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2007年4月 8日 (日)

クリスチャン・ディオール設立60周年記念展「Two Decades of Creation」が開催 - 東京(H19.4.7MODE PRESS他)

本当はポッドキャストをお届けしなければならない日なんですが、喉の調子がすぐれないのでお休みさせて頂きます。

ということで、1つ下の「H&M」の新業態「COS」の話題と合わせて、小ネタで勘弁してチョ。

MODE PRESS」さんなど、幾つかのサイトに掲載されていたのだが、クリスチャン・ディオールのメゾン設立60周年記念の展覧会「Two Decade of Creation~モードを変えた2人の奇才~」が開かれるそうだ。

この展覧会、会場が美術館ではなく、クリスチャン・ディオール銀座店の5階なのであまりリッチではない一般の人は立ち寄りにくい雰囲気なのではないかと思うが、ハイファッションに興味のある方にとってはムッシュ・ディオールとジョン・ガリアーノのクリエーションについて考え直すまたとない機会だという気がする。

タイトルに「2人の奇才」とあるが、私は昔からムッシュ・ディオールはむしろスタンダードな美意識、常識的な感性の持ち主だったように思っている。異常だったのは、1940年代=第二次世界大戦末期と、1950年代=戦後の回復期という時代の方で、時代に翻弄され鬱屈していた女性達のニーズにディオールのクリエーションがマッチした、と見るべきではないかという気がする。

それに対し、ガリアーノの方は、まさに異端児。時として「ここまでやるか」というような耽美的なドラマトゥルギーを見せ付けてくる。

ムッシュ・ディオールが、ファッションが大衆のものとなる時代の前哨を生きた人であったのに対し、ジョン・ガリアーノは、ラグジュアリー・ブランド時代を迎え、ファッションが再び新富裕層のものになっていく時代の象徴的な存在の1人ではないかという気がする。

根底に流れる時代の差、顧客である女性達がクリエーションに求めるものの差というものを肌で感じるためにも、この展示会に足を運ぶ意味があるのではないだろうか。

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