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2008年1月14日 (月)

服を超えた服、フセイン・チャラヤンの放つ圧倒的なクリエイティビティーSPACE FOR YOUR FUTUREー

昨日一昨日と、頑張って仕事を終えたご褒美という訳ではないんですが、前々から行きたかった東京都現代美術館の「SPACE FOR YOUR FUTUREーアートとデザインの遺伝子を組み替えるー」を見に行って参りました。

この展示会、もう来週1月20日(日)には終わってしまうので、ギリギリすべりこみセーフ、という感じで駆け込んだような感じである。既にいろいろな方がブログに感想をアップしておられるので、一般的な解説はやめて、カンペキに主観的な感想を書くことに致しますね。

この展示会のキュレーターは、金沢21世紀美術館の立ち上げを終えて、MO+に転籍された長谷川祐子さん。ダイバーシティ(多様性)の時代、1人のクリエーターにフォーカスせずテーマ主義で作品を集積して統一感を出すのは非常に難しいと思うんですが、アートの世界で有名なエルンスト・ネトのようなアーティストから、建築界のSANAA、そして、沢尻エリカの百変化を撮影したタナカノリユキ氏や、年末にご出産されたばかりの蜷川実花さんなど、一般の人に知名度の高いクリエーターまで、バランス良く人選し、統一感よりも見所の多さでひきつける構成になっていました。

大半の作品が、この展示会のための新作になっているのも、2007-08年秋冬というシーズンの時代性を屹立させるのに貢献しているように思いました。まるで雑誌の編集のように、長谷川さんの感性で面白いなと思われるものがピックアップされていて、そのコラージュで時代性が見えてくる、という感じである。

私がこの展示会を見にいった目的は、ズバリ、フセイン・チャラヤン様の作品が見たかったから。2007-08年秋冬シーズン向けの、「LEDドレス」が飾ってあったんですが、やはり、現物の美しさには圧倒されますね。

ここまで行っちゃうと服としてどうよ、という感もなきにしもあらずなんですが、ビジューを服に縫い付けるなど、光り輝くものの美しさに魅せられてきたファッションの歴史の流れからいって、「もっと光を」という発想でLEDというのは、わからないでもありません。

元々、宝飾品の力を借りるというのもそうなんですが、女性の身体そのものの美しさではなく、洋服で構築する美の世界であり、洋服が「物語る」世界観である。これは、チャラヤンのクリエーションの一貫した特徴であるように私は思っているんですが。

ビデオでは、ジャーナリストの間で絶賛された、20世紀の過去のファッション史をチャラヤン流に再構成してみせた2007年春夏シーズンの「111コレクション」のショーの様子が流されていた。本当に大勢のオーディエンスが、微動だにせずビデオを食い入るように見つめていたのには、びっくりしました。

多分、一般の方々の間ではチャラヤンの知名度はそれほどではないと思うんですが・・・ファッション業界に身を置く人間としては、非常に嬉しかったですね。嗚呼、エネルギーを真剣に注ぎ込んで作り上げた作品、ショーは、見る者の心を打つんだなぁって。

ご参考までに、style.comの、両シーズンのレビューをご紹介しておきますので、良かったら是非ご覧下さい。

フセイン・チャラヤン2007-2008秋冬コレクション

フセイン・チャラヤン2007春夏コレクション

業界的には今話題の、ブレス(BLESS)の、「BLESS N°32 Frustverderber」も展示されていました。例の、サッカーの試合のビデオとインスタレーションである。

こちらは、あまり重々しい意味合いを持たせているというよりは、「こんなんやったら面白いんじゃない?」という感じで、発想して出来た作品なのかも、という風に私は思ったのだが。そういうちょっとミーハーなノリが許されるところが、ファッションという分野の長所である。

他に印象に残ったのは、次のような作品。

・エルンスト・ネトの「フィトヒューマノイド」。

着ぐるみのような大きな柔らかいスカルプチャーは、腕を通して背負ったり、その上に背中から寝転んだりすることが出来る。中にはクッション材が入っていて、寝そべった折の感触は良かったが、背負うと少し重い(子供さんだと、かなり重く感じられただろう)。前と後ろに穴があったので、スタッフの方に「おへそとお尻の穴ですか?」と尋ねたところ、「中に詰め物を入れるための穴です」という返答が返ってきた。

・AMID* 「アーキテクチャー(cero9)」

自由に形を変える闘牛場、4S(太陽、セックス、砂、海)と命名された、水の上に浮かぶリゾート、細長く「く」の字型に曲がっている高層住宅、薔薇の花に包まれた発電所という4プロジェクトを提案。全てに、建築コストや耐用年数が記されているので、リアリティがある。空間の概念、公共建築の概念を問う意欲的な作品。

・SANAA「フラワーハウス」

この作品は、AMIDの作品よりももっとわかりやすく、部分的にはすぐにでも実現可能な提案である。曲面を多く用いた建物の設計は金沢21世紀美術館と同様のものだが、全てガラスになっているので、中と外、外と中が分断されていながらも、視界の上ではつながりがあり、空間がとても広くなったように思える。実際にここまで開かれた個人住宅というのは、居心地が悪くなってしまうかもしれないが。

・石上純也「四角いふうせん」

多くのブロガーが、この作品のことに触れていたが、大作、力作だと私も思った。今日私が見ている限りでは「揺れ」は感じなかったが。ゆったりと腰掛けて四角いふうせんが浮かぶ様をのんびり眺めるのは心地良い。

・足立喜一朗「e.e.no.24」

中からは自分の姿しか見えないが、外からは全てが丸見えの「一人ディスコ」。この、ちょっといかがわしさを感じる空間が、今の「東京」らしい。

最後に、私以外のブロガーの方の感想をご参考までに1つだけご紹介しておきますね。「artholic days」さんのブログです。

◆artholic days 「http://blog.zaq.ne.jp/artholicdays/article/331/

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はじめまして。
こちらは、「UK-Japan2008」公式WEBサイトの運営を行うUK-JAPAN2008WEBサイト運営事務局です。

英国大使館およびブリティッシュ・カウンシルでは2008年に「芸術・科学・クリエイティブ。新しいUKを体感できる一年、UK-Japan2008」を開催いたします。
http://www.ukjapan2008.jp/
現在このUK-Japan2008公式WEBサイトに、サポーターとしてご参加いただける公認ブロガーをスカウトしております。

このたび、両国さくらさんのブログを拝見させていただき、
特にファッション関係のコンテンツがとても充実していると感じました。
よろしければ、「UK-Japan2008」にサポーターとして参加いただけませんでしょうか。
ご興味を持っていただけましたら、以下までご連絡ください。
詳細をご説明させていただきます。

UK-JAPAN2008WEBサイト運営事務局
blog@ukjapan2008.jp
※UK-Japan 2008WEBサイト運営事務局は、株式会社読売広告社および株式会社ライトアップで構成されています。英国大使館とブリティッシュカウンシルで構成される「UK-Japan 2008」実行委員会より委託され、 BLOGサイトの運営を行っております。

#突然コメントに書込みを致しました失礼をお許しください。
こちらのブログにふさわしくないようでしたら、お手数ですが
削除をお願い致します。

UK-JAPAN2008WEBサイト運営事務局様、

書き込み拝見致しました。お声をかけて頂き、有難うございます。

但し、当方は現在、非常にスケジュールがタイトであるということと、

本業の傍ら、ジャーナリストとしても活動しておりますので、

場合によってはブロガーとしてではなく、きちんと取材させて頂いた上での情報発信の方が望ましいのではと感じるところもございます。

もう少し詳しい情報を知りたいので、明日にでもご指定のメールアドレスにご連絡させて頂きます。

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月が傘をさすと雨になるといわれています。月が傘をさすのは、巻層雲という雲があるとき。この巻層雲は、地上8キロ以上の上空に出来る雲で、細かい氷の結晶の塊です。その氷の結晶が月の光を屈折させて虹の輪を作るのですが、光が弱いため白い傘にみえます。巻層雲が下に下りてくると、一面の曇り空になります。よって、つきが傘をさすと雨の確率が高いのです。... [続きを読む]

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