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2008年3月31日 (月)

再デビューデザイナーの処世術にがっかり

明日3月30日(月)発売のWWDジャパンさんが早めに送られてきたので、ペラペラと中をめくっていて「おやっ」と思った。

多分同紙の人気企画の一つであろうと思われる、新進ブランドを小学校の通信簿形式で評価する「新人デザイナーへの通信簿」の東京コレクション特別編、「ー今回、初参加の7ブランドを採点。さて、その結果は?ー」に、ショーに参加していた新ブランドが6つしか取り上げられていなかったからだ。

掲載ブランドの総数は、見出し通り7つ。もう1つピックアップされていたのは、ショーは行わず、期間中インスタレーションとJFW合同展示会に参加していた「ポエジー」の中章(なかあきら)デザイナーだった。

中デザイナーのことはこちらのブログでもご紹介させて頂いたが、確かに意欲的な見せ方、商品開発に着手なさっておられたから、特筆すべきに値するものだったと私は思う。

だが、他にもショーには不参加だったがJFW合同展示会には参加していた方々は何名も存在していたのに、何故?と思い、後ろの方のページをめくって納得した。

大手アパレルさんがバックアップし、今回再デビューを果たしたユニットの新ブランドさんの広告が、2ページに亘って掲載されていたからだ。かつて90年代のジャパニーズ・デザイナーズ・ブームを牽引した超人気ブランドのデザイナーさん達の再デビューである。

このブランドさんだけが、通信簿のページからはすっぽり抜け落ちている。

ここからは私の想像なので、もし間違っていたら非常に申し訳ないのだが、ひょっとしたら、デザイナーさん達自身か、あるいはバックについておられる大手アパレルさんのご関係者の方か、プレスの方かが、ブランドイメージをキープしたいがために、「うちのデザイナーは新人ではないので、この欄には取り上げないで頂けませんか。その代わり広告を出稿させて頂きます」という話をWWDさんに持ちかけたのかもしれない、と、ちょっと思った。

資金力の潤沢な企業さんが、業界紙に広告を出されるということは良いことだと私は思うのだが、通信簿の欄からは逃げないで頂きたかったなと、非常に残念に感じた次第である。

デザイナーさん達の友人知人や、上品な語り口のジャーナリストのブログではなく、この方々とのつながりの薄い方でショーを見られたブロガーの方からは、若干厳しい論調の感想がアップされていた。私はショーを生で拝見した訳ではないが、ネットや業界紙の写真画像を見る限りでは、同様の感想を抱いた。

やはり、90年代初頭の鮮烈なデビューの後の、アトラクティブなショーや、キャラクターを前面に打ち出したファッションは、時代を象徴するクリエーションだったな、と思っているのと・・・。

もう1つ、以前このブログでも書いたことがあるが、横浜トリエンナーレ2001で見た、環境をテーマにした作品にも、強く心惹かれた記憶があって、男性の方のデザイナーさんがアーティストとして地道な活動を展開していかれることに期待していたからだ。

正直、この方々はまだそんなに年ではないんですよね。男性の方は1967年生まれだが、確か女性デザイナーさんはまだ30代半ばくらいの筈。今デビューしようとしているヨーロッパからの帰国組の中にもそのくらいの年齢の方が数名いらっしゃるようなので、老け込むようなお年ではない筈だ。

それだけ、この15年間の間に、日本のファッション業界が変わった=インディーズが簡単に成功できる時代ではなくなった、ということの表れでもあるのだが、この間の大変な時代に、業界でご苦労を積み重ねてこられたということが、フレッシュな企画を出せないという結果になってしまっているのかもしれないし・・・。

大手さんがバックについたから再デビューできたということは、逆に、「一定の売り上げを叩かなければならない」というプレッシャーになっておられるのかもしれないが・・・。

無責任なことを申し上げるようだが、一人のファンとしては、無理してこじゃれたファッションをこしらえるよりも、この間男性のデザイナーさんが追求してこられた環境保護とか、リサイクルに対する信念を貫いて欲しいな、そんな風に思うのだ。

この考え方は、間違っていませんよ。それを2000年頃に看破なさっておられたということは、確かにこの方々はイノベーターだと思うのだ。

何か、ショーの最後にある政治家の方だけがフィーチャーされたのも、さくら的には、うーん・・・という感じだったんですよね。もっともっと草の根的に環境保全やリサイクルの取り組みを行っておられる方々は沢山いらっしゃる筈で、違うアプローチの仕方もあったのではなかろうか。

30代から40代をターゲットにするならば、エレガンスではなく、エコでおしゃれライフを楽しむ「家族」向けのカジュアル。こういう切り口の方がよかったのかも、なんて、ちょっと思ったりも致しました。

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