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2007年10月29日 (月)

商業界『ファッション販売』12月号にスタイライフ様について書かせて頂きました

秋も深まってきて、重ね着のお洒落が楽しめる季節になって参りました。

さくらは結構巻き物、ストールが大好きなんで、毎日あれこれとっかえひっかえしながら首元をあっためております(^^)

さて、先週土曜日は、商業界さんの雑誌『ファッション販売』12月号の発売日でした。私が持たせて頂いている連載では、スタイライフ(株)様のサイト「スタイライフ」を取り上げさせて頂きました。

お忙しい中、ご親切にご対応頂き、有難うございました。厚く御礼申し上げます。

皆様是非、買って読んで下さいね!

◆スタイライフ http://www.stylife.co.jp/

ファッション販売 2007年 12月号 [雑誌] Book ファッション販売 2007年 12月号 [雑誌]

販売元:商業界
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売り足し型と売り切り御免型

10月25日(木)の繊研新聞さんの2面に、「早期の仕掛け実るーワールド「アンタイトル・メン」春夏、既存店55%増ー」という2段の記事が掲載されていた。

この記事のキモは、冒頭の「市場ニーズの変化を事前に察知して柔軟にMDを変更し、期中に作りこむ仕組みが成果を上げてきた」(同紙より引用)という部分にある。この文章の後に、今春夏、ゴールデンウィーク以降に一時失速した後、洗いをかけたカジュアルシャツを期中追加し売り上げを回復させた、という話やら、昨年秋冬の同様の事例の紹介が続いている。

これが、ワールドさんが得手とする「売り足し型」のビジネスモデルなんですよね。同社に限らず、店頭起点の情報がPOSデータとショップスタッフの週報との両方からきちんと取れている企業ならば、「これが行ける」という売れ筋の芽を察知した際に、初回発注分に留まらず何度か追加をかけることで大きな売り上げを作ることが出来るのだ。

うちの会社の講座でK先生が強調なさっておられることだが、こういう売り足し型のビジネスモデルが取れることが、SPA企業の最大の強みなのである。

これに対し、エリアの中であまりロワーなゾーンを除いて価格帯は問わず高感度な客層を狙っていく場合、売れ筋になりそうなアイテムを的確に把握していても敢えて深追いせず、早期に切っていく売り切り御免というビジネスモデルもある。

かつて、私が業界紙の記者をしていたとき、この売り切り御免というビジネスモデルを実践しておられる企業さん2社と巡り合った記憶は、今でも鮮明である。

1社は、当時九州No1のファッション感度の高さを誇っていた福岡の某百貨店の婦人服の部長さんが「このブランドは売り切り御免で・・・」と、この言葉を連発しておられたこと。この百貨店さんは、単なる仕入先への売り場のお任せは行わず、どのブランドはどういう客層のためにどういう意図で導入するのかという戦略性を明確に持って、MDについてのリクエストも仕入先に対してこと細かく行っておられた。広域エリアのトップに君臨する企業として、感度の重要性を強く認識しておられたのである。

もう1社は、今や婦人服専門店業界の急成長企業として、全国区に店舗網を広げている岡山の某社。この企業さんには、ファッションセンスの高さと分析力の極めて高い女性のバイヤーさんがおられて、その方がオペレーションしておられるお店(その頃はまだ店舗数は岡山県内と当時のラフォーレ原宿小倉など数店舗に過ぎなかった)は卸型のイキのいい平成ブランドを売り切り御免でどんどん仕入れて地元のお洒落な女の子達を強く惹きつけていた。

そのバイヤーの方を取材させて頂いた折に驚嘆したのは、個々のアイテムについて滔々とそれが何故売れているのかを語り、「これはもうすぐ終わり、これは次に来る、これはかなり売れそう、これは少しだけ売れるだろう」ということを非常にこと細かく解説して下さったこと。正直言って、岡山の片田舎にこのようなレベルの高い人材が存在するということ自体に驚きを感じ、「これだけのレベルの『先が読める人材』は東京にもそう何人もいないのではないか。必ずこの企業さんは大きくなる」という予感を抱いたのだが、果たして、その企業さんは今や売上高100億円を超す大専門店へと成長したのだった。

ファッション業界の面白いところは、個人でも、先(トレンド)が読める人ならば新しい卸型メーカーを活用しながら売り切り御免で勝負をかけることが出来るところにある。

売り足し型のビジネスをやっていると、どうしてもマス、一般人向けの品揃えになってお店の雰囲気がもっさり(品揃えもそうだし、集まるお客様の雰囲気も)してくるから、イノベーターやアーリーアダプター層には、「なんか、かっこ悪い」と思えてくるんですよね。

ただ、最近そうやって自分の鋭い感覚で勝負したいと思っている人達にとって10年前と比べて難しくなっているのは、卸型のマンションメーカーで力のある企業さんの数が減っているということ。現金卸さんとか、ネットのB2Bサイトなんかも含めて、皆さん目を皿のようにして探しておられると思うのだが、有望なものは数が少ないだけにそこに皆さんが殺到しているように見えるのが気になるところだ。

この穴を埋めるのは、そう遠からぬ将来、アジアを筆頭とする海外のアパレル企業さんになるように私は思うんですよね。

2007年10月28日 (日)

続・デニムのカラーパンツーエディ・スリマン時代の「Dior Homme」のカラーデニムー

昨日、デニムのカラーパンツネタを書こうと思ってGoogleで検索をかけながら思い出したこと。

Googleの良いところは、検索をかけると結果の一番下に「関連検索」という形で、2語検索の例が表示されるところだ。(Yahoo!Japanさんしか使っておられない方はたまには試してみられると結構参考になるという気がする)。

昨日、「カラーデニム」と入力し検索してみたところ、「関連検索」の例の中に「dior homme カラーデニム」とあったので、「そうだったな、すごく流行っていたもんな」と、しみじみ1,2年前のことを大昔の出来事のように思い出した次第。

エディ・スリマン時代の「ディオール・オム(Dior Homme)」というと、濃色のノンウォッシュのピタピタ・スリムなシルエットのデニムが反射的に思い浮かぶが、それ以外のタイプのデニムもかなり充実していて、実際のところ、富裕層ではなく、メンズ雑誌を見てなけなしのおこづかいやお給料を握り締めてお店に向かうファッションエンゲル係数の高い男子からの売り上げはかなりデニムで取っていたのではないかと推察される。

クラッシュ加工をかけた物とか、アイスブルーやイエロー、ピンクなどの淡いカラーが特徴のカラーデニムも、確かにありましたもんね。

こういうデニムは、もちろんメード・イン・ジャパンのものだったんですよ。懐かしく、そして、過ぎ去った月日を思うと、なんだかちょっと物悲しくもある。

そういう「トレンド」の名残りは、既に終了したヤフオクことヤフーオークションに代表されるオークションサイトのcashに見ることが出来ます。

2007年10月27日 (土)

2008年春夏、デニムのカラーパンツが来る!?

今日、両国の某所でお昼ご飯を食べていたら、50代後半と思しき、ミセス向けアパレルさんのちょっとお洒落なお洋服に身を包んだ女性が2人、何やらファッション談義に花を咲かせておられた。

何気なく彼女達の話に耳を傾けていると、1人の女性が、「これからカラージーンズが流行るんだってね。雑誌で見たのよ。シマロンみたいなやつ」と言い出した。

そう、そう、やっぱりお姉様方もそう思われますか!と、さくら、思わず相槌を打ちたくなっちゃいました(笑)。

デニムのカラーパンツの記事、10月25日付けの繊研新聞さんの最終面にも掲載されていましたよね。

私は定期的に観測する場所を決めた店頭リサーチやストリートリサーチはやっていないので、次の芽に対して強く言い切ることは出来ないんだけど、そろそろカラーデニムが来そうだな、という根拠は、幾つか挙げることが出来る。

一つは、カラージーンズは、1999年頃流行してから、もう随分長いこと大きな波にはなっていないこと。

1999年と言えば、ちょうど私が上京して(財)ファッション産業人材育成機構・IFIビジネススクールで学生をやっていた時期なんで、余計にはっきり覚えているんですよね。あの頃は男子も女子も、企業派遣生も新卒でIFIに入った学生さんも、みんな赤とかパープルのカラーデニムをこぞって履いておりましたんで。

二つ目は、「パンツ」というくくりではなく、「足を覆うボトムス」のトレンドの流れが、レギンスから、同じ丸編み製品でも素材違いのカラータイツと来たので、今度は色の綺麗さという点では前シーズンを踏襲しつつ、久しくワンピースブームだったため流行っていないパンツへと流れていくのが、連続性があって自然であること。

三つ目は、先頃終了したミラノ、パリなどのヨーロッパコレクションが、色と柄の洪水になっていて、どのブランドさんも綺麗な色を使いたいなという気分になってきていること。

ジーンズ専門のブランドさんとか、人気の大人カジュアル系ブランドの女性デザイナー、プロデューサーなんかが仕掛けて、雑誌にもどんどん取り上げられていけば、大きく広がる可能性は高いんじゃないだろうか?

そして、次の秋冬には、ユニクロさんがフリースの時みたいに大々的に多色展開・・・ナンチャッテ、これ、単なるひらめき、思いつきで書いているエントリーですので、業界人の皆様はご自身のアンテナを立ててしっかり情報をキャッチされた上で動いて下さいませ。はずれても、さくらは一切の責任は負いませんので(笑)。

2007年10月25日 (木)

10月25日ブログはお休みです

何か毎日バタバタで満足なブログが書けず申し訳ございません。展示会シーズン、さくらが応援しているクリエーターの方から、産業交流展や東京コンテンツマーケットのご案内も頂いたのだが、今の時期はファッション系の合同展だけでもフォローしきれない状況になっておりまして、不義理の連続で本当にごめんなさい\(__)
前にも書いたが、今来期に向けて事業の見直しに入っているので、自宅へのお持ち帰り仕事の方も多くなっている。
ブログ、会社にも一台PCを持ち込んで無線LAN接続してアップするようにしようかなんて、冗談抜きで考えたりしております。
ということで、ごめんなさい。今夜もお休みです。

季節のモチベーション需要とフェアの仕掛け

昨今のように、売り上げが厳しいシーズンでは、手堅く見込める数字を取りこぼしなくとっていこうという施策がとても大切になってくる。

例えば、リクルートスーツとか、結婚式のゲストドレスとか、クリスマスのギフトとか、「絶対に買わなきゃ、買いたい」という動機が背景にある季節のモチベーション需要を狙っていくということだ。

「コートフェア」なんていうと、暖冬には売れないが、アイテムを中心とした企画ではなく、社会催事に照準を合わせた企画ならば天候は関係ないですからね。

私がもし今SPA(製造小売業)や専門店の営業担当か店長だったとしたら、毎月フェアをコツコツ仕掛けていきますね。出来れば専用の商品を企画段階から用意しておくのが理想だけど、それが無理でも、入荷している商品でフェアのテーマに合いそうなものを選んでコーディネートを組んでおいてDMをお送りし集客・販売する。

出来れば小額でも予算を取って、お客様へのプレゼントなんかもご用意できれば、なお喜ばれるだろう(但し、3万円お買い上げ以上の方など、条件をつけて費用対効果を考えることが必要だと思うが)。

もっというと、12月はセール前で月末になればなるほど売り上げをとるのは厳しくなってしまうから、思い切ってお店自体の主催でクリスマスパーティーをやってしまう、というのもアリだろう。

こちら側から仕掛けていけば、自店の固定客、ファンの方からは必ず何らかの反応が返ってくる筈だ。仮にすぐに売り上げにつながらなかったとしても、来店して頂き、お客様との会話が生まれれば、次が見えてくる筈。

「あのお店は、次は何をやってくれるんだろうか」と期待されるくらいになれば、売り上げも復調してくるのではないかという気がします。

今、こういう仕掛けがうまいのは、実店舗よりもむしろネットショップさん達である。実店舗の方でも負けずに、仕掛けの連打で、お客様の心にワクワク感を呼び起こしたいものですね。

2007年10月23日 (火)

只今帰宅中

両国駅前で別れを惜しむラブラブなカップルを尻目に、家路へと急ぐさくらであります。秋は、年中で一番忙しいシーズン。十一月中頃過ぎると少しは落ち着くんですが。
柿とかおみかんとか林檎とか、ビタミンをしっかり取って乗り切ります!
ということで、今夜はブログはお休みさせて頂きます。

2007年10月22日 (月)

時代の変わり目には大きなビジネスチャンス有り

今秋の店頭売り上げの厳しい状況を見て、地球環境の悪化による異常気象は今後益々エスカレートするんじゃないだろうかとか、少子高齢化の影響でアパレルの売り上げはこれから縮小の一途をたどるんじゃないだろうかとか、原油高原料高、そして中国の縫製工賃アップで、従来型の多品種小ロット短サイクルでそこそこ値ごろ感のある商品を高回転させていくビジネスモデルの存続は難しくなるんじゃないだろうかとか、先行きに大いに不安を感じておられる皆さんが多いんじゃないかと思う今日この頃・・・。

確かに、従来通りのやり方考え方では、前には進めなくなりつつある。それは、アパレルやファッションの業界だけでなくて、日本の社会全体の問題で、今から15年か20年くらいの間は、時代が大きくうねる、変わり目の時期に入ってくるように私も感じているのだが・・・。

ひょっとしたら、ピンチはチャンス、ピンチが大きければ大きいほど、世の中の新たなニーズに応えウォンツを掘り起こすことが出来る企業さんには、飛躍のチャンスが極めて大きくなるんじゃないかな、ということを、最近ぼんやりと考えていた。

昨日、ITジャーナリスト・佐々木俊尚氏の本を1冊読んだ。佐々木氏の著書『フラット革命』を8月に一度ご紹介させて頂いたことを、私のブログの常連の皆さんは覚えて下さっているだろうか?『フラット革命』はいろいろと考えさせられるところが多い本だったのだが、昨日読んだ『3時間で「専門家」になる私の方法』(PHPファクトリー・パブリッシング、定価1,300円税別)も、とてもためになる本だと私は思った。

情報収集術の本だったのだが、その題材として佐々木氏は「少子高齢化」の問題を取り上げており、新聞記事の内容が1997年、2002年、2007年とどのように経年変化しているかということを調べておられた。

それによると、1997年には行政の政策に関する記事が大半を占めていたのが、2002年になると企業の記事が激増、更に2007年になると同じ企業の記事でもより具体的で細やかなビジネスが増えてきているということがはっきりと見てとれたのである。

異業種の方々も、いろいろと模索しながら新しいことを始めておられるんですよね。

『3時間で「専門家」になる私の方法』には、2030年が日本での葬儀の数のピークになる、ということが書かれていた。多分その頃、団塊の世代がお亡くなりになる数がピークになるということなのだろう。あと23年、恐らくその前の、これから10年~20年後くらいが、社会の混乱期になるのだろうが、今20歳の若い方だと、うまくすれば40歳を過ぎた頃から社会は縮小均衡し、また徐々にヤングも元気を取り戻し再度バランスの取れた方向に向かい始めるのかもしれない。

その前の、今後20年間の混乱期にチャンスあり、と見ることが出来るのかどうか、それとも既存ビジネスを縮小とコストダウンで何とか守っていく、という路線を取るのか、それによって企業なり個人の生き方は大きく変わってくるような気が致しますね。

その際一つのポイントとなるのは、「国際化」「グローバル」ということのような気が私はしている。

ファッション業界の場合は、日本企業の弱体化の間隙を縫って、外資の有力SPAが参入、へたをするとかなりのシェアを奪っていくのではないかと推察される。

彼らは、特に「ZARA」と「H&M」は、ヨーロッパの成熟したマーケットでも通用する仕組みを構築しており、企画や生産を日本で行う訳ではないから、コスト的に非常に優位な形で多店舗展開することが可能だ。

日本のファッション系企業に勤めている人材の中でも、特に優秀な方々がこういう企業の魅力に惹かれて転職していくことは想像するに難くない。

また、日本のアパレルの弱体化が進めば、その穴を埋めるべくアジアからのアパレルの進出も続々と始まるだろう。その際のキーマンは、在日外国人や、日本への留学経験を持った人材である。

逆に、大手アパレル、大手雑貨メーカー、有力専門店などを中心に、縮小する日本市場に飽き足らなさを感じる経営者や、若い頃海外への留学遊学経験を持つ人材などが、日本だけでなく、海外への進出、海外での活動を活発に行うようになってくるだろう。

来る者と出て行く者。その双方がぶつかりあい、刺激し合って、新しいファッションビジネスの世界が構築されていく。EU型の国境が低いブロック経済圏がアジアにどこまで確立されるかにもよるところは大きいが、日本の恵まれた潤沢な市場がシュリンクしようとしている今後は、「外」とのふれあいを避けない者の方が様々な経験を経た後に大きく成長できる可能性が高いことは間違いないように私は思う。

もう一つのポイントである、「少子高齢化の進行に伴って生まれるであろう新市場への対応」については今日は言及を避けたいと思う。こちらについては、アパレルや服飾雑貨という業界のワク内にのみとどまるよりは、そのワクに縛られないほうがビジネスチャンスは大きいように私は思っているが、いずれにしても、来る荒波が高ければ高い程、新規起業、新規事業のチャンスは高まる筈。まずは財務体質が強いか否か、弱い企業さんはそこを直すことが先決だと思うんですが、堅固な財務体質の企業さんならば、前向きに進めば未来は必ずしも暗くはないのではなかろうか。

こういう考え方は甘いでしょうか?良かったら、皆さんのご意見も聞かせて下さい。

3時間で「専門家」になる私の方法 Book 3時間で「専門家」になる私の方法

著者:佐々木 俊尚
販売元:PHP研究所
Amazon.co.jpで詳細を確認する

お洋服は試着して買おうネッ

今日は某所のユニクロさんに行って、下着やら長袖インナーやら4着ほど買い込んで来たのだが、ユニクロさんのお客様って、ボトムスは別として、トップス類とか小物類なんかを試着せずに買われる方がかなり多いんですよね。

多分、業界の皆様でそういう方は少ないと思うので、ファッション業界の皆様は今日のエントリは読み飛ばして頂いても結構なのだが、値ごろ感がある商品ほど、サイズの合った物を上手に着ないとかっこ悪いようにさくらは思うんですが・・・。

確かに、標準体型に近い方の場合は、ぱっと見て即レジでもOKかと思うんですが、さくらはユニクロさんでもZARAでもH&Mでも、とことん試着しまくります。タテヨコ共に大きい特殊体型だということを自分でもよく自覚しておりますんで、レディスのLとメンズのSやMと両方着てみることもありますし。サイズだけでなく、黒と紺とどちらにするかを試着しつつ考えることもあります。

お店側も、セルフ販売を狙ったVMDを組んでおり販売員さんからお勧めしてこられることがないので、必然的にお客様が試着なし、の方向に向かっていくというのはわかるんですが・・・。

そこそこ売れているお店でも、最近ユニクロさんで試着室の行列はあまり見ないように思うんですよね。せっかくサイズバリエーションやカラーバリエーションが豊富なブランドなのだから、さくらのブログの読者の皆様は、ちょっとでもお時間にゆとりのある時は、是非複数のサイズや色を試着なさってみて下さいませ。きっと、新たな発見があると思いますので。

2007年10月21日 (日)

“みんな”はブランド物なのに安い、が大好き

さっき、何気なく楽天市場さんを回遊していたら、「デイリー総合ランキング」の第5位のバナーの下に、「マークジェイコブス」の文字が踊っていた。

「どれどれ」と思ってクリックしたら、Footoneさんというネットショップさんが、マークジェイコブスのシャイニースモールキルティッドトートの2008年モデルを大きく打ち出しておられた。

7色展開で、価格が消費税込み13,980円。素材がレザーではないから、というのもあるからか、ブランド物なのに割安感が強い。

圧倒的多数の消費者は、こういう「ブランド物なのに安い」商品が大好きなんですよね。アニヤ・ハインドマーチのエコバッグにお客様が殺到したのも、エコブーム、希少性ということと合わせて、ブランド物なのに安かったからだとさくらは思っているのだが・・・。

楽天さんに出店している多くのネットショップさん達は、そういう大多数の消費者心理に合わせて動いている。だから逆に、お客様も掘り出し物を探すのが大好きな方々ばかりが集まってくる、という風になって、相乗効果が高まっているような気がするのだ。

こういうビジネスモデルを、百貨店さんは取りにくいんですよね。

富裕層に売るブランド物と、マスに売るブランド物。あくまでも、前者の富裕層向け、というビジネスがラグジュアリーブランド、デザイナーズブランドのブランドビジネスの王道だと思うんですが、いいか悪いかは別として、無名の良品佳品よりも、価値がはっきり世間に証明されているものが安くなっている・・・というものに飛びつくお客様の方が日本の社会においては圧倒的に多い、という現実を知った上で、商売を組み立てることがとても大切なような気がします。

2007年10月18日 (木)

ブログはお休みです

苦手なお金の計算とはまた違った意味で、気力を要するのは、今後の方向性というか、戦略を考えている時。
書いては消し、また書いては消し・・・を繰り返しているうちに、すっかり遅くなってしまいました。
まだ秋葉原を電車で出たばかりなので、ブログはお休みさせて頂きます。

今夜はアパログの方のみ更新しました

皆さ~ん、最近少し忙しく、睡眠不足気味です。

元気を取り戻すために、ご近所の商店街のお茶屋さんで、玉露園の梅こんぶ茶を買ってきました。残業の時に飲んで、ほっとひと息入れたいと思います。

さて、今日はアパログの方のみ更新しました。Eコマースにご関心のある皆様、よかったらご覧下さい↓↓↓

「(株)ロックオンの『EC-CUBE』に注目」

2007年10月17日 (水)

先進的なブランドはリスクテイカーby織田浩一氏

さっき、残業しつつ調べ物をしながら、名言を発見したので自分へのメモ書きとして。

beBitさんというウェブ関連サービスの企業さんと、日米双方のウェブを中心とした広告、マーケティング分野に精通しておられる織田浩一氏との対談なので、アパログの方に書いてもよいところなんですが、もう1年近く前のテキストなので、ネットの世界にいる人の目から見ると、「その後あれもこれもあったな」という感が強いかと思ったので、個人ブログの方に持ってきました。

◆beBitホームページ:トーク 第2回デジタル・メディア・ストラテジーズ織田浩一氏×ビービット「日米のオンラインマーケティングの現状や未来展望について」 パート3 先進的なオンラインマーケティング

インタビュアーのbeBit代表取締役・遠藤直記氏の「新しい取り組みは日本でも行われているのかもしれませんが、アメリカに比べると中々出てこない印象がありますし、一方でアメリカはどんどん新しい挑戦をしていて、この違いはどこにあるとお考えですか?」という質問に対して、

織田氏は、

「そうですね、例えば、ナイキ、アップルコンピュータ、BMW、MINI、Google、スターバックスなど、多分想像して頂いているように、これらの企業は非常にブランディングに長けています。

何でブランディングに長けているかと言うと、世界観がきちんと出来ているというのは一つあると思うのですが、もう一つは、何かしらの形でリスクテイキングをしながら他の競合に対して一歩先に出る商品、サービス、キャンペーンをやっているからなんです」(beBitホームページより引用)と答えておられます。

これって、IFIビジネススクールさんが常々力説しておられることと同じだと思うんですが、本当に正しいと思う!!!

ちなみに、織田浩一さんの本には、ハズレはないと私は思っております。どれも非常にエキサイティングで面白かったですよ。

2007年10月15日 (月)

強い会社はWeb戦略にも長けているんですー神戸レザークロス(株)さんの例ー

台東デザイナーズビレッジの鈴木淳村長のブログ「どうすれば会社とブランドが育つか」にたまには合いの手を入れてみようかな、という訳で・・・。

村長の10月12日(金)のエントリ「青い鳥は近くに、ってな訳で」に、神戸レザークロス(株)さんのお話が出てきておりますが、この企業さんのお名前をさくらはひょんなところで発見したんですよね。

◆「エミダスホームページ大賞2007」一次審査通過企業

「エミダスホームページ大賞」というのは、製造業の優れたB2Bサイトを表彰する権威ある賞なんですが、上記のリストの一番下をご覧下さい。神戸レザークロス(株)さんのお名前が登場しています。

えっ、この会社と靴のエスペランサさんって同じ会社なの?、と一瞬思っちゃいますが。会社概要の部分を拝見すると、間違いなく靴のエスペランサさんの一事業部であることがおわかり頂けると思います。

強い企業さんは、事業の多角化の仕方も上手いですし、Web戦略にも貪欲ですね(^^) 営業人員の少なさをカバーして余りある、非常に素晴らしいサイトのようにお見受け致しました。

「エミダスホームページ大賞2007」の最終選考の結果を楽しみに待ちたいと思います。

2007年10月14日 (日)

イオンモール倉敷、店舗面積を増床・駐車場を改装(H19.10.14NIKKEI NET)

さっき、NIKKEI NETさんで私の故郷辺りのニュースをチェックしていて発見↓↓↓

◆「イオンモール倉敷、店舗面積を増床・駐車場を改装」(H19.10.14NIKKEI NET)

街づくり三法の改正前、いろいろなことがございますねぇ。イオンモール倉敷さんは、業界の皆様は大概ご存知でしょうが、群馬県太田市のイオンモール太田などと並んで、イオンモールさんの超成功事例の一つ。

倉敷市は、市町村合併の問題を除外しても、まだ人口が増えているみたいですからね。全体としてはゆるやかな衰退に向かう地方の中で、ところどころ人口が集中していくポイントの1つになっているのだと思います。

「出店したい人は多い、退店する人はほとんどなし」とは、ディベロッパーにとっては嬉しい限りで、駐車場を売り場に、というのは、苦肉の策なんでしょう。初期の頃にイオンモールさんに入り込んでいかれた企業さんは、先見の明がございましたよ。一旦売れっ子になってしまった売り場に後から地元勢や中小企業がどかんと入り込むのはなかなか難しいですからね。

アパレルさんや専門店さんにはSCの情報は行き渡ってますから、今後益々「優良SCには希望者殺到、不人気SCからは・・・」という現象には拍車がかかってくるのではないかという気がします。

2007年10月13日 (土)

クロバーさんの「ニットカフェ」

エキュート立川にクロバーさんの常設のニットカフェ「セットミニョン」の2号店がオープンしているのだが、今月から来月にかけてクリエーターの方とコラボする形で都内のあちこちのカフェでイベントとしての「ニットカフェ」も開催されるみたいですね。

サイトを拝見していて思い出したんですが、そういえば自宅のパソコンの方にクロバーさんと近しいご関係にあるオープンクローズさんからの告知のメルマガも届いていたような気が。

トキトモコさんのワークショップの作品、ニットのシュシュが可愛い(*^^*) どれも、そんなに作り方は難しくなさそうなので、気軽に手作り&おしゃれ気分が味わえそうです。

ワールド、シンエイの共同会社サンピエ、来春から婦人靴ブランド「フレイバーミュー」出店(H19.10.4繊研新聞他)

一週間以上も前のニュースで恐縮なんですが、成功する可能性の高いプロジェクトではないかと思ったので書いておきます。

ご参考までに、ワールドさんのホームページ上に掲載されているニュースリリースはこちら↓↓↓

◆「キャリア女性向けブランド『フレイバーミュー』2008年スタート」|ブランドニュース

ホント、巧いなあと思うんですよね。UAさんの「オデット エ オディール」とか、ジュンさんの「ラブクレール」なんかに比べて、プライスは一格下を狙っておられるじゃないですか。まあ、ギャル系の靴になるともっともっとロープライスになってきますが。

ワールドさんの強さは、同社が「高感度バイイング型SPA」と呼んでいる「アクアガール」だの「シャンデリエ」だのといった、プライスの高いゾーンよりも、むしろ、「ハッシュアッシュ」や「三寒四温」のような郊外型SPAや、“ファッションのコンビニ”業態の「イッツデモ」のような、ロープライスゾーンのビジネスになった方が際立つ。

「安かろう悪かろう」(とまで言ってしまうのは失礼なのだが)のプライスゾーンに適度に顔のよい商品をぶつけることの出来るMD力。

ロープライスゾーンで多店舗展開する場合、雑駁な在庫コントロールをしていると今の量販店平場が典型的な例なのだがロスがどんどん出て大変なことになるのだが、在庫ロスと機会損失の極小化を図るSCMの仕組みが出来ていること。

そして、何より、ロープライスで戦うためにまず生産背景から押さえにいくこと。だからこのプロジェクトではシンエイさんと組んだのだろうと推察できる。

アパレル業界の大半の企業さんは、どうしても感度軸を上に上に持って行きたがる(お洒落な商品が根本的に好き)な傾向にあることと、感度も価格も高いゾーンなら粗利益も高いので売れ残りが出てもそこそこ吸収できるというビジネスモデルに慣れているため、ボリュームや、ややバジェットに近いゾーンでの商売が苦手だ。もちろん、企業さんの哲学として、「うちはやらない」というのは大いにアリなのだが。

しかし、多くの消費者は、「安くてそこそこ顔の良いもの」を望んでいるというのも、事実である。

ワールドさんの実力を持ってすれば、その気になれば意図的に感度を更に下げてしまむらさんや「H&M」に対抗することも十二分に可能ではないかと常々私は思っているんですけどね(多分、そこまでは今のところはやる気がないんでしょうが)。

2007年10月11日 (木)

今夜も飲み会

皆さーん、今夜もまたまたほろ酔い加減で申し訳ございません。さっきまで、墨田区役所のSさんと、うちの勉強会の講師の先生のお一人であるS先生と、墨田区内の文花というところにあるスパイスカフェさんで、おいしいカレーを食べながらダベっておりました。S先生も私も、スパイスカフェさんは初めてだったんですが、雰囲気のある店構えとお庭、それから、前菜からカレー、最後の三種類のデザートに致るまで、とてもおいしかったです。
皆様との情報交換も、とても有意義でした。
と、おすましして書いておりますが、ぶっちゃけ、楽しかったです。皆様、また集まりませう(^-^)v
すみません、予想通りファッションネタをブログに書く元気は残っておりませんでしたので、ブログはお休みさせて頂きます。

2007年10月10日 (水)

今夜は勉強会

講師の先生の鋭いご指摘にグサッ、グサッの連続。
懇親会も、一次会、二次会共大盛り上がりで、ハイテンションション気味ですので、ブログはお休みさせて頂きます。
今日学んだことを、皆様には是非、明日から早速実践して頂きたいです。
ブログ、お休み続きでヤバイですね。なのに、明日もヤバイかも(^-^;

2007年10月 9日 (火)

ブログお休みさせて頂きます

自社主催の展示会の後で、三連休明けで、夜は久々に3クラスも授業があって、おまけに明日は午後半日丸々講習が(^-^ゞ
お礼のメールを書いたり、荷物の配送、集金やらご欠席者へのご連絡をこなしていたら、こんな時間になってしまいました。
ブログに書きたいネタが相当たまっておりますが、今夜はお休みさせて頂きます。リアルの知人の皆様は、直接お会いした時にいろいろお話し致しましょうね。

2007年10月 8日 (月)

早くも成功の手ごたえアリか!?ーエキュート立川ー

皆さ~ん、展示会も無事終わりましたので、久々のポッドキャストをお送り致します。

10月5日(金)に第一期オープンしたばかり、出来立てホヤホヤの、JR立川駅の「エキュート立川」を見て参りました。ちなみに、第二期オープンは来春のようです。

ポッドキャストの内容について、訂正及び補足がございます。

まず第一に、始まるや否や、「私が立っているのは北口側」云々しゃべっておりますが、こちらは、南口の誤りです。岡山県人の感覚で、南=繁華街のある方、という思い込み&方向オンチで、大変に失礼致しました(^^;;

第二に、「サブカル系の書籍が充実しているオリオン書房さんによる書店」の店名は「PAPER WALL」、そして、この書店はプロデューサーが山本宇一さんなんだそうです。成程、納得という感じでしたが。

サブカルと言えば、ポッドキャストの中ではご紹介致しませんでしたが、ナガオカケンメイさん率いるD&DEPARTMENT PROJECTの新ブランド、雑貨と家具のショップ「D&MODELS STORE」と、カフェ「D&COFFEE」も3階にございましたよ。カフェのテーブルの上には、『VOGUE』のような洋書がうず高く積まれておりました。1人でも豊かな時間を過ごせそうです(^^)

第三は、エキュート大宮同様、食品ゾーンの核店舗は高級スーパーでした。ただし、大宮の「いかりスーパー」に対して、立川は「紀伊国屋」になっていましたが。

最後に、東日本旅客鉄道(株)と(株)JR東日本ステーションリテイリングが発表しているニュースリリースから、気になったデータを少しご紹介しておきますと・・・。

JR立川駅の1日平均乗降客数 152,974名(2006年、JR東日本管内第15位)

エキュート大宮 売場面積2,300平米 店舗数69店 年商92億円

エキュート品川 売場面積1,600平米 店舗数46店 年商66億円

エキュート立川 売場面積4,300平米 店舗数82店 初年度売上目標40億円、

          年間100億円目標

面積が大宮の倍近い訳ですし、いつも立川に行った折に感じる「人がとにかく多いな」という印象から言っても、「100億」という目標は、手堅い数字のように私は思いますね。

今日は本当に、2階の食品ゾーンのテナントさんのパワーをひしひしと感じました。少しお値段が上がっても、よい原材料を使ってこだわって作った美味しいもの、パッケージングや店舗のVMDも含めて、感性の高いもの、良いものを提供しようという、出店者の方々の業態開発、商品開発への意欲がみなぎっていて、見て楽しい、食べると本当に美味しいものばかりで超満足、という感じです。

社会の成熟化に合わせて、「量は少なめ、でも味も良く、価格も少し高く」という方向に、食品業界は一気にシフトしつつあるように思います。ホント、世代や性別、所得の高低で分断されてしまうファッション業界(但し、あと20年~25年経って団塊ジュニアが60代を迎える頃には日本もヨーロッパに近い感じ、20歳以上はノンエイジになっているかもしれませんが)と違って、食の世界は親・子・孫の三世代で共有できるから強い。

これから10年から15年の間、団塊の世代の体力が弱まってくるまでは、間違いなく「食」の時代は続くように感じましたね。

では、まずお写真からどうぞ。

その1:JR立川駅の南武線のホーム。降りたら北口に向かわず、南口か西口方面へどうぞ。

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その2:エキュートの2階は、改札内と改札外で展開されていて、厳密にいうともう半分以上は「エキナカ」ではなくなっている。この辺りは改札の中。

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その3:この改札を抜けると・・・。

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その4:その南側にも売り場。

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その5:駅の自由通路に抜ける出口をパチリ。

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その5:クルリと背を向け、反対側には駅ビル「グランデュオ」の入口が。

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では、ポッドキャストをどうぞ。お時間は12分強です。

「2007_10_08_14_16.mp3」をダウンロード

展示会終了後、再起動しました

昨日一日は、完全休養日に充てたんですが、今日は再起動。午後から会社に出て、展示会にご来場下さった方々の名刺の整理を行いました。

今回で展示会も7回目、次第に慣れてきたこともあって、作業は早々に終了、夜はアキバ(秋葉原)によって、さらに自宅に帰ってヨガをするくらいゆとり感がございました。

ただ、「慣れ」と「マンネリ」「手抜き」は紙一重だと思いますので、ちゃんと成果や問題点を検証して、次につなげたいと思います。

展示会事業は、私の担当事業ではなく上司達が中心になって進めているもの。私が担当している事業は、これから佳境を迎えます。離陸にはまだ時間がかかる、試行期間中の事業もありますし、さらには、来期事業の仕込みにも入らねばなりません。次のタームに向けて、がんばれさくら!

2007年10月 7日 (日)

しまむら、田原屋に資本参加ー商品政策で独自性追求、12.7%の株式取得ー(H19.10.6繊研新聞)

今日も川崎に行って田原屋さんの店舗「パシオス」を横目でチラリと見ながら考えたんですが・・・。

ニュースリリースには繊研新聞さんの記事とほとんど同じことしかかかれていないんですが、このニュースの意味するところは一体?どういういきさつで株式取得と相成ったのか、後でフォロー取材して頂きたいですね。

想像ですが、田原屋さん側は、しまむらさんのMDやストアオペレーションのノウハウが欲しいんでしょうね、きっと。正直、安いけど、しまむらさんに比べたら品揃えがいまひとつ、という感じがしますんで(ストレートな書き方で申し訳ありませんが)。

売上規模から言って、戦っても勝つのは不可能。資本参加してもらって共生、というのは、賢明な選択であるような気がします。

付記:「NIKKEI NET」さんには、「今回の資本参加は両社の合意のもと、しまむらが田原屋の株主数人から株式を取得した。金額は明らかにしていない。しまむらの藤原秀次郎会長は来夏に田原屋の社外取締役に就任する。株式の買い増しについては『現状では計画はない』(しまむら)としている」と書いてありましたね。疑問はかなり、解決です。

2007年10月 5日 (金)

ACT21ご来場有難うございました

新生ファクトリーイーのデビュー展・ACT21は、盛況な船出となりました。
ファッション業界のトップシーズン、三連休前のお忙しい時に、ご来場下さいました皆様、有難うございましたm(__)m

2007年10月 4日 (木)

新生ACT21 、只今開催中です

今日と明日、国際ファッションセンターの二階で、カットソーメーカーの展示会ACT21を開いております。
新メンバーを加え、益々パワーアップしました。丸編み生地の参考出展もございます。
バイヤー、企画ご担当者様、プレスの皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

2007年10月 3日 (水)

ITMA盛況ー149カ国から11万8000人が来場ー(H19.10.3センイ・ジヤァナル)

久々のニュース解説です。

ニットの専門紙、センイ・ジヤァナルさんの今日付けの記事が目を引いた。9月13日から20日までの間、ドイツのミュンヘンで開かれた繊維機械の見本市・ITMAが、出展企業数、来場者数共、過去最高、大盛況だったのだとか。

詳しくお知りになりたい方は、是非同紙をご購読して頂きたいと思うが、同紙によると、出展企業数がこれまで最高だった1995年のミラノ開催時の1,436社を超えて1,451社、来場者数は何と149カ国11万8,000人強だったそうだ。人数は、主催者予想の6万人を大幅に上回るもので、嬉しい悲鳴といった感がある。

欧州域内から多数の来場があるのは当然として、インド、トルコ、中南米からの来場が増加しており、逆に、東アジアには繊維機械展の有力なものが複数存在するため、中国からの来場者数はそうでもなかったとのこと。

いやはや、世界の様々な地域で続々と繊維産業が興隆しているようだ、かつての日本や欧米がそうだったように、工業の歴史は発展途上国ではまず繊維から始まり、輸出で外貨を稼ぐ、というパターンになる。

従って、日本や欧米のような先進国のものづくりは、彼らとは違う付加価値、強みを打ち出していかないと、コストの点では当然太刀打ちできないだけに、「我々にお任せ下さい」ということになってしまうだろう。

その記事の横に、囲みで島精機製作所の島正博社長へのセンイ・ジヤァナルさんが単独で取材された記事が掲載されていた。

この中に、注目すべきトピックが2点あった。

1点は、今回のITMAで発表されたホールガーメントの「プロトタイプマシン」(まだ正式な名前も付いていないマシンのようだ)の最高編成スピードが、どうやら秒速2メートルを超えているらしいこと!

かつてのホールガーメント機は、「速度が遅い」というイメージが強かったが、これは凄いですよ。相当に生産性が高まってきていますね。

もう1点は、3次元対応のデザインシステム「SDS-ONE APEX」が、3次元サンプルをバーチャルで作り上げることが出来るものになっているということ。

最近さくらはニットの担当ではなくなって島精機さんとご無沙汰してしまっているんですが、このシステムは是非この目で確認したいと思っております。昨日のIFIさんのセミナーでのミズノさんのお話と全く同じで、サンプル作りにどうしてもコストと時間がかかってしまうので、それがほとんどバーチャルで完結してしまうならば、商品開発のスピードはこれまた格段に上がってくる。

中国も手横、人海戦術でなくなりつつある今(ガンガン島さんの機械を購入していますよね)、中国と日本の比較でいうと横編みのニットの場合は、原料の問題と、高価格帯商品のリンキングの問題を別とすれば、編物設計・プログラミング技術、つまりは頭脳対頭脳の勝負に移行しつつある。

この間、このブログで士郎正宗原作の映画「エクスマキナ」の衣装をミウッチャ・プラダがデザインしたことをご紹介したけれど、島さんのシステムは、例えばアニメーションとか、「セカンドライフ」のような3D画像用の衣装をデザインし、それをリアル=実際の店頭販売用にも生産するとか、その逆、なんてことが出来る状況にほとんど近づいているのではないか(ただ、汎用性の高いアプリケーションではないので、もう1つ変換ソフトのようなものが必要だとは思いますが)。

ほんと、この記事は昨日のセミナーの話と非常にリンクしていて、ニットの場合は、テクノロジーが高度に発展している先進国ならではの展開というのがいろいろありうるんじゃないだろうか。

私が少し前からイメージしていた、「人間の肌と一体化した服」も、ソマルタさんがニットで具現化されましたしね。合繊のニットというのも、工業用途も含めて面白いと思うし。いろいろ考えると、まだまだやれることはあると思えて、わくわくしてきます。

やっぱり機械展は見逃せませんね。来年はやはり、シンガポール(JIAM)行きかな。さて、どうやって時間を作り出すか。

日興テキスタイル、ミズノ、イッセイミヤケ、三者三様のものづくりへの姿勢

うちの会社主催の展示会を明後日に控えているのに、よそんちのセミナーに何人も参加していていいの?なんて言われそうなんですが、準備万端でございますので、皆様是非ご来場下さいませ(笑)。

とPRはさておき、弊社ビルのテナントさんでもある(財)ファッション産業人材育成機構・IFIビジネススクールのシンポジウム「日本のもの造り、日本のファッション創り講座」に参加してきた。

所用のため、最初と最後30分くらいずつ参加出来なかったので、ご関心のある方には業界紙各紙の報道を是非ご覧頂きたいが、今回のシンポではパネリストの三者三様のものづくりへのアプローチの独創的な手法から学ぼうという趣旨なのか、パネルディスカッションではなく、個々のプレゼンテーション及びインタビューを聞く、というスタイルになっていた。

トップバッターの日興テキスタイル(株)代表取締役社長・阪根勇氏のお話は、さくらは一昨年も聞かせて頂いていたのだが、今やマーケティング目的の2次製品のアンテナショップまで開店され、業務改革と時流に合った製品開発には益々磨きが掛かってこられたのではないか、という感を受けた。

同社の経営手法は、工業製品を製造しておられる異業種の優秀な工場さんの事例と比べると、全く違和感のない、むしろスタンダードな工場経営の手法だという気がする。

ただ、それが、わが繊維工業の世界では、稀なる成功事例、となってしまうところが非常に問題で、取引条件の改善(100%現金取引、未引取りなし)、短サイクル小ロット生産用のラインの改善、ベテランのカンに頼らない匠の技術の標準化等を進めれば、阪根社長がおっしゃっておられたように、「マイナスからゼロの状態」に行ける可能性のある同業他社さんは多いのではなかろうか。

実のところ、わが墨田区内でも、軽工業的な製造業がコンサルタントの力を借りて劇的に利益率を改善した例はございますんで。ジモッティの方でご関心のある方は弊社にお声をかけて下さい。

続いて、ミズノ株式会社総合企画室上級専任職・村田一雄氏。

村田氏のお話は、ブランディング(同社は昨年ついに、Mのマークをミズノランバードに統合、一本化された)、中国での販路拡大、そして、テクノロジーの視点からの新商品開発の3点に亘る幅広い内容だった。

特に一番最後の商品開発手法は、コレクショントレンドやストリートトレンドに依拠する通常のファッションアパレルとは全く違うもので、恐らく自動車とか家電などの業界の人間工学的な手法に近いのではないかというものだった。

3Gコンピュータのシミュレーションだけで試作を繰り返さなくてもかなりの精度のものが出来てしまうといったお話や、「20年後のスポーツ用品はどうなっているか」というテーマで、先に設計ありきではなく思想・発想を基にしたデザインのコンペを行っているとか。

バット製作の2人の技を継承するため、彼らが木材を地面に叩いて音を聞いて木の良し悪しを判断しているその音を録音し、分析を行っているというお話は、日興テキスタイルさんの、匠の技術の標準化のくだりに相通じるもののように思った。

最後は、(株)イッセイミヤケ取締役、多摩美術大学美術学部生産デザイン学科テキスタイル教授・皆川魔鬼子さん。IFIの尾原学長によるインタビュー形式で進められた。

プレゼンの最初と最後には、皆川さんが手掛けておられるブランド「HaaT」と、西川リビングとの共同開発「mayu+」の商品画像のご紹介があったのだが、それこそ1点1点の原料や組成、加工法、産地について、非常に丁寧な説明があり、皆川さんのものづくりへの思いの深さを痛切に感じさせられた。

皆川さんの語録、さすがは国際的にもトップレベルにあるデザイナーズブランドのテキスタイルデザイナーさんだけあって、非常に鋭いご指摘の連発だった。今日ご参加された方は、本当にラッキーだったのではないかと思います。

ファッション業界の方だけでなく、他のジャンルでデザインに携わっておられる方にもとても参考になるお話だったと思うので、私の心に留まった点を箇条書きにしてご紹介しておきますね。

・よいものづくりをしようと思ったら、原料が重要なのではないか?

・「HaaT」では、インドの刺し子を定番化している。インドの刺し子は、古くなった素材を重ねて縫って捨てないでまた着るところが良い。

・素材の開発には時間がかなるので、本当に良い素材が出来たなと思ったら、柄や色使いを変えて、何シーズンも続けて使っていく。

・若い人達は、アイデアを沢山持っている。ただ、スキルや経験がないからそれを具体化出来ないだけで、良い才能に対しては大人がしっかり研修してあげなければ。

・アタッチメントではなく、繊維機械の本体そのものにおいて革新的な製品が開発されてこないと、デザイン(筆者注:織物設計のことか?)だけで新しい良い商品を作り出すのは難しい。

・(イッセイミヤケでは何故日本でしか出来ないような商品の開発が可能なのか?という問いに対して)、若いときからどんどん商品開発をやらせてもらえるということと、他と違うものを作ることを要求されているからです。

・(社内でどうやって感性を共有しているか、という問いに対して)・・・感性の共有を教えるよりは、感性を持った人を特化させることだと思います。正直申し上げて、20歳でも感性のある方もいれば、経験を積んでも感覚が違う方もおられます。感性は、教育ではないという気がします。但し、コミュニケーションをよくとり、共有は出来なくても、全体の平均を底上げするということは可能だと思います。

一番最後の話は、非常にシビアな内容なのだが、ミズノさんの話の中に度々登場していた一流のアスリート達と同じで、一流のデザイナー、クリエーターというのはtalented=神に選ばれた存在なのではないか、という趣旨のことをおっしゃっておられたのではないかという気がした。

イッセイミヤケさんのものづくりも、狭義のファッショントレンドにのみ依拠せず、スタイルを持ったブランドや、プロダクトデザイン、工業デザインの目線での素材開発、商品開発を行っているという点では、日興テキスタイルさんやミズノさんとも底流を同じくするという風にも解釈できるのではなかろうか。

3者共、原料を選別する能力、生産管理、人間工学、繊維機械の開発力の活用等、トヨタ、ホンダなどと同様にある意味では世界一強い日本の「工業」のノウハウを駆使しながら、それを消費者の目線に合った商品(テキスタイル、2次製品)に落とし込んでおられる点、そして、これは繊維ファッション産業ならではの特徴だとも思うが、自然と人工(天然繊維と化学繊維)が共存・調和しているところが素晴らしいのではないかという気がした。

三者三様、という形に見えた今回のパネリストは、実は極めて「日本的」な、強みを有する企業であるという点で共通していたのである。

2007年10月 2日 (火)

ユニクロ「UNIQLOCK」第2弾はカシミア編

今、のんびりとお茶を飲みながらネットサーフィンをしていて発見したんですが、一時期私のブログでもご紹介していたユニクロさんのブログパーツ時計「ユニクロック(UNIQLOCK)」が、いつの間にかカシミアのキャンペーンに合わせてカシミア編に変わっていましたね。

といいつつ、前回私のブログに「UNIQLOCK」を貼って居た時、「BGMが気になってブログが読みにくい」というお声を頂戴したので、今回は貼るのは止めておきます。音は皆様ご自身のPC上で消すことも出来るんですが、まあもう2回目ですしね。ユニクロさんのサイトのUNIQLOCKのページにリンクを貼っておきますので、宜しければご覧下さい。

◆UNIQLOCK http://www.uniqlo.jp/uniqlock/

念のため、記者発表時のニュースもご紹介しておきますね。

◆「今年のカシミア ユニクロ、パリコレデザイナーとコラボ(フジサンケイビジネスアイ)」  (H19.9.27Yahoo!ニュース他)

商品を店頭でまだ見ていないので果たして価格に見合った商品になっておられるのかどうかはまだ何とも言えないんですが、原毛が高騰しているご時勢のカシミアのキャンペーンなので、百貨店さんの開発輸入商品のプライスにかなり近づいていっている感がありますね。量販のイメージではない価格帯、ある意味で、現在の原料の高騰にうまく乗じているとも言えるのでは?

先日うちの会社の講座でN先生が、カシミアの話題に触れられた折に、「中国の超大手企業がカシミアの(原毛の)超高級品を大量に買い付ければ、(バイイングパワーで)価格を抑えることが可能となり、低価格品との価格の逆転すらありえる」とおっしゃられたことが、ユニクロさんにもそのまま当てはまるでしょう。量を買い付けることでどの程度のコストダウンを図っているのか、利益率を考えると、百貨店さんの開発輸入なんかではとても勝負にならないと思います。

果たして実物はどの程度のクオリティーと感性なのか、店頭で商品やVMDを早く確認したいと思います。

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