸君、なんてね。 ゴーヤとバナナのお手製ジュースを飲みながらのんびりと本を読んでおります。まずは神田敏晶著「Web2.0でビジネスが変わる」。梅田望夫著「ウェブ進化論」よりディテールに細かく、ネットの具体的な活用法がイメージしやすい良書だ。著者自身の体験に即したCGM論、「臆せずどんどんネットを使ってみよう」というメッセージには勇気づけられる。続いて、業界の皆様には何を今更、と笑われそうな、秦郷次郎著「私的ブランド論」。ブランドの確立には確固たる哲学と、長期に亘る努力が不可欠であることがこの本を読むとよくわかる。但し、同書に書かれていることは、フランス本国ではなく、一ブランチに過ぎない日本での出来事なのだ。本社との、あるいは日本の流通業との交渉力の高さには本当に舌を巻く。ウ゛ィトンの日本における突出した成功の裏には、日本の百貨店やハンドバック業界の弱さが見え隠れする。 最後に、一昨日の夜にも書いたル・コルビュジエ(最後のエはエ、それとも小さいェ?)の「小さな家」。建築家の著者が若き日に両親のために建てた家について約30年後に検証する。ネタバレになるので書くのはやめておくが、巻末の記述には大いに考えさせられた。装丁も非常に美しい本。

2006年8月11日 (金)

帰省

只今、岡山に向かう新幹線の中です。帰省して、休養を取ることに致しました。申し訳ありませんが、週末恒例のポッドキャスティングは、15日火曜日もしくは16日水曜日まで延期させて頂きます。帰省中のエントリは、ケータイからになりますので、コメント、TBへのお返事も来週火曜日以降になりますので、ご容赦下さい。 お盆も働いておられる方も多いと思うので、大変申し訳ないのですが。 本を5冊も買い込んだので嬉しくて仕方ない。これから、ル・コルビュジェ著「UNE PETITE MAISON(小さな家)」を読みながら真夏の夜の旅を楽しみます。

会社のホームページ、今日開設致しました

皆さ~ん、大変お待たせ致しました。

当初予定より10日間遅れてしまったのですが、大安吉日の本日、うちの会社のホームページ(HP)、産業支援ホームページがオープン致しました(^e^)

作成に当たって、幾つか工夫した点がございます。

まずは、このHP、骨組みはブログと同じ、Movable Typeを使って組み立てられております。最近、ネット通販なんかでもMovable Type仕様、というのは増えてきていると思うけど、検索エンジンに強い、というのが大きなメリットなんですよね。

さくら、これから平日はほぼ毎日更新で運営しておこうと思っておりますので、数ヵ月後には、間違いなくうちの会社のHPは検索エンジンではファッションに関する幾つかのキーワードで上位にランクされるようになると思うんですよね。

そして、RSSでサイト全体の更新情報が発信される、という嬉しい効果もある。RSSリーダーをお使いの方ならば、もう、うちの会社にメールアドレスやFAX番号、ご住所等をお知らせ頂かなくても、RSSリーダーでセミナーの最新情報をお知り頂くことが可能なのだ。

皆さん、ブックマークも良いですが、是非是非RSSリーダーをご活用下さいませ。

セミナーに関しては、これまで本当に長い間皆様にご迷惑をおかけしてきた。両国で開催している非営利事業としてのセミナーについては、経費節減のためPRのDMは通常は1回しか送っていない。だから、セミナー1週間前くらいになると、ちょくちょく「○○セミナーにはまだご入場できますか」というお電話がかかってきていたのだ。

今後は、空席状況を赤字で表示致しますので、HPをチェックして頂き即お申込み、というのが可能になる。

今回は予算の関係で(^^;; CGI(セミナーお申込みフォーム)は用意していないのだが、セミナー申込み専用のメールアドレスを準備致しました。今もMD講座の追加募集中ですので、我こそは、と思われる方はどしどしお申込み下さいませ。

更に、これまでうちの会社は、ベンチャー支援施設「KFCクリエイティブスタジオ」についてほとんどと言って良い程PRしてこなかったのだが、今回初めて、1期生と、現入居者の2期生のご紹介コーナーを設けさせて頂いた。

私は、こちらからお願いしてでも入居申込みして頂きたいと思うような、意欲とポテンシャルの高い方を自ら発掘する=スカウト、の活動にウエイトを置きたいと思っているのだが、全ての有望な新人、まして狭い意味でのファッション系以外の人材の情報を有している訳ではないですし、半分は公的な機関ですので、情報を広く世間に対して発信することについても重視していこうと思います。

1期生、2期生のご活躍ぶりを見て、「私もこの方々に続きたい」と思われた方、この秋には、3期生を募集する運びですので、ご関心のある方は是非こまめにサイトをご覧下さいませ。

ということで、これからは、HP内の「産業支援ブログ」という表のブログも加わって、個人ブログ「新・両国さくらのファッション・イン・ファッション(Fashion in Fashion)」、アパログさんの「両国さくらのネットで☆ファッション☆」と、3つのブログを回すことになります。

表のブログは社内で力を合わせて書いて参りますし会社としてのフォーマルな情報発信になりますので、その分、個人ブログではファッション業界のニュースやトレンド、ショップの動向など、一歩踏み込んだ分析を展開していければと思っております。

ここでの会社の話は、ウラ話の披露、という感じになってくるかもしれません(笑)。

表ブログは、コメント欄は設けておりませんが、産業支援ブログのページにトラックバックをかけて頂くことは出来ます。スパム対策のため、承認に若干お時間を頂きますが、良かったら皆様、セミナーの感想や弊社へのご意見など、ガンガンTBなさって下さい。

今後共、http://kfc-fashion.jp を末永く宜しくお願い申し上げますm(__)m

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無料レンタルブログの限界とは?」

2006年8月10日 (木)

デザビレで合同展「Rooms」エグゼクティブ・プロデューサー、佐藤美加さんのお話を聞く

やっぱりよそん家のセミナーはいいなぁ♪ 今日は、デザビレこと、台東デザイナーズビレッジさんのセミナーに久々にお邪魔させて頂いた。セレクトショップ向け合同展示会「Rooms」のエグゼクティブ・プロデューサー、佐藤美加さんのお話だ。

デザビレ村長の鈴木淳さんには、いつもいろいろとご指導頂いたり、販促にご協力頂いたりm(__)mと非常にお世話になっている。ブログ「どうすれば会社とブランドが育つか?」は、ファッション業界有数の中身の濃いブログで、毎日楽しみに読ませて頂いているのだが、さすがです。さくらが自宅に帰りパソコンを開けたら、既に今日のセミナーの話題がアップされていました。鈴木さんらしい、大きな視点で捉えておられますね。

今日聴講なさっておられた方の多くは、まだ若いデザイナーや起業家の卵の皆さん達だと思うので、そういう方々はどんな風に今日のセミナーを受け止められたのだろうか。

私が意外に思ったのは、「スクリーニングで落ちる確率は全体の10%くらい」という発言があったこと。世間では、Roomsさんは難易度の高い展示会だという風説が流れているが、そんなもんなんですね。

但し、「毎回約45%の出展者が入れ替わる」とも。一因は、出展料の高さにもあるのではないかと推察されるが、簡単に成果を得られず自らリングを降りるという方々が非常に多いのだ。

ファッション業界というのは、参入障壁は低いが、競争も激しい世界だ。プロとして認められ、売り上げを取っていくということは、やはり大変なことなのだが・・・。

今日はしかし、佐藤さんがこれまでどうやってご自身のキャリアを築いてこられたか、というお話を聞き、彼女の目線と意欲の高さに勇気付けられた方も多かったのではないかと私は思った。

鈴木村長も書いておられたが、「まず始めてみる」=初めに行動ありき、の姿勢の重要性を佐藤さんは力説しておられた。やってみて、わからないことがあれば人に教えを乞い、修正する。とりあえずは足を踏み出すことなくして、チャンスは訪れない。

重厚長大型の産業の場合は、時間をかけたリサーチが必要だったりするが、ことファッション産業に関しては、アクションの速い人でなければほとんど成功していないんじゃないかな、と私は前から思っているのだけれど、佐藤さんもやはりそういうタイプの方のようであった。

しかし、「Rooms」さんのお立場というのは、いわゆる一般的なメーカー、とか、卸、とか、小売業、といった、「作るか仕入れるかして、お客様に何かを売る」というものとはちょっと違う。

出展者とバイヤー、双方に対してニュートラルな立場にあるのだ。というか、厳密に言うと、よりお客様=バイヤー寄りの部分が強いかもしれないが、両者をn対nで結びつけるのが「Rooms」さんの役割である。

最近そういう話をある方としたばかりだったのだが、だから、出展者の商品をバイヤーさんに必死になって営業してくれる営業マンとかセールスレップ、という訳ではないんですよね。だから、出展しても発注がないかもしれない、という可能性が当然ある。

但し、「Rooms」さんの良いところは、誰にでも彼にでも八方美人的なPRを行っている訳ではなく、営業マンにはなってくれないが、展示会の環境整備、展示会としての方向付けをはっきりさせることで、結果として、質の高いバイヤーさんを集めることに成功しているところにあると言えよう。

それが、今日、佐藤さんのお話の中にもしばしば出てきた、「オリジナリティ重視」とか、あるいは、世界の展示会スケジュールにおいて一番早い時期に展示会を開催する、といったことなのだと思う。

だとしたら、当然、出展を希望される方がやるべきことは、「オリジナリティの高い商品を思い切ってぶつける」ということになりますよね。今日、イエローブース(起業間もない方向けの小型のブース)に関する質疑の中で出た通り。

私が色々な方々とお話ししていて感じるのは、「ここまでの商品を作ったら売れないんじゃないか」という心配をなさって萎縮しておられる方がかなり多いということ。特に、社内デザイナーとしてMDブランドを回した経験のある方がそうなりがちだ。

ただ、実際のところは、真のオリジナル、なんて、そんなに簡単に出来るものではないのだ。アパレル一つをとっても、洋服のシルエットそのものは1960年代に出尽くした、という話もあって、それ以降はそれの繰り返しになっているとも言える。

素材だって、自らプリントでも施さない限り、誰かとのバッティングがある訳だし、デザインにしても、どこかで見たものの焼き直し、というのが大多数なのである。

IT業界などと違って、既に成熟しているファッション業界。但し、「世界観」とか「フィロソフィー(哲学)」とか「イメージ」については、当然新しいものが出てくる可能性もあるし、メディアが発達している今は、クリエーターの人となりそのものがユニーク(例えば、「ノゾミイシグロ」なんかも一種のパフォーマンスアートに近いクリエーションだという見方も出来るだろう)、というウリもあると思う。

思い切って、なんていうと、表面的に激しい色柄やディテール過多の作品を思い浮かべる向きもあるだろうが、そういうことに限らず、透徹したエレガンス、といったものもあるだろうし、2007年春夏向けのアレクサンダー・マックイーンではないが、成熟→老いと死を見つめ、そのメタファーとしての若さ、トレンドを考える、といった発想なんかも、これからの日本には合っているように思うし。

何にせよ、普通企業内デザイナーをやっていたのではなかなかやらせてもらえないようなことを、この際ドーンとぶつけてみたらどうか、という風に、今日のお話を聞いて感じました。

但し、まだまだ新富裕層向けのマーケットというのが安定的に確立していない日本においては、クリエイティブアウト型のブランドが安定的にビジネスを継続していくのはかなり難しかったりする。今日は書くのをやめておくが、佐藤さんがセミナーの中で触れておられた「ミハラヤスヒロ」やアクセサリーブランド「イーエム」の成功には、それなりの理由があるように私も思うので、一定規模の売り上げが取れるようにしたいデザイナーさんは、全てを1人で賄うのもいいけれど、ブランディング及び商品戦略についてディレクションしてくれる第3者の指導を仰ぐ方が結果は早く出るのではないかという気もします。

それと、「Rooms」さんには、契約デザイナーを探しているアパレルさんや商社さんのスカウトマンもかなり来場しているように私は見ているので、よきスポンサーを「Rooms」の場で見つける、というのも、長く続けていく秘訣でしょう。

最後に、今日のセミナー聴講者とは逆の、ショップバイヤーさんの立場から言うと、「Rooms」さんのような展示会の存在は非常に有難いのではないかと思うのだ。東京の大手セレクトショップさんや有力百貨店さんは別だが、地方の個店さんにとっては海外の新進ブランドのエクスクルーシブを取るなんて相当に困難なことだし、昨今のユーロ高や、インポート専業卸、あるいは、ドメスティックな専門店向けアパレルさんの衰退など、本当に個店さんが商売を続けていくのには厳しい環境が長く続いている。

売り場に新風を吹き込むには、どうしても新しいブランド、新しい商品が必要だ。量販系のショップとは一線を画すためにも、「Rooms」さんのように、バイヤー本位の立場にたって徹底的にクリエーションを追求しておられる合同展の存在は、なくてはならないものになっている。

そういうニーズが存在するのだから、裏を返せば、頑張ったクリエーターさん、ブランドさんには、必ず引き合いはあるんですよね。さくらは個人的に、「○○件発注ありましたよ」といった話はよく聞いております。

皆さん、佐藤さんを見習って、勇気を持って行動しましょう!(さくらも陰のサポーターとして、頑張らねば、ネ)。

2006年8月 9日 (水)

アトリエ・アミーチで革小物作り

ホームページ作り、なかなかゴールに辿りつけません。今夜はMD講座と中国語会話が終わった後もう一仕事していたので、またまた帰宅が12時回ってしまった。今日は、日中アトリエ・アミーチさんのレザークラフトの体験教室に参加してきたので、そのことについて書くつもりだったのだ。コインケースを作ったんだけど、とても楽しかったです。生まれて初めてゼロ番の糸(しかもロウがひいてあった)を使って縫う、という貴重な体験だった。 選んだ革が柔らかいタイプのものだったので、コバ(裁断した切口。いわゆる、革靴のコバと同義)が毛ばだっていてなかなか綺麗にならなかったけど。 でも、自分の手を使ってものを作るって、本当にいいもんです。下手っぴなさくらをご指導下さったK専務、Sさん、本当にありがとうございました。 後で作品の写真をアップして皆さんにご披露致しますね。

PS.遅ればせながら、自宅でケータイを使ってMy手作りコインケースの裏表を接写しましたので、ご覧下さい。

こちらが表面。縫い目がバランバランなのはご愛嬌、です。

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こちらが裏面。ちょっと薄くて見えにくいんですが、「SAKURA」と刻印を入れてみました。

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2006年8月 8日 (火)

難行苦行

ホームページづくり、なかなか思うように進みません、ゼイゼイ。 ということで、週明けから疲れ気味なので、すみませんが今日もケータイから失礼します。 今日の小ネタ。ジューシークチュールって、リズクレイボーンの傘下に入っていたんだね。はずかしながら今日付けの繊研新聞さんを読んでいて初めて知った。道理で安定感のあるビジネスを展開している訳だ。ジューシー・・・というと、フリーズショップさんの店頭が思い浮かんでくる。日本への輸出額は今どれくらいになっているんだろうか。 眠いので頭が論理的な方向に働きません。竹田陽一先生の新しい本、「プロ社長」を少しだけ読んで寝ます。

2006年8月 6日 (日)

街行く人はファッション・マーケティングの宝庫

皆さ~ん、夜になっても暑いですねぇ。

仕事に追われる8月、ショップリサーチやニュースの分析の時間が取れなかったので、今日は私のマーケティングに関する雑感ボイスメモをどうぞ。

13分強です。長いので、お忙しい方はパスして頂いて結構です(笑)。

ちなみに、iTunesをダウンロードするのが面倒だ、という方、こちらのココログさんの「Podcasting Juice」のページのFlashで出来たDVDプレイヤーの操作画面っぽい画像に4つ並んだボタンの一番左の>をクリックして頂いても聞くことが出来ます。

まだまだ「Podcasting Juice」への参加者、少ないんで、皆さん、参入されるのなら、今がチャンスですよ。ファッション系のページには、何とあのユーミン様がいらっしゃるではありませんかm(__)m 有名人の方なので、ダウンロード数は公開されていませんが。何だか嬉しいような、恐れ多いような・・・。

「2006_08_06_22_33.mp3」をダウンロード

アパログに(株)もしものドロップシッピング会議について書きました

皆さん、さくらinネットカフェです。

貧乏なのでクーラーを所有していないさくら(^^;; あんまり暑いので、本業をネットカフェの中でやっておりました。こういう時、ソーシャルブックマークは非常に便利ですよね。私は「はてな」さんの「はてなソーシャルブックマーク」を愛用しておりますが。Yahoo!メールやG-mailも然り。

お陰で今日は、仕事がスイスイはかどりました。

ところで、先日このブログに、お誘いの書き込みを頂いた、ネットプライスさんの子会社、(株)もしもさんの「ドロップシッピング会議」に、昨日、参加して参りました。

主催者が劇団ブサイコロジカルさんになっていたので、寸劇でもあるのかと楽しみにしていたのですが、それはなくて、彼らも実際にドロップシッピングで水を売っておられるようで、その体験に基づいた発表が少しございました。

活動資金が少ない自主グループさんやアーティストの皆さんにとっては、ドロップシッピングっていうのはよい仕組みなんだなぁ、と改めて感じましたね。

本文を読みたい方は、こちらをクリックして下さいませ↓↓↓

「(株)もしもの、ドロップシッピング

ゼイヴェルがコレットと提携し、携帯のcollette.tvをスタート(H18.8.7WWDジャパン)

昨日書いた第4回JFW(東京発ジャパン・ファッション・ウィーク)の開催時期を、当初予定の1月29日から2月1日から見直す、という件だけど、8月7日付けのWWDジャパンさんには、「パリコレ直後の3月にズレ込む可能性が出てきた」と書かれていましたよ。

やれやれ、よかったですねぇ。関係者の体面が傷つかないような形で、うまく収拾がつきそうで。

そもそも、東コレに出ているデザイナーさん達の作品は、バイヤーの目から見てミラノやパリの作品とバッティングするゾーンじゃないでしょう。メインターゲットは、海外といってもアジアだと思うので、そこへ向けてしっかり販促をかければ良いのでは?3月の方が、恐らく商売になりやすいですよ。

さて、ゼイヴェルさんがらみの記事をあっちこっちに書いていて、読者の皆様にはわかりずらくて申し訳ないのだが、今日は半分はセレクトショップの話題、という解釈で、こちらに入れときました。

WWDジャパンさんのスクープ。ゼイヴェルさんが、世界的に有名なパリのセレクトショップ「コレット」と提携し、携帯サイト「collette.tv(コレット・ティーヴィー)」を8月11日にスタートするそうだ。

記事にははっきりと記されていなかったのだが、どうやらゼイヴェルさん側から仕掛けたのではないか、というニュアンスですね。

さっき、ネットで検索をかけてみたら、面白い情報がひっかかってきた。cashしか残っていないようなのだが、2年前の5月、私もしょっちゅうお買い物&お茶している代官山の「コスメキッチン」を同社がオープンした時のニュースリリースだ。その時既に、コレット出身者とのアライアンスを組んでおられたみたいですね。

まあ、それ以外にも、今のゼイヴェルさんクラスになってくると、国内のみならず、海外も含めて業界のトップゾーンの企業や人材とのコネクションは持てるだろう。

この間から、パリのジャパン・エキスポの件で、業界内に賛否両論を巻き起こしてきたゼイヴェルさんだが、さすがである。ひょっとしたらその賛否両論の火種を最初に蒔いたのは私のブログだったのかもしれないが、「オタクの祭典」に参加するリスクを犯しても、その映像をモバイルで配信する、更には、フランス国内での自社の知名度を上げる、という二重のビジネス上の効果を上げた訳だ。この結果には、頭を下げない訳にはいけませんね。

WWDジャパンさんに書いてあったが、collette.tvについては、売り上げよりも、ハイファッションに興味のある層や男性への訴求を狙っているようだ。そういう客層は、既存のガールズウォーカーやファッションウォーカーではまず取り込めないだろうから、イメージ戦略としては非常に良いと思います。

売り上げに関しては、輸入に伴うコストやデリバリーの問題があるので、本格的に取っていこうとすると諸々の問題が出るでしょうからね。コラボ商品や、化粧品、ガム、キャンディなどについて触れておられたが、それが正解だろう。

実際のところ、ファッションウォーカーですら、衣料品よりは、コスメ関連の方が月別の変動が少なくまだ安定した売り上げを叩いているのではないかと思える節も有る。単価も安く、商品スペックも安定しているので。最近同社からくるメルマガの内容を見ていると、コスメの訴求が大半ですよ。繊維ファッション系の業界紙さんには残念ながら通販の取材についてはあまり期待できないので、アスキーさんとか通販新聞社さん、ネットニュース系の記者さんに、きちっと取材してもらいたいものですね、ゼイヴェルさんを。

話は戻るが、collette.tvは同社全体の戦略にとっては恐らく小ネタ。最近いろいろあったので(というか、私のブログのせいなのかな?)、ゼイヴェルさんもファッション業界に対して「皆様のお陰あっての当社」みたいな情報発信が強まっているようだが、モバイルコマースは同社の事業の大きな柱の1つではあるが、全体から見るとそれが全てではない。

F1層の女性向けモバイルポータルサイトを運営している同社が向かうべき方向は、前にも書いた通り、1つは「SNS」。今後携帯向け検索エンジンが開発されれば現在のプッシュ型のメルマガ配信と公式サイト中心のケータイの世界が、パソコン(PC)のインターネットの世界に近い状態、いわゆる「ケータイ2.0」的な世界に激変することは目に見えているので。

だから、それまでに、消費者参加型の仕組みを確立しておく必要がある。

現時点では、その1つの有力な方法論である、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を、これまでのようなギャル層に偏った形ではなく、より幅広い男女に向けて、しかも、狭い意味での「出会い系」ではないものとして立ち上げ、成功に導くこと。

もう1つは、同社のモバイルに関するビジネスモデルのグローバル展開。特に、これから第3世代ケータイが普及する中国への進出、だろう。

ケータイで通販やコンテンツ販売を手掛けている企業さんの中でも、かつては通販の話で名前が出ることが多かったインデックスさんは、技術系ではなく商社(日商岩井)出身者がマネジメントしているだけあって、いち早くグローバル展開への布石も打っている。

もちろん、「SNS」はともかく、モバイルの世界なので「グローバル展開」は敢えてやらない、という選択肢もあり得るが。

コレットと提携したくらいで満足しないで欲しいですねぇ、さくら的には。これからは、モバイルの世界でもYahoo!(ボーダフォン→ソフトバンク)さんやGoogleさんがからんでくるんで、大局を読んで手を打つことは今まで以上に非常に大切になってきますよ、間違いなく。

2006年8月 5日 (土)

第3回JFW概要ー伊勢丹、ショー会場にー(H18.8.4付繊研新聞他)

第3回JFW(ジャパン・ファッション・ウィーク・イン・東京)の概要が発表された。

これまでも何度か私のブログでもご紹介してきたが、JFW=東京コレクション(東コレ)、という訳ではないのだ。「デザイナー・素材コラボレーション作品展」など、他の催し物も含まれているのだが、やはり、メイン・イベントは東コレである、と言い切って間違いないだろう。

よく考えたら、9月4日(月)から8日(金)なので、あとちょうど1か月しかない訳だ。デザイナーさん達も今年はお盆返上で大忙しでしょうね、きっと。

JFWさんの公式ホームページに、参加ブランドと開催日時、会場が掲載されております。メイン会場は、今回はテントは建てず、東京国際フォーラム、丸ビル、原宿クエストホールの3箇所となった。うち、原宿クエストホールについては、会場借料が無料という特別の措置が取られている。

目を惹くのは、伊勢丹新宿店さんで、「シアタープロダクツ」と「アトウ」の2ブランドのショーが開かれること。日本を代表する小売業の1社である伊勢丹さんが、東コレを積極的に応援する、という意思表示を示したものだと思われ、東コレにとっては心強いことだろう。

その一方で、伊勢丹さん自身にとっても、格好のPRの場となる訳だ。合わせて、将来有望なクリエーターとのつながりを持つ、という意味合いもある。前回の「セオリー」のショーに続き、今回は「ユニクロ」のショーを開催するファーストリテイリングさんと同じく、さすがにアクションが速く、目のつけどころが良い。

しかし、前にこのブログでご紹介したが、東京ファッションデザイナー協議会(CFD)も年会費を大幅に下げた結果、一挙に会員が100名を超える大所帯になったようだ。先般開かれた勉強会にも、東コレ参加クラスのデザイナーさん達だけでなく、産地の企業さんなど90名以上が参加されたとのことらしい。ファッション戦略会議の事務局にも大手企業さんの社員さんが加わって体制が強化されたと仄聞しているし、日本のファッション業界も、まだまだ捨てたもんじゃない、という気が致しましたね。

しかし、そうはいっても、人気ブランドがどんどん海外コレクションに行ってしまい、スター不在の東コレが盛り上がるかどうか、そして、活発なバイイングの契機となるかどうかは予断を許さない。クリエイティブ・アウト型のブランドであっても、有望な人材を意識して回りがスターに育てていくこと、そういう仕組み・仕掛け作りが絶対に必要だろう。

それから、日本の場合、まだまだ大手企業、中堅企業さんが有望な人材のスポンサーになるケースが少ない。1個人が何から何までやる、という体制で、そもそもデザインチームと背景にはプロの生産者まで控えている海外のラグジュアリーブランドにはなから太刀打ち出来るはずがないだろう。

東コレは新進デザイナーのデビューの場、という過去の時代の思い込みは捨て、アパレル企業が組織力を駆使して勝ちに行く体制を取る必要があるのではなかろうか?また、逆に、そういう場として活用できないものならば、そもそもドメスティックなブランドだけの構成では完全なローカルコレクションになってしまい今後存続する意味合いがほとんどなくなると思う。余程、アジアの若手デザイナー達のデビューの場として解放し、競争市場とした方が良いだろう。

それともう1点、繊研新聞さんの見出しには、「次期会期見直しへ」の文字が躍っていた。平成19年1月29日~2月1日というのは、パリ・メンズコレクションと重なっているので再調整が図られているらしい。

前にも書いたけど、私は、現時点ではニューヨークコレクションより前、という日程に固執しない方が良いのではないか、と思っている。素材のトレンドをみて、じっくりとよいものを作るには時間が足りないように思うからだ。それに、いくら早く作品を発表しても、目の肥えたバイヤーはいいと思えないものはバイイングしないだろうから。時期の前倒しは実力がもっとついてからでも良いのではないか?

ニューヨークコレクションより前になると、お盆だけでなくお正月も返上、となってしまうから(笑)、という訳ではないんですけどね。ほんと、デザイナーの皆さん、年間サイクルがどんどん前倒しになっているので、リズムがつかめるまでは大変だと思いますが、気持ちを前向きに持って、頑張って下さい。

2006年8月 4日 (金)

UA、新実験店「LWT」9月、南青山に出店(H18.8.3繊研新聞)

いや~、来ましたねぇ、UAことユナイテッド・アローズさんの新しいUAラボ(実験店)。

皆様、まずは、このニュースリリースをじっくりとご覧下さいませ。これは、かなりとんがってますよ。UAさんらしい、果敢な試みですね!

南青山に9月にオープンする新店はその名も「リカー,ウーマン&ティアーズ(LWT)」。日本語に訳すと、「酒と女と涙」ということになるのだろうが、大人を意識した、かなり意味深なネーミングである。

この新業態のコンセプトは、「革靴を履くことと、スニーカーを履くことは同じ」なのだそうだ。以前、旧ブログの「両国さくらのファッション・イン・ファッション(Fashion in Fashion)」に、藤原ヒロシ氏のファンの皆様に怒られそうなこんなエントリを書いたことがあったが、世の中のリーマンと呼ばれる人種、もしくは、経営者であってもお堅い業種のそれであれば、オフの日はともかく、オンタイムにスニーカー、というのはビジネスの世界では普通はまず許されない。

しかし、それがあてはまらないお客様、というのも、実はかなり存在するのだ。ドレスコードがない、いわゆる、クリエイティブなカタカナ職業の方々、美容師、飲食業、水商売などの自由業系、ガテン系のお仕事。そして、東京の場合は更に、芸能人やプロスポーツ選手なども大勢いる。このブランドのイメージターゲットは、そういう高額所得者でファッション好きの方々なんだろう。

大人向けのヒップホップやR&Bファッションで、足元はスニーカーで固めるとしてボトムやトップスに何を持ってくるかが大問題、そこいらのガキンチョと変わらない格好になってしまってはいけないので、これはウルトラC級に難易度が高い提案だと思うのだが・・・。

ニュースリリースの2枚の写真通り、トラッドベースなんだけどかなり濃いアイテム同士をぶつけており、強烈な個性、ワイルドさがぷんぷんと漂ってくるコーディネートになっていますよね。

正直、たぶん1つ間違うとかなりヤバイ。ださい感じになってしまう危険性もあるのだが、「俺はこういう服が好きなんや」と勢いで着倒した者が勝ちって感じですね。本来的には、黒人の方なら、頭がちっちゃくて背が高くて手足が長い方でも、逆にマッチョな体型で胸板がすごく厚い方でも一番こういうスタイルははまるんでしょうが。

しかし、このニュースリリースを読んで思ったんだが、実際のところ、音楽の趣味って如実に世代間格差を表しちゃうんですよね。さくらくらいの、40前後以上の男性の中には、実はヒップホップが好きでない、という人が多かったりする。昔、FMラジオにかじりついていたり「ベストヒットUSA」などを見て大人になった世代は、ロックでないとリズムが取れないのだ。半拍とか、3分の2拍とかずらして歌う、というのについていけないんですよ。もちろん、カラオケでも歌えまへん(笑)。

それから、ヒップホップの面白さは、音だけでなく歌詞の方にもかなりあるんですが、ロック世代はメロディー重視なんですよね。楽器で言うと、ロックはギター重視で、ヒップホップは打楽器重視。

私は音楽にそんなに詳しい訳ではないのだが、R&Bは40代以上でもいけるだろうけど、ヒップホップ×トラッドを受け入れられるのは、恐らくiPodの中にヒップホップ系の音楽を沢山入れて持ち歩いていると思われる団塊ジュニア以下、になるんじゃないだろうか。やはり、実際購入するのは大人は少なく、その年代以下の若い客層で、前述の自由業系高額所得者及びファッションフリークが多くなるような気がするのだが・・・。

と、お客様に先入観を持ち過ぎてはいけません。さくら、尖りすぎて同世代からはみだしておられる方は大好きなんで、「こういうお店を待ってました」という40代以上の方、是非是非このブログに書き込み&トラックバックなさって下さいませ。

というか、もうさくらと同年代以上だと、ファッション系ブロガー、というのもたぶん天然記念物的に希少な存在だと思うんだけどね(笑)。

ご参考までに、UAさんがこの秋イチオシだという、70年代の香りが紛々と漂う濃ゆ~いアイテムの公式サイト達を是非どうぞ。公式サイトの方には一部女子向けのアイテムもありますぞ。女子がそういうスタイルだともっともっと尖ってて、かなりかっこよく目立つと思います。

Vanson(バンソン)

Belstaff(ベルスタッフ)

Ray-Ban(レイバン)

最後にもう1つだけ。レザーアイテムが多いので価格帯の幅がかなり広いことと、アイテム構成でウェアと雑貨が半々になっている、ということにも注目したいと思います。

アパログにもブログ連載中↓↓↓

「Yahoo! Days(ヤフーデイズ)に登録してみました」

2006年8月 3日 (木)

三浦展さんのセミナー「下流社会の男と女ーファッション業界への影響をどう読むかー」

(今日はもう1つエントリをアップしましたので、1つ下の欄からお読み下さい)。

今日は待ちに待ったカルチャースタディーズ研究所主宰・三浦展さんのセミナーの日。

このセミナーのきっかけを作って下さった私の知人が都合でご来所頂けなかったのが非常に残念だったのだが、地元の有力企業の社長さん、狭義のファッション系企業さんだけでなく、生活雑貨関連や金融機関の方々、区外のファッション系企業の役員の方、ファッション業界では有名なコンサルタントの方々、三浦さんの著書を読んで消費者の二極化の問題に関心を持ったという方々など、問題意識の非常に高いお客様にお集まり頂き、非常に盛り上がりました。

うちのセミナーに頻繁にお越し頂いている方は、いつでもご質問がかなり多い、というのはご存知だと思うけど、今日はいつも以上に相当に活発でした。もっともっとお時間が欲しいくらいでしたね。

しかし、今日の本論であるファッションやライフスタイルビジネスの話以前の部分、今のヤングに、「自分は下流である」という風に思っている人が増えている、という話は、非常に衝撃的だった。

バブル崩壊以降の長い不景気の間は、本当に就職難の時代だったのだ。今の20代に、派遣社員やフリーターが多いのは、本人達だけの責任ではない。今日のセミナーで、1993年から今まで、正社員の数は全く増えていない、増えているのは派遣社員とフリーターという話があったが、今の20代の人達は本当に経済環境に痛めつけられてきている、という気がする。

今日テキストとしてお配りした三浦さんの新著(読売広告社との共著)『上流な私?下流な私? いまどきの女性のココロと生活』(PHP研究所刊)の巻末には、「(前略)普通に努力し普通に働く普通の女性が求めているのは、普通の給料を得て、普通に結婚して、普通に子育てをし、その子供が普通に勉強していれば、普通に大学に行けるような、そんなささやかな中流の幸福ではないのか?」(P254~255より引用)と述べられている。三浦さんのことを、格差社会を肯定している人ではないかと誤解されている向きも世間にはかなりいらっしゃるようだが、そういう方には是非一度三浦さんの新著をじっくりと手にとってお読み頂きたいと思います。

今日のセミナーの中には、細かい点で非常にビジネスのヒントになるような興味深い調査結果がかなり含まれていたが、そのうち幾つかをピックアップしてご紹介させて頂こう。

その1:団塊の世代の男性はファッションには全く興味ナシ!

びっくりするような、情けないような、でもわかるような気がする話だが、全国の団塊の世代の男性100人に興味のあることを複数回答してもらったら、何と、本当にゼロ、だったらしい。

ダントツで多いのが、「レジャー、旅行、娯楽」で、次に「住宅リフォーム」と「グルメ」がぼちぼち、という感じのようだ。

この世代については、見かけほどゆとりはないのではないか、例えば借金が残っていたり、自立していない子供、介護しなければならない親がいる等々の事情がある人達も多い、という説もあり、しっかりとしたリサーチが必要なように私は思う。

ただ、三浦さんがおっしゃっておられたように、レジャーや旅行にからめた服に関しては支出は惜しまないだろうと思うのと・・・。

たぶん、その上の世代と違って、初めて「おじいさんになっても一生ジーンズを履き続ける世代」になる筈だから、当然トップスも靴もベルトもそれにあうスタイルになる、というのは容易に想像できますよね。

その2:未婚派遣社員が好きな趣味は、「アロマ」「お茶」。

これは、納得、という感じである。お家の中でまったりほっこり、という感じで楽しんでいるんでしょうね。

「お茶」の中には、「紅茶」「中国茶」「日本茶」などがあります。さくら的には、どれも好きだったりするんですが(^^)

この辺のアイテムは、ファッションのショップをやっておられる方が少し品揃えするには非常に良いものばかりだ。むろん、それに特化した専門店さんには勝てないから、あくまでも売り場のスパイス的な存在として。

ギフトショーに行くと、ファッション業界向けに小ロットでオリジナルを作って下さるようなメーカーさんが何社も出店しておられます。

また、未婚派遣社員の気分は、リアルショップ以上にフェリシモさんや千趣会さん、リクルートさん辺りの通販カタログさんなんかの方がうまく捉えておられるようにも思う。この層は、結婚しても通販のよいお客様であり続けてくれる可能性が高い層だと思うのだ。「上」でも「下」でもない、リアルショップがとりこぼしている実は狙い目のお客様だったりするように私は思います。

その3:1年間に5万円以内しかヤングは服を買っていない!?

18歳から37歳の女性の階層別の洋服年間購入金額だが、「0~5万円未満」が、「上」で29.3%、「中」で37.4%、「下」で53.5%もある。

「上」の場合はさすがに「20万円」以上も30.1%存在するのだが。

この辺の金銭感覚は、ファッション業界内にいて、友達も業界内の人間が多いとかなりピンとこなくなる部分だ。往々にして業界の皆さんはバンバン服を買う傾向が高いと思いますんで。

「5万円」なんていうと、百貨店系平場ブランドならば、ジャケット、スカートとインナーを1セット買えばほぼその金額に達してしまう。

この場合の「上」「中」「下」は自分自身を自分がどう思っているか、という分類手法なので、「上」でも今は専業主婦、という層もいるのだろうが、テキストのP95に出ているもう1つの表、所得別の洋服年間金額を見ると、年収と洋服購入額の間にははっきりした相関関係がやはりあるようだ。

「年収400~599万円」の人は「5~20万円未満」が55.3%、「年収600~799万円」の人は「20万円以上」が50.0%もいる。

これくらいの金額出しておられる方は、春夏、秋冬とそれぞれ最低1揃いずつはきちっとした通勤着を揃えておられるように思う。百貨店さんのキャリアのフロアはこの層がメインターゲットになるだろう。

但し、この統計、よく注意してご覧頂きたいのだが、「洋服」ということで、服飾雑貨とコスメは入っていない。団塊ジュニア以下の世代では(特に代官山系ファッションとかセレクトショップ好きの層)は靴にお金をかける人は多いし(この秋冬も、たぶん10万円のライディングブーツを買って服は古着、なんて人も結構出るとさくらは思うんですよね)・・・。

今や、「百貨店ではコスメしか買わない」というヤングはかなり多い。

それから、アクセサリーに関しては、衝動買い的にチョコチョコ買っている、という方は女性では相当に多いと思う。私も岡山から持ってきたお菓子の缶にヘアアクセをてんこ盛りに入れているんですが(^^;;

コスメもアクセサリーも、服と違って場所は取らないですからね。

「服が売れない」時代に服屋さんがどうするか、を考える時、いろいろな戦略があると思うのだ。例えば、(1)年収400万円以上の「上」の層に少し価格は高くとも良い服を売っていく、(2)「下」の層を低客単価×多客数で押さえる、(3)「中」狙いだが、衝動買い出来るような雑貨の品揃えを増やす、(4)同じく「中」狙いで、洋服を雑貨感覚で買って頂けるように仕向ける、等々。

細かく言い出すときりがないのでこの辺でやめておくが、女の子達は決して全くものを買っていない訳ではなく、消費の仕方(何を買うか、どこで買うか)が変わってきている、ということなのだと思う。

今日の三浦さんのセミナーは、読売広告社さんと共同で実施された大規模な調査の結果を踏まえた内容で、単なる仮説ではなく、客観性が高いものだった。その貴重なデータを基にいろいろなビジネスが考えられると私は思ったのだが、皆様はいかがでしょうか?

もう1つの視点として、墨田区役所さんも「ビズスタイルすみだ」という先駆的な試みを開始しておられるのだが、フリーター、派遣社員ではなく正社員になりたいと思っている若い人達を、中小企業さんは積極的に雇用し、彼ら・彼女らのやる気を引き出す、ということも考え実行していくべきだという気が致しました。

三浦さん、お忙しい中、両国までお越し頂き、本当に有難うございました。常に精力的に調査・研究や執筆活動をなさっておられる三浦さんの次回作に期待致しております。

2006年8月 2日 (水)

「OC-X(オーシーエックス)」が日経MJ1面に出ていた!

帰りの電車の中でおもむろに今日付けの日経MJを広げて、びっくり致しました。

われらがOpen-Clothes(オープンクローズ)の新井代表が、顔写真入りで1面の「マーケット仕掛人」のコーナーに登場しているではないか!

いやはや、いつもお世話になっているオープンクローズさんがやっと段々売れっ子になってきたので、さくら、本当に嬉しいです(^^)

実は私自身の本業の1つは会社のベンチャー支援施設に応募して下さるファッション系ベンチャー企業やクリエーターさんのスカウト、なんだけど、その本業に、今は結構同社の新進ブランド紹介サイト「OC-X(オーシーエックス)」を活用させてもらっております。誰を発見したか、ということをここで披露するのは差し控えさせて頂きますが。

たまたま先月と今月は展示会が少ない時期だが、来月からはまたこちらのサイトも毎日のように新しい情報が掲載されてくると思う。東京の方はもちろん、地方の方でそんなに頻繁には小さな合同展示会まで回れない、という皆様も、是非ご愛顧下さいませ。

そうそう、同社の取締役のK君に先日セミナーの時に大分助けて頂いたから、忘れないうちにお礼しとかなくっちゃね。記事を見たお陰で、良いことを思い出しました。

会社の新HP 、少し遅れます

もう8月か、なんて言ってる場合じゃないのだ。 皆さん、本当にごめんなさい。当初の予定では、今日会社の新ホームページが完成している筈だったのだが、とうとう間に合いませんでした。 楽しみに待っていて下さった皆さん、申し訳ございません。業者さんもうちの職員も一生懸命頑張っておりますので、今しばらくお待ち下さい。 そういう訳なので、海、行きたいんですが、我慢、我慢・・・。 話は全く変わるけど、さっきぼんやりしながらシュプールの9月号を読んでいたら、トップショップの話題が出ていた。レディスのハイエンドライン「ユニーク」がコム・デ・ギャルソンの期間限定店に入荷するという記事。 そうだった、ラフォーレ原宿さん内の新店だけじゃなかったんですよね。 感度の高い層、流行の先行層から取り込んでその後ボリュームへ拡大、というマーケティング的に見て非常に巧いやり方だ。 これは是非、両方の売り場を見に行かねば。 コム・デ・ギャルソンで思いだしたが、東コレ改革について川久保玲さんの発言が全くないことがすごく気になる。当然、雑誌も業界紙も取材は申し入れていると思うが・・・。

2006年8月 1日 (火)

お宅のワンコにも是非!「グッチ(GUCCI)」のお帽子

29日(土)付けのエントリ「『VOGUE』USA版片手にネットでファッション」の続きネタを。

調子にのってスイスイネットサーフィンしていたら、アメリカの富裕層をターゲットとする高級百貨店、ニーマン・マーカス(Nieman Marcus)のサイトで、「グッチ(GUCCI)」の秋物商品に、こんな洒落たアイテムを見つけちゃいました。

カワイイ~ッ!! うちのワンコにもかぶせてあげたい、と思われた方も多いでしょうね。あくまでも「グッチ(GUCCI)」らしいデザインをそのままドッグ用に落とし込んでいるので、ちょっときりりとした印象に見えるのが尚更「良家のワンコ」らしくてGoodです。

今日も確か繊研新聞さんにナイガイさんの「フィフィ・アンド・ロメオ」の全面広告が掲載されていたように記憶しているが(すみません、手元に新聞がないので、もし間違っていたらごめんなさい)、犬向けの市場、というのは、本当にまだまだ深掘りが可能なように思うのだ。

それともう1つ、ついでに書いておくが、ノードストローム(Nordstrom)のサイトのデザイナーズ・コレクションのコーナーでは、商品写真は数枚ずつ(例えば、前からの全身写真、後ろの全身写真、後ろの下半身のみ、パンツのポケットディテールの拡大の計4枚とか)用意されております。

写真の右下の「PHOTOS」の文字の右、「>」がグレー色に代わっていれば自動的に写真は入れ替わります。3Dで360度クルクル回る訳ではありませんが(笑)。

その辺にも是非ご注意してご覧下さいませ。

アパログにもブログ連載中↓↓↓

グリー(GREE)、KDDIと資本・業務提携

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