みんな違って、みんないい
最近、繊研新聞さんとWWDジャパンさんの、メンズコレクションの論調が結構違っていて、読んでいて面白いですね。
WWDさんの方は、記者さんが変わって、ある意味ベタというか、非常にわかりやすい文章と写真のセレクションになってきたなぁと。
それに対して、繊研さんは、コレクションの作品の素材や色、デザイン、ディテール、小物使いなんかをかなり細かく見ておられますね。ピッティ・ウォモのレポートの方は、非常に服を良く知っておられる方のセレクションだなぁ、というか、通好みの味わいを感じる。
なかなか対照的で、この辺をプロのバイヤーさんなんかがどのように見ておられるのか、興味深いところである。
さくら的には、実はレディスと違って、メンズでは断然、こういうパリコレ、ミラノコレには出てこないようなジャパニーズ土着系「リアルクローズ」派=お兄系が大好きなんですよね(笑)。ホント、お兄系のブランドをプロデュースしたいくらいなんですよ。田舎っぺだからというのもあるんでしょうが、今や、セレクトショップ向けのこじゃれたバカ高い服には正直あまりリアリティを感じない部分があるのだが・・・。
まあ、人それぞれの見方というのがあって然るべきだと思うんですよ。メディアは、やはり元気なところが複数ないと絶対に駄目ですね。
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