最近のトラックバック

2018年4月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

両国さくらのお気に入りリンク♪

お断り

  • 本ブログと無関係なコメント、トラックバックは予告なく削除させて頂きます。

当方の連絡先について

  • 当方の連絡先は、次の通りです。#の代わりに@を入力してメールをお送り下さい。 ジャーナリスト「両国さくら」としての取材領域は、女性の目線で見たモバイル・ビジネス及びケータイ(モバイル)通販、ネット通販等が中心です。お気軽にお問い合わせ下さい。 ファッション・ビジネスについての取材は、本業との兼ね合いでお受けできるものと出来ないものがございます。ご相談事は、極力本業の方でお受けするようにしておりますので、予めご了解下さい。 underground1103#yahoo.co.jp

« 日本のファッション報道、批評精神欠如の理由は(その3)? | トップページ | リンク集に「アパレル転職 インターセンス(intersense)」を追加しました »

2008年2月26日 (火)

日経MJコラム「原則守れぬチェーンストア 『店舗の標準化』優劣を左右」を読んで

今日2月25日(月)付けの日経MJさんの「底流を読む」というコラム欄に、編集委員の井本省吾氏が「原則守れぬチェーンストア 『店舗の標準化』優劣左右」というタイトルでご執筆なさっておられる内容が目を惹いた。

このコラムは、日用雑貨卸の幹部が、ドラッグストアの発注頻度は週2,3回もあって多すぎると嘆いているという話を引き合いに出し、同業界では狭い立地、不規則な立地への出店が多く店舗の標準化が出来ていないので、ユニットコントロールが乱れ多くのロスを生んでいる・・・という趣旨の内容だった。

コラムの最後の方に、ドラッグストアとは対照的に、店舗の標準化がうまく行っていたり、店舗の大きさごとに品揃えのパターンを確立し成功している事例として、ユニクロさん、しまむらさん、西松屋チェーンさんと、4社中3社までわがファッション業界の企業さんの名前を引き合いに出して下さっていたので、思わず嬉しくなってしまった。

ちなみに、あと1社は、都心では見かけないが、ホームセンターのニトリさんである。

スタンドアローン型の店舗が中心のしまむらさん、西松屋チェーンさんと、地方郊外のスタンドアローン型の店舗プラスショッピングセンターやファッションビル内店舗の双方を持つユニクロさんはもとより、

わが業界では、アパレル発SPA、小売り発SPA、そして、商品構成でいうと三角形の頂点部分のインポートやドメスティックのデザイナーズブランド、個性派ブランドは別として、実態的には7、8割近くはオリジナル商品を用意し、「擬似SPA」的な業態となっている大手セレクトショップに至るまで、ショップタイプを社内でA型店、B型店、C型店・・・という格好で分類し、店舗面積にあったVMDを組み商品の適時投入を行う仕組みはかなり普及しているように思う。

これは、本当にこの10数年ほどの間、わが業界内の、優秀なコンサルタントの方々や、店頭起点の情報システムを開発されたシステム会社さん、そして、SPA企業幹部の方々が懸命に努力を積み重ねてこられた成果だと思う。

ドラッグストアさんで発注が多いというのは、私もIFIビジネススクールでいい年をして苦学生をやっていた頃何度かマネキンのアルバイトでドラッグストアさんに入ったこともあるのでわからないでもない部分がある。例えば紙おむつやトイレットペーパーのような商品は、消耗品なので1日に物凄い数売れるんですよ。おまけに床を取るし、ダンボールに入って入荷してきたときの重さといったら、腰が抜けそうなくらいだ。

アパレルの売り場と違ってバックストックはほとんどなく、売り場=ストックという感じになっている状態だから、必然的に毎日のように頼まなければならないのだろう。

だが、全てのものがそんなに高速回転する訳ではない筈。そういう意味では、井本編集委員がご指摘なさっておられる通り、まだまだ改善の余地があるのではないだろうか。

最近はガソリン代が高くなって、物流コストも上がってきているご時勢ですからね。地球環境のことを考えても、ドラッグストア業界の皆様には、是非創意工夫を重ねて頂きたいなと思います。

話はわが業界のことに戻るが、わがファッション業界で店舗の標準化やユニットコントロールが進んだ理由の一つに、多分90年代のバブル崩壊以降の不況期に、「アパレル商品は生鮮食料品と同じで腐っていくものなのだ」という共通認識が広まったからではないかという風に私は思っている。

とはいえ、アパレル商品はお肉やお魚みたいに、本当に3日や4日で腐る訳ではもちろんないんですよね。元々、異業態に比べて粗利が極めて高いので、うまく単品管理を行えば非常に儲かる商売である。

だが、わが業界の中においても、全ての業態で店舗の標準化がうまく行っている訳ではない。卸型アパレルさんから商品を仕入れてきて15年以上前には地方で10店舗くらい持っておられた地方の有力専門店さんで、大半の店舗をスクラップせざるを得なくなった、という例は枚挙に暇がないし・・・。

百貨店さん、量販店さんの平場と呼ばれるゾーンも然り。

このコラムの横に、大手量販店S社の社長さんのインタビューが掲載されていたのは、ホント、皮肉だなぁ、と思いましたよ。この企業さんがカリスマバイヤーとして業界で著名な方を誘致して改革を始められた頃から、さくらの周りのコンサルタントの方は、「S社さんは何故全国の店舗の標準化から始められないのか」ということを鋭く指摘しておられました。

改革の失敗は、部下であったカリスマバイヤーさんの責任ではなく、最終的にはこの社長さんご本人にあるのではないかな、とさくらは思っております。

追記:私はドラッグストア業界の専門家ではないが、アパレル発SPA、小売り発SPAと比べて、ドラッグストアの業界で発注頻度が多い理由は、コンビニ(コンビニエンスストア)と同じようにフランチャイズのお店が多いからであろう。

その点、わが業界のSPAでは、商品は本社の判断で納品されたり引き上げられたりするのが大半であるので・・・その差なのであろう。

« 日本のファッション報道、批評精神欠如の理由は(その3)? | トップページ | リンク集に「アパレル転職 インターセンス(intersense)」を追加しました »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/62244/10760034

この記事へのトラックバック一覧です: 日経MJコラム「原則守れぬチェーンストア 『店舗の標準化』優劣を左右」を読んで:

» ナノユニバース情報はコチラ [ナノユニバース情報]
ナノユニバースについての情報をお届けしています♪ [続きを読む]

« 日本のファッション報道、批評精神欠如の理由は(その3)? | トップページ | リンク集に「アパレル転職 インターセンス(intersense)」を追加しました »