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2006年9月20日 (水)

ダリ回顧展

忙しいので、暫くファッション以外のニュースをチェックする時間が十二分に取れなかった。秋にオープンした新店にも足を運ばなければならないのだが、落ちついたら美術展を見に行きたいなぁ、と思ってサイトをチェックしていて発見してしまった。

ダリ様の展覧会。今年で生誕100年になるのを記念した「ダリ回顧展」は、上野の森美術館で、23日から来年1月4日までのロングランで開かれるようだ。

私の場合、ダリの絵を見ていて、真っ直ぐに元気になれるというよりは、体が地べたにズルズルと沈んでいく、といった感じを受けるんですよね。有名な、「記憶の固執の崩壊」の、空に浮かんだゆがんだ盤面の時計を見ていると、見ている側の自分も、体をくねくねと歪めてみたくなってくる。

自然と、現代舞踏のような動きをしたくなってくるのだ。もし自分がアーティストだったとしたら、ダリにインスパイアされたらそういう方向の表現に走ると思うんですが・・・。

これだけのインパクトのある芸術表現を見て、ダリと同時代を生きたファッション業界人の中にも影響を受けるデザイナーが出てくるのは至極当然のことだろう。それがスキャパレリだ。ダリが好んで用いたオマールエビのモチーフのドレスとか頭の上に靴を載せた「Shoe Hat」などのようなシュールな表現は、ダリとの交流の中から生まれたものである。

ひょっとしたら今回の展覧会の後、次シーズンのコレクションでシュールレアリズムをテーマにする日本人デザイナーさんが出てくる可能性もあるかもしれないですよね。

余談になるが、さっき「スキャパレリ」と日本語のGoogleのサイトで検索してみたら、115,000件もヒットした。同姓の有名人の存在もあるが、香水の「エルザ・スキャパレリ」がネット通販でかなり販売されているためのようだ。

さくら、香水にはかなり疎い方なので、「エルザ・スキャパレリ」がどんな香りなのか恥ずかしながら知らないんですが、「ダリ回顧展」には何だかこの香水をつけて行きたい気分になってきました。

もう1点、「ダリ回顧展」の公式ホームページの下の方を見ていて気付いたのだが、このサイトはフジテレビさんによって厳密に著作権が管理されており、ダリの絵の画像には電子透かしの技術が使われているそうだ。

ちなみに、例えば富士通ソフトウェアテクノロジーズさんが扱っておられる電子透かしシステムのお値段はこのくらいなんですが、著作権の問題が心配ならば東京コレクションを含めたJFW(Japan Fashion Week in Tokyo)のサイトにもこの技術を導入してはどうだろうか?

この程度の経費すら出せない、というようでは辛いのだが、それなら尚更、こういう場面こそが経産省の出番なんですよ。予算がなければ、IT関係の企業さんの協力も得て、デジタルアーカイブの権利保護のための実証実験にでもしてもらえばよいのではないか。今ネットで検索をかけてみたら、画像だけでなく、動画でも電子透かしの技術は存在するようですよ。

現状のJFWのサイトは、バイヤー、ジャーナリスト、一般のお客様のためのプライバシー・ポリシーはしっかりと確立されている。だが、残念ながら、画像には見ての通り「COPYRIHGT Fashion Strategy Forum」の文字が下に全部入って、あまり美しいとは言えない状況になっている。

まあ、「コレクションのデザインを参考にさせてもらう」というのが常道のアパレル業界では、逆にそこまで厳密にはやらない、という方が良いのかもしれないが・・・。とにかく、技術は日進月歩で激しく進歩しているので、権利を守ろう守ろうと後ろ向きになるのではなく、前進しながら新しい時代に合った著作権のあり方というのを考えていった方が良いように私は思いますね。

アパログにもブログ連載中↓↓↓

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