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2008年6月 9日 (月)

新世代エグゼクティブ向けレディススーツマーケットは存在する!

先日、あるところで若き女性弁護士の方にお会いする機会があった。学卒後すぐに司法試験に合格されたという彼女は、20代後半で既に大所帯の弁護士事務所の中では「中堅」のポジションにあるという。

外見も物腰も柔らかで可愛らしいその方とお話ししながら、「このヒト、本当に可愛い。失礼なんだけど、まるで弁護士さんではないみたい・・・」と思いながら、ハタと気づいた。

毛先までお手入れがしっかりと行き届いたヘアスタイル、ファンデはしっかりと丁寧に塗られ、メーキャップはTPOをわきまえて抑え目にまとめてあるメイクからは、知的で清楚な雰囲気が伝わってくる。

なのに・・・私が違和感を感じたのは、彼女の着ているジャケット、インナーとプリント柄のスカートに対して、だ。多分百貨店さんの平場で売られているであろう「ICB」とか「INDIVI」クラスの、ベージュのジャケット、細いリボンのついたサマーニット、合繊のプリント柄のマーメイドスカート姿だったのだ。

確かに、この女性の年齢と、7号サイズの体型から言って、こういった商品を着用するというのは、おかしくはない。とてもよく似合っておられた。だが、あまりにも似合いすぎているので、このまんま弁護士バッジをはずして電車にでも乗られたら、誰もこの方が敏腕の弁護士さんだということには、全く気づかないだろう。

この方に、「先生、残業が毎日大変なんじゃないですか」と水を向けたところ、「そんなことはないですよ」とにこやかに微笑みを返してこられた。優秀な方なので実際に仕事は速いのかもしれない。だが、通常の仕事では考えられないくらいの業務量と精神的なプレッシャーを抱えながら、毎日を過ごしておられるであろうことは想像に難くはなかった。

こういう、若き女性エグゼクティブが、一般のOLの方と同様の、百貨店の平場MDブランドとか、セレクトショップのオリジナルブランドのスーツやセットアップを着ておられるということは、果たして正しいのであろうか?こういう立場の方ならば、社会的地位とTPOに相応しい服、具体的に言うと、上代12,3万円、18万円、もっというと24,5万円くらいのスーツやセットアップを着用しても、バチはあたらないのではなかろうか?

昔ならば、こういう女性エグゼクティブ向けのお洋服というと、まずはインポートと相場が決まっていた。ところが、最近の若い方は皆さんサイズが細い。昔の7号サイズが標準のようになってきているので、インポートではお直しだらけになってしまう。

こういうお客様に向けた、日本発の、ヤングエグゼクティブ向けの仕事服が、どうして出て来ないんでしょうかね?

関西以西だと今ではかなり縮小されたかと思うがそれでも百貨店さんには家庭外商の組織があって、新しくお医者さんとか弁護士さん、要するに富裕層の仲間入りをした人の情報を聞いては外商カードに加入してもらい御用聞きを行う、ということが行われていると思うのだが、

首都圏では、向こうからお店にやってきて下さるまでは、どうやらほったらかしであるようだ。セレクトショップさんでもほとんど同じ状況で、年間100万円以上とか買って下さった時点で初めて「上顧客」として把握されているだけで、

お金は持っているけれども来店されない方へのアプローチが積極的に行われているという話は、ほとんど聞いたことがない(私が貧乏だから知らないだけかもしれないが)。

ブログなどを読んでいると、ベンチャー企業の女性社長さんが、「忙しいので洋服はシーズンの初めに3時間くらいでまとめて買ってしまう」と書いておられたりするが、このような方々に向けて、百貨店さんやセレクトショップさんのネット通販サイトに「お困りの方はお電話を下さい。コンシェルジュが承ります」と大きく書いてあったら、どんなに助かるだろうか(日本の場合は、本当の富裕層だけでなく、一般の方も利用される百貨店やセレクトショップばかりなので、それが出来ないんだろうけれど)。

お電話1本で、明日の商談に来ていく服を3パターンほど用意してすぐに飛んできてくれたら・・・と思っておられるような方は、意外と多いかもしれない。

20年前、10年前に比べて、現在は間違いなく所得が高く、社会的地位が高い女性は増えているのではないか。大学の法学部や経済学部では、男女比はほぼ半々か逆転するくらいになっていると仄聞している。医学部だって女性の数はもの凄く増えてきているらしいし、大手民間企業の女性管理職の数も増えている。

わが業界の女性達だって、労働時間ではしっかりとこういう方々に負けず劣らず働いていると思うのだが、

ファッションに関する問題意識が違うというか・・・朝、日経新聞やiPodで英会話を聞きながら出勤しておられる一般の方々は、トレンド情報にはそこまで関心はないんだと思うんですよね。自分の職場のことや、仕事の段取りや、家族のことや、今日のお昼ご飯何にしようとか・・・ファッションそのものが仕事だったら、お昼ご飯を食べながらでもファッションについて考えちゃうかもしれませんが。

それと、ファッション業界に限らず、美容師さんなども含めた広義の「おしゃれ系自由業」の場合は、「若く見える」ことがステイタスなのだが、堅い業種のビジネスシーンでは、「知的に見える」「しっかりして見える」「信頼できそうに見える」「派手さではなく、清楚な美しさがある」「TPOをわきまえている」といったことの方が重視されてくると思うのだ。

嗚呼、昨日書いたこととある面矛盾するようでいて、ある面共通しているのは、多分、ファッション業界の中だけにいたのではわからないマーケットが今、どんどん拡大してきているのではないかということ。さくら的には、今日テーマにしている若き女性エグゼクティブ的な方は、ひょっとしたら20人に1人くらいの割合で存在するのではないかと思っているので、このマーケットに本気で挑めば、何がしかの成果は得られるのではないかという気がしてならない。

日本と韓国以外のアジア諸国は、もっと男女平等の風潮があるようなので、こういうブランドが出てくれば海外市場に挑戦することもやぶさかではないように思います(資金力がない場合は日本で成功することがブランディングの前提条件になってくるでしょうが)。

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コメント

ご無沙汰です。

NORIKO FKUSHI はご存知ですか?
エグゼクティブ専門のパターンオーダーをやっています。弊社もカットソー用の高級素材を使っていただいています。

http://noriko-f.co.jp/

福島紀子デザイナーのことですよね。
もちろん、ブランドのことは存じ上げております。

ある企業様のご厚意で、福島デザイナーの東京コレクションのショーも見せて頂いたこともありますし。

非常に丁寧で、女性らしい優美なお洋服だと思っております。御社の素材も採用されていると知り、魅力の秘密の一端を垣間見たような気がしました。

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