Rooms出展アイテムの比率
私が鞄の中に入れて持ち運びながらじっくり読ませて頂いている業界紙さんの1つ、バッグの業界紙「Bagazine(バガジン)」さんの4月1日号に、「rooms14 来場者、過去最大の1万1000人を記録、出展者、ビジネスに繋がる展示会として活用」と題した記事が掲載されていた。
詳しいことをお知りになりたい方は、是非同紙をご購読頂きたいと思うのだが、記事の中に、出展アイテムの比率について触れたくだりがあったので、サワリの部分だけご紹介させて頂こう。
これは、商品点数ではなく、出展小間数での比率だと思うのだが、1位がレディスウェアの30%、2位がアクセサリーの20%で、その両者だけで半分を占めている。
確かに、「e.m.(イーエム)」さん1社だけでもハンパじゃない展示スペースですからね。
以前、mitsufさんからご質問があった時に、私はそこまで正確に計算しないで直感的に「roomsはアクセサリーの出展者が多い」と思ってお返事を書いたのだが、やはり数字にも明確に現れていますね。
しかも、アクセサリーというカテゴリーとは別に、ジュエリーも7%カウントされている。
更に、4位が靴で10%、5位がユニセックス8%、6位がバッグとジュエリーの同率7%・・・という風に続いていく。
この記事の中ではもう1点、同展示会のエグゼクティブプロデューサー・佐藤美加さんの、「今回は約70社ものキャンセル待ちが発生するほど出展希望ブランドが増加しており(中略)・・・」というコメントも紹介されている。
「同業者が集積している」「厳しい出展審査を勝ち抜くことに意義がある」「規模が大きく、バイヤーの数が多い」・・・これらの点をメリットと考えるのか、デメリットと考えるのか、どちらもアリ、だと私は思います。
確かに、地方の個店さんの来場者数がRoomsさんは多い、ということが言えるのだろうが、クリエーターさん達が数名で立ち上げたばかりの無名の合同展示会はともかく、そこそこの規模の合同展には、著名なセレクトショップさんや都心の有力百貨店さんのバイヤーさんは大概足を運んでいる筈なので。
また、メンズに関しては、メンズのみを集積した展示会に出展した方が、服飾雑貨系の方も含めて商談の効率が良い、ということも考えに入れるべきでしょうね。
« 「中国語会話 謝謝」、2クラス共満席になりました | トップページ | H&Mの新業態・COS »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント