イオン、イオンモールとダイヤモンドシティの合併を発表(H19.3.20NIKKEI NET他)
さっき、NIKKEI NETさんをチェックしていて、目にとまったニュース。
ダイヤモンドシティには以前は三菱商事さんも出資していたのだが、昨年イオンの100%子会社になった時点で、こうなることは予想出来ていたのだが。
例えば、私の故郷の「イオン倉敷ショッピングセンター」と、ダイヤモンドシティとどう違うの?って感じ、前からありましたからね。
ただ、両社合算の売上高が現状1,000億円というのが、「合併会社は11年2月期に売上高を2000億円に倍増する計画だ」(NIKKEI NETより引用)という発表には、うーん、と首を傾げざるを得ない。目標は高めに、というのはよくある話なのだが、現実的に考えてこんなに伸ばせるんでしょうかねぇ。
今秋、改正都市計画法が施行されれば、郊外立地への10,000平米超の大型ショッピングセンターの出店は困難になると思われるし・・・。
日本の人口が漸減していく中で、都市回帰、の傾向も見られる。
ライバルの商業施設デベロッパー・三井不動産さんは、もともと都市近郊でのSC開発に強い。対してイオン&ダイヤモンドシティは、いずれも郊外型主力である。
しかも、核テナントにどうしてもジャスコさんを含んだ構成、というところから出発せざるを得ない、という弱みもある。
都市型のLSC(ライフスタイルセンター )の開発では一歩先んじている三井不動産さんに対して、どのような対抗策を打ち出してくるのか、今後の展開に注目したいですね。
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