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2007年11月18日 (日)

【書評】小山昇/岡本吏郎著『儲かる会社の社長の条件』(アスコム)

(株)武蔵野の代表取締役社長・小山昇氏の著書「『儲かる仕組み』をつくりなさい」(河出書房新社)を以前読んだことがあって、非常に面白かったので、この本を立ち読みし始めたら、期待に違わずやはりものすごくためになる内容だったので、買って帰ってすぐに一気読みした。

今回の小山社長の著書は、経営コンサルタントであり税理士の岡本吏郎氏との対談形式になっている。小山社長も非常にユニークかつ、この本の中でご自身が「知能犯」と称しておられるように怜悧な頭脳の持ち主でいらっしゃるようなのだが、対談相手の岡本氏も負けず劣らず非常に分析力の高い方のようだ。

お二人共、苦労して育っておられるところが似ておられるように思えるんですよね。苦労人だけど、どこか苦労を苦労とも思っておられないような、まるで苦労を楽しんでおられるかのような「ゆとり感」すら感じるエピソードにも、相通じるものを感じる。

そういう子供時代の話から現在経営者として直面している種々雑多な問題への対応法に至るまでを余すところなく語り合った結果、岡本氏は「名社長は『エントロピー』が低いもの」(同書P158)というキーワードを導き出していくのである。ハイテンションな経営というのは結局は長続きしない。人生は長いのだ。静かに社員や周囲の人々を動かせるだけの力量、ゆとり感を持て、というのが、お二人(特に岡本氏)の一貫して主張されたいメッセージのようであった。

小山社長は、中堅中小企業向けのコンサルティング事業も手掛けておられ、現役の社長さんや社長の子弟を受け入れ、朝から晩まで自身の行動に動向してもらういわゆる「鞄持ち」研修も実施しておられるとのことである。この本の中には、わが業界の名岐地区のある企業さんの息子さんが鞄持ちをご経験されて劇的に変わられた、というエピソードもちらりと登場しておりますので、ご興味のある方は是非この本をご購読下さい。

さて、例によって、備忘録として私が気になったポイントを4点ほど抜き書きしておこうと思う。

・「効率の良いことがベスト」では儲かる会社は作れない 岡本氏(P12)

この考え方には、全く同感。「効率が悪いからこそ経験値がものを言い、参入障壁が高くなっている」(P14)ということは、わが業界周りの多くの業種に言えることなのではないかと思う。

・「事業を2倍、3倍にする」という考えがとても大事です 岡本氏(P75)

この言葉、ベンチャー企業の皆さんに特に噛み締めて頂きたいですね。私が支援したいのも、こういう方々。「1億円を1億2千万円にする考え方は、現在のやり方の延長でしかありません。(中略)2倍、3倍にするためには、新しいことをやるとか、どこかをブレイクスルーする必要がありますから、そちらの方が有望なわけです」。こういう風に考えた方が成功しやすいというのは、私が企業さんを見てきた経験においても、当たっているという気がする。

・経営とはバランスを崩すことである 小山氏(P106)

・税理士はなぜか「真四角」が大好き 岡本氏(P108)

これも、実際に商売をなさっておられる方にはすごく共感できることなのではないだろうか。現実の経営とは、攻めー守りー攻めー守り、という感じで、ダイナミックに動いていくものである。

裏を返すと、真四角が好きな、安定志向の方は、経営者には向いていない、ということになる。

・社長と同じ価値観の人を採用しなければならない 小山氏(P172)

新卒や中途で採用した人材の定着率アップというのは、中小企業にとっては非常に大きな課題だが、小山社長のこの考え方は、非常にリアルに現実を捉えておられるな、という気がする。

就職氷河期に採用した人材に今になってドンドン逃げられている中小企業さんは多いと思うのだが、「学校の成績より価値観をチェックする」という、(株)武蔵野さんの採用方法には、見習うべきところが多いのではないだろうか。

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