JCレポートその3:(株)エスシーネットワーク・島田浩司氏のセミナー
H&Mの日本進出の話題のお陰で、昨日(もう日付変わっちゃいましたからね)のアクセス数はやけに多かった。
ピンと来て、ココログのアクセス解析のページで、「訪問者が利用しているブラウザの言語設定」の項目を見たら、面白いことがわかりましたよ。
過去4か月:1位日本語95%、2位英語4.3%
一昨日:1位日本語89.3%、2位英語7.7%
昨日(午後11時30分まで):1位日本語82.9%、2位英語10.6%
いやはや、一体誰が何のために昨日今日とわざわざ英語圏からさくらのブログを見にきておられるのか。海外在住者でも日本の企業とのやり取りの多い日本人なら日本語設定にするでしょうからね。凡そ想像は付くんですが、軽いノリで書いてますんで、あんまり真剣に読まないでチョ(笑)。
さて、何か間延びした感じもするんですが、JCことジャパン・クリエーションレポートの最終回です。
本業の方でもお世話になっている(株)エスシーネットワーク東京支社長・島田浩司氏のセミナーを聴講してきました。
台東デザイナーズビレッジの鈴木淳村長も書いておられたんですが、さすが島田さん、という感じの、聞き応えのあるセミナーでした(リンクさせて頂きました)。
「店頭リサーチでは、デザインではなく、(ビジネスの)構造を見るべし」というのがセミナーのキモの部分で、特に価格調査の重要性を指摘しておられたことには全く同感です。
昔は全て店頭に行って調べる必要があったんですが、今は、ネット通販が発達してきたので、価格調査はすごく楽になってきたんですよね。皆さん、ネットも使いながらサクッと調べましょう。
何か、これ以上セミナーの要約を書いてもつまらないので、今日はFB(ファッションビジネス)若葉マークの皆様のために練習問題を1つ。
わが故郷の岡山に「サンマルクカフェ」さんというのがあります。東京にも店舗がかなり出来ていて、全国区になりつつある優秀な企業さんなんですが・・・。
この「サンマルクカフェ」さんと、「ドトールコーヒー」さんと、町のパン屋さんの、ドリンクとパンの価格帯を比較してみて下さい。飲食業の価格戦略はアパレルよりは商品の変更が少ないのでわかりやすいと思います。サンマルクさんの戦略がクリアに見えてきますので。
「うちの近所にサンマルクカフェはあらへん」という貴方、こちらのウェブサイトにメニューが出ておりますので、こちらを参考になさってみて下さい。
ちなみに、「サンマルクカフェ」さんが立地にもよるが賑わいを見せている理由は、商品ラインナップと価格設定以外にもあって、パンを一度に少量しか置かず常に焼き立てを出すようにしていること(ワールドさんの「OZOC」の戦略と同じですね)、すっきりとした内装にしてカップルや女性客でも入りやすい雰囲気にしていること、喫煙席の面積を広く取って煙草を吸うために喫茶店に入店する客層を取り込んでいること、の3点もかなり寄与しているように思います。
敢えて回答は書きませんので、皆様で考えてみて下さいネ。
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