セーターで、あんな経験、こんな経験
東京は、来週辺りから気温がぐんと下がるという話もあるようですね。
今週は既に、巷でも冬物のジャケットやコート、ニットを着用しておられる方が増えていた。私はというと、昔は比較的寒がりな方だったのだが、最近はヨガやピラティスで少し血行が良くなったり代謝が上がったせいか、薄着が平気になってきたのだ。長袖のTシャツとベストにストール1枚くらいで街中を闊歩している。ほんと、業界人にあるまじき、「季節に遅れてついていっている」状態で、良くないことなんですが(笑)。
さすがに、来週くらいからウールの横編みニットの出番かな、と思って、クローゼットの中を整理していた。
ニットについては、いろいろな思い出があって、すごくショックだったことの一つに、某アウトレットで試着せずに購入したインポートのセーターが、家に帰って着ようとしたら頭から入らなかった(^^;; ということがある。
ニットの専門家の方々が良く、「欧米人は頭が日本人より小さいので、襟ぐりに注意して仕入れなければいけない」とおっしゃっておられるが、ホントなんですよね。身長は向こうの方の方が高いのに。身を持って体験してその意味が良く理解できた。
それからは、海外に出た時にニットを買う際には、必ず試着するかショップスタッフの方に襟ぐりを測ってもらっております。さくらの頭周サイズは59.5センチで、帽子の専門家の方に言わせると日本女性の平均よりも1.5センチ大きいらしいですので、特に要注意なんですよね。
もう一つのショック体験は、「マックスマーラ」でその当時26,000円だったウールのセーターを何度か着ているうちに、おへその位置辺りに毛玉がぼそぼそ出来てきたこと。
私にとっては結構なお値段の買い物だっただけに、「何でやねん」という感じで、しかも、お腹の前部分にだけ出来ているのが不思議だったのだが、ある時、「多分あれのせいだ」とハタと気づいた。
その頃お気に入りだった、某ブランドのベルトで、直径8センチくらいの大きな林檎の形をしたシルバーのバックルをあしらっていたものがあって、その林檎のへたの部分が、セーターに当たってすれて毛玉を作っていたんですね。
理由に気づいてからは、そのセーターの下に林檎のバックルのベルトを着用するのは止めたんですが、その後は毛玉の発生はピタリと収まりました。
他にも、昔々、アクリルの混率の高いセーターで毛玉を山ほど作ったり、カシミアのセーターを虫に食われて自己流で補修をしたこともあったりと、ニットにまつわる思い出は尽きません。
いろいろ買ってみて、着てみてお手入れも自分でやってみて初めて気づくことって、一杯あるんですよね。
寒くなって、ぬくぬくのほんわかニットに袖を通すのは至福の喜び。これから数ヶ月間、その喜びを心から味わいたいと思います。
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