マークスアンドスペンサー(Marks & Spencer)は中国本土で売れるの?
最近海外SPAネタばかりが続いてすみません。決してそれ専門でやっていくつもりはないですし、なるべくこのブログではファッション業界の多様な話題をピックアップしたいと思っているんですが、何せ皆様ご承知の通り、日本国内がドン冷えなもんで、元気な話題を選んでいるとどうしても目が外に向いちゃうんですよね。
ということで、今日も海外SPAネタ、行ってみたいと思いますが・・・。
今日5月30日(金)付けの繊研新聞さんの1面に、「中国本土小売市場を狙え!欧米百貨店が参入」という見出しのまとめ記事が掲載されていた。
その中に、先般中面にもちょこっと掲載されていたイギリスのマークス&スペンサー(Marks & Spencer)の上海進出の話題がもう1度取り上げられていた。
これ、ちょっとどれくらい売れるのか、さくら的には興味があるんですよね。
ついこの間、本当に久々にシンガポールでマークスアンドスペンサーを見て思ったのは、シンガポールの場合は、カンペキな普通のオジサンオバサン向けの服としての位置づけで、「あら、これ安いわね」という感じで売れていっているなという風だったのだが・・・。
中国だと、まだまだ「あら、これ安いわね」という風には捉えられないだろうし、国内アパレルのオジサンオバサン服で中国人の感性にマッチしていてしかも十二分に値ごろなものはゴロゴロしているので・・・。
やはり、「ちょっと高いけどおしゃれ」なブランドとして打ち出していかなければならないと思うからだ。
マークスアンドスペンサーの服は日本の場合はこれから外国人労働者がもっともっと増えるというようなことがない限りは、私はかなり難しいと思っているのだが、さて、上海ではどうなんでしょうか。最近現地に行っていないので、これ以上のことは何ともかんとも言えませんし推測も出来ません。
蛇足だが、前にも書いたことがあるような気がするけれど、今日久々に見たマークスアンドスペンサーのネット通販サイトは、益々レベルアップしていて素晴らしかったです。このサイトで見ると、正直、店頭より数倍店格が格上げされているように感じますね(笑)。
それから、英語版のWikipediaの、「Marks and Spencer」に対する解説、非常に詳細で参考になりますね!これ、きっと関係者の方が書かれたのだと思いますが。
Marks and Spencerさん、19世紀末には既に存在していたという、非常に歴史の古い企業さんなんですね。そういえば一時期、ブルックスブラザーズを傘下に置いていたこともあったなぁ、なんて、思い出しましたよ。
既に海外進出なさっておられるか、もしくはこれから海外進出をお考えの皆様、ウィキペディアの日本語版はほったらかしておいてもよいので、英語版にはしっかりとした自社の情報をアップしておかれた方がよいのではないかと思います。
WikipediaはGoogleでは必ず上位に来ますので、皆様の会社もしくはブランドにご関心のある方が読む可能性も高いと思うんですよね。
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