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2007年3月16日 (金)

TPS(桐生テキスタイルプロモーションショー)とCBF(クリエーション・ビジネス・フォーラム)

今日は、午前中は外苑前のテピアで開かれていたTPS(桐生テキスタイルプロモーションショー)に、午後は有楽町の東京国際フォーラムのCBF(クリエーション・ビジネス・フォーラム)に行ってきた。

TPSは今回でもう19回目という、産地展の中では老舗の部類に入る展示会だ。桐生山地の和装向け、洋装向けのテキスタイルと刺繍・加工関連の有力メーカーが集結しており、かなりレベルが高い。特に、きちっとトレンドを把握し、それぞれの企業さんが自社の得手とする技術に落とし込んでいるところに見ごたえがある。

これはやはり、長年勉強、というか研究と、展示会を継続してこられたことの賜物だろう。こちらの産地は元々シルクから派生した複合織物に強く、北陸の産地などとも競合する部分があるのだが、価格的に高めであっても質感の高さ、風合いの良さで差別化している。

特に2007~2008年秋冬シーズンは、桐生産地にとっては追い風が吹いていると思うんですよね。6月にこちらのブログでご紹介したLLP起龍の皆さんにも再会し、ついに桐生市内にショールーム兼ショップを出店されるというおめでたいお話を伺うことも出来た。皆様、頑張って下さい(^^)/

一方のCBF。いやはや、こちらも凄かったっす。聖徳記念絵画館前の特設テント横で開催された第2回目と3回目は集客に非常に苦労しておられたのだが、前回から東京国際フォーラムに場所を移し、利便性とイベントそのものの存在の認知度も上がってきたのか、来場者数も急激に上向いてきていたのだが・・・。

今朝は、何と行列まで出来る程混雑していたのだとか。私が会場を訪れた午後も、IYの会長さんとか政治家の森喜朗さんとか、超VIPも来場し、一般のお客様も非常に多かった。

たぶん間違いなく、来場者数は過去最高をマークしているだろう。

名刺交換や商談も活発なので、「CBFに出たい」という方も急増しているようだ。今回既に、希望しても入れない、という方がおられたようだが、次回は恐らくもっと倍率は厳しくなりそうですね。

ご承知の通り、CBFの特徴はCFD(東京ファッションデザイナー協議会)傘下のデザイナーと出展企業とがコラボレーションし、2次製品を開発、展示していることだ。毎回、素晴らしい仕上がり振りなのだが、今回も力作揃いでしたね。

それと、こちらのもう1つの特徴は、染色関係の企業さんも数多く出展しておられることだ。JC(ジャパン・クリエーション)でもほとんど見ることがない企業群の実力を間近に見ることが出来る。

うちの地元の出展者の方々も、だから、非常にCBFの存在を喜んで下さっております。

社名を挙げるのは差し控えたいが、回を重ねるごとにめきめき商品のグレードやプレゼンの方法をレベルアップしてこられ、見違えるようになってこられた企業さんがある一方で・・・。

まだいまひとつ、というところもある。

出来れば、プロのテキスタイル・コーディネーターやデコレーターと組むのが理想だが、たぶんご自身でも、「うちのブースイマイチやな」と感じておられると思うので、外部に依頼する前に、同じ会場内のいいなと思えるブースをよく観察してみて、どこが違うのか、チェックしてみられたらいかがだろうか?

それがいわゆる、「ベンチマーク」という手法なんですよね。

1つ感じるのは、商品レベルの良し悪し以前に、大阪や京都など、関西系の企業さん達は全般的に製造業の方であってもセールストークがうまい方が多い。ユーモアのセンスもある方が多いし。これはもう、地域性の差なんだと思います。関東や、他の地方の方は、全体的に口ベタだ。知っている商社や問屋の人とは「毎度」と言うが、アパレルやデザイナーさんなど、初めての方からは、向こうから話しかけられないとうまくアプローチ出来なかったりする。

だが、そういう雰囲気は、JCが始まってから大きく変化したように思うのだ。展示会経験を積み重ねてきた企業さん程、アプローチは非常にうまくなってきている。また、相手先にも憶えてもらえているので、「うちの会社は○○が得意で・・・」などという前説明も不要になっているし。

そういう意味では、余裕があるなら、展示会には出れば出るほど良いのだ。更には、テキスタイルの場合は、プルミエール・ヴィジョンを筆頭に、海外展示会での実績もある、というのが、日本のアパレルに対する殺し文句にもなるので最上である。

最近はコンバーターや商社さんなど、中間段階の企業さんがどんどん元気をなくしているので、他人に頼らず、自らの足で立ち、自ら情報発信していく、という気構えがないメーカーさんは、自社自身も厳しくなってくる。

もう1点、別の角度から日本のアパレル業界の現状を論じたいが、今行われている東京コレクションと、パリ・コレを比べて、エイ・ネットさん系列の一部のブランドなどを除いて、色が東コレの方に全然出ていない、ということに気づかれている方も多いと思う。

時々指し色が出てきても、単色使いで日本のデザイナーさんの配色は非常に単純だ。

パリは、「バレンシアガ」を筆頭に、久々にデザイナーが色彩感覚の豊穣さ、ビビッドカラーの多色使いのテクニックを見せ付けるシーズンだったのだが・・・。

私はプルミエール・ヴィジョンやミラノ・ウニカには行っていないが、昨秋レザーの展示会リネア・ペッレに赴いた折に、3つのシーズンテーマの中でカラフルな色を集めた「パッション」のコーナーに人だかりがしているのを見て、「2007~2008年秋冬は必ず色が来る!」と思っていたのだ。

それなのに何故、東京に「色」がないのか。それは、コンバーターさんの機能が低下してしまっていること、プリント柄を用意するには日数がかかり、クイック・レスポンスが効かないことなどが影響しているのだと思う。

それ以前に、デザイナーさん自身が、特に若い方々の場合は「どこに行けばプリント柄が出来るのか」という情報を知らない、ということもあるのかもしれないという風に私は推測しているので・・・。

CBFを行うことで、産地企業の存在とそれぞれの企業さんの具体的な技術内容をデザイナーさん達が認知されれば、東京のクリエーションのレベルもまた、上がってくるのではないかと思っております。

私のようなものが申し上げるのはかなりおこがましいことだが、産地企業さん側よりも、ひょっとしたらアパレルさんやデザイナーさん側の方に努力が必要なケースが多いかもしれないですよね。織物に関しては、トップゾーンの方々は既に国際競争を勝ち抜いておられるので。

売れ筋、売りやすい黒やグレー、茶系統だけでなく、「これはすごい、とんでもない」というような思い切った商品も何点かは是非見せて頂きたいですよね。プレ・コレクションや次シーズンに期待しております。

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コメント

さくらさん、こんばんは

僕はコレクションなどの傾向はよくわからないのですが、エイネットさんは、確かに、ものすごく日本の特色が出ていると思っています。

色合い、生地、そして、シルエットも全部、セクシーじゃなくって、かわいらしい感じになっていますよね。
歌手だとパフィみたいなイメージですよね。
こういうのは、西洋の美学の土壌からは生まれにくいと思います。

パリに進出しているギャルソンとか、ヨージとか、イッセイ(今はミラノですかね?)が真っ向から西洋のパターンと色を突き崩しているとしたら、エイネットさんは対立するまえに無視しているような気がします。

その最先端が宇津木さんのメルシーボークじゃないかと思います。

また、エイネットさんは日本製の生地の使い方もよくわかってデザインされているようにも思います。

ツモリチサトさんのジャケットで綿100%のをわたしは持っているのですが、裏地も綿でした。
僕は表示がミスプリントじゃないかって思っていたのですが、どうやら、メルシーボークさんとかでも綿や毛をものすごく細くして、すべりをよくされているのを良く使われていますよね。
この表示を見ると日本製になってました。
きっと、糸も日本のものなのじゃないでしょうか?

海外のブランドでも例えば、D-スクエアードさんなんかは同じような絹のような肌触りの細い綿を使っておられました。
しかし、価格ではD-スクエアードは倍しておりました。
様々な要素はありますが、日本製のよい糸を使えば競争力はついてくるのではないでしょうか。

(しかし、僕はD-スクエアードは他のヨーロッパのブランドに比べて、手間のわりには良心的な価格設定をされていると感じます。
特にシャツは凝っていて、ダーツを入れずにあんんなに綺麗な絞りを出しているのには感動してしまいました。
今後、売れて欲しいブランドの一つです。
わたしは高くてよー、買いませんが(苦笑))


きっと、ギャルソンさんや、ヨージさんはそこをわかって裏地は日本で90%生産されているキュプラにこだわっておられるようにも、感じます。
海外のラグジュアリーでも裏地はポリエステルって多いですよね。

次に、色ですが、今年はわたしも派手な色が流行ると思います。
特にリアルクローズに落とした場合、チェックがまた、流行する兆しではないでしょうか。
ただ、80年代とはまた違ったシルエットで登場してくるような予感がしています。

なんだか、長い書き込みになりましたが、頑張れ日本ってことで(苦笑)

追記:

バレンシアガのレディスのコレクション、ネットで見ました。

色もいいんですけど、めちゃくちゃ、カッコイイですね。
凄くマニッシュ(男性的)なものが多いですね。

しかし、実際にはあそこまで細いと男性では着れないですよね。

そこも、なんか、カッコイイです。

およよさん、いつもながらに、力の篭ったコメント、有難うございます。

日本のデザイナーの皆さんも、およよさんのような熱心なファンの存在には強く勇気付けられていると思います。

「対立する前に無視」と、ツモリさんや宇津木さんご自身が思っておられるかどうかはわかりませんが、一般論として、強いものに対して挑戦者の立場にあるものが正面から勝負するよりは、棲み分けを図れる路線を取った方がビジネス上の戦略としては得策だと私は思います。

まして、日本は国内に購買力のある若い消費者画沢山存在する国ですので。

裏地の件ですが、ポリだから悪い素材、綿は良い云々といちがいに言えるものではないようですよ。ご推察の通り、企画意図と、表地との相性によって、何の裏地を選ぶか決まってくるのだと思います。

「バレンシアガ」のコレクションもご覧下さったようで、何よりでした。私は今回のパリのベスト・コレクションだと思いましたね。ニコラ・ゲスキエール、益々乗りに乗ってきましたね。

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