『sesame(セサミ)』去って『nina's(ニナーズ)』来る
今月、セブン・イレブンさんの店頭で急に祥伝社の『nina's(ニナーズ)』の取扱い冊数が増えたのは、『sesame(セサミ)』が4月で休刊になってしまうのが関係しているんじゃないかな。
『nina's』と『sesame』を比較してみて、もちろん2005年冬に立ち上がったばかりの『nina's』の方がビジュアルが綺麗だとか、スタイリングが今風だとかって違いもあるんだけれど・・・。
決定的な差は、主役が、「子供」から、「母であるワタシ」にスライドしてるってこと!
「母になってもCute&Cool」ってキャッチコピーは、ほんと、時代の空気をシャープに捉えていますよね。正直、シングルやディンクスの人は『sesame』読もうとは思わないだろうけど、『nina's』は子供がいない人でも違和感なく入っていける感じがしますからね。
この、独身時代と地続きな感じ、この気分が押さえられていないと、ファッション業界では価格帯の高低を問わず30代の感度の高い客層は取れないように私は思いますね。
『nina's』の後ろの方のページに、やまだないとさんのマンガが載っているところが、『zipper(ジッパー)』のお姉さん誌っぽくてGoodです(さくら的には、南Q太さんカモーン、というのもあるんですが、南さんの作品ではハッピーなファミリーが読むにはちょっとイタイ感じになっちゃうかな)。
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