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2006年12月 5日 (火)

金沢旅行編その1:金沢21世紀美術館「北大路魯山人展」

皆さ~ん、ほぼ3日間もお休みを頂戴してしまってごめんなさい。バタバタしていて、お休みに入る前に不義理も多く、本当に申し訳ございませんでした。

実は、私用もこなしたりしていたんですが、週末は随分前から行きたい、行きたいと思っていた金沢21世紀美術館についに行って参りました(^^)

こちらは、本当に素晴らしい施設でした。現時点では、日本国内でキュレーションのレベルがトップクラスなのではないかと思う。外に向かって円形に建物が配置されているという美しく外からの見通しが良い建築デザインも、市民に開かれた美術館を意識したものだと思うし、催し物の内容も、先鋭なものと集客が見込める大衆的なものとのバランスがうまく取れている。

私が訪れた12月2日(土)は、現代美術の4作家(岸本清子、木村太陽、イ・ブル、草間彌生)の作品から構成された「リアル・ユートピア 無限の物語」と、「奈良美智展 Moonlight Serenade」、同館の常設展「Collection Ⅱ」、「生活の中の美 北大路魯山人展」の4展に、更に公募展と、夜はダンスのイベントまで開かれていた。

これだけ盛り沢山のアート展&イベントが1つの美術館内で開催される例は、東京でもほとんど見られないと思うのだが、特にこの日は、魯山人の展示が最終日の1日前ということもあってか、非常に多くのお客様が詰め掛けていた。

どれもこれも、本当に強いエネルギーを感じさせてくれる展示ばかりで、いろいろと書きたいことは多いのだが、伝統工芸関連のビジネスに携わっておられる方々も多い金沢の地元の皆様にも非常に好評だったような魯山人に関する展示について少しご紹介しておこう。

今回の展覧会は、何必館・京都現代美術館の魯山人コレクションの中から代表作を選りすぐって展示していたものらしい。場内の作品は「陶」「書」「刻」「茶」「花」「食」「季」の7つのテーマに分類され、テーマに合った形で作品が引き立つように美しく展示されていた。

「陶」のコーナーには、備前、織部、志野、久谷など、幅広い産地の様々な土や技法を用いて自由自在に編み出された作品が並んでいた。小皿から大きな壺に至るまで、アイテムも多種多様で、絵付けの作品でも非常に緻密な柄行きのものから、大らかに感性の赴くままに描かれたのであろうというような蟹や草花の絵まで、その守備範囲の広さにまず驚かされる。

作品を作成する以前の、バックグラウンドとなる知識の幅広さもさることながら、職人的な拘りが狭く小さな対象領域の深掘りに留まらず、次々と広がりを見せていっていることに、非凡さを感じずにはおられなかった。

「花」のコーナーでは、花器にさりげなくお花が差し込まれている。このお花、生けられた方は非常に気を使われただろうなぁ、難しかっただろうなぁ、と思いつつ拝見。

「自然美がわかって後、止むに止まれなくなって、切花を部屋に生けるのが、真の生花である」(展覧会場のパネルより引用)。同様のことをおっしゃっておられる華道の家元の先生方は多いですよね。

それに続く言葉、「花半開という。けれども、真に賞玩物を喜ばせる花の美しさの頂上は、二分咲き、三分咲きの頃だ」は、世阿弥の「花は散り際こそ美しけれ」という名言と比較しても興味深い。

本展のクライマックスは、私は何と言っても「食」のテーマだと思った。あまりにも有名な名言「器は料理の着物である」という言葉と合わせて、魯山人の食器類を複数用いて和の食卓を再現している大きなコーナーがあって、その1点1点の面白さ美しさもさることながら、組み合わせによってそれらが醸し出すハーモニーが、より複雑で豊穣な味わいを生み出している様は、圧巻であった。

それぞれの分野でバラバラに育ちつつあった日本ならではの美意識というものを、トータルでコーディネートしたという先見性は素晴らしいと私は感じた。「衣」と、ここにきて急激に多様化、個性化が進んでいる「食」以外の分野、例えば「住」や「文化」「哲学」「歴史」などのリベラルアーツに関しては、まだまだ不十分な状況にある現代の日本人が魯山人から学ぶところは非常に多いのではなかろうか。

そして、魯山人の美は、表面的なケレン味や過剰な技巧に走らず、「自然美礼賛一辺倒」(展覧会場のパネルより引用)であることも、時代を超えて愛でられる秘訣ではないかという風に感じた。

ご参考までに、ジモティのブロガーの皆さんの「北大路魯山人展」に関するエントリをご紹介しておきます。金沢には繊維は元より、伝統工芸や食などの分野のプロの皆さんが多く、芸術系の大学さん専門学校さんも数多いので、非常に質の高いオーディエンスの方々が多いですね。

一般的には、美術館が出来てから、館が顧客を育てていく、というパターンが多いと思うのですが、立ち上げの段階で既にオーディエンスのレベルが高ければ、もう遠慮なくガンガン面白い仕掛けを市民の方々と一緒になって展開することが出来るという気がします。

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PS.先週末のポッドキャスティングは、都合によりお休みさせて頂きましたm(__)m 金沢で録音する暇がなかったのです・・・。ゴメンナサイ。

アパログにもブログ連載中↓↓↓

12月1日付けのエントリに誤りがございました

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