「ファクトタム」のチェックのパンツ
そろそろ秋物を買わねばにゃーと思いながら、いろいろな雑誌を見ている。
この間『メンズ・ノンノ(MEN'S NON-NO)』を見ていて、「ファクトタム」のチェックのパンツをいいなぁ、と思った。
この秋、多くのブランドがメンズ・レディスを問わず、チェックを用意しているということは業界の皆さんなら当然ご承知済みだと思うが、「ファクトタム」のチェックはブリティッシュチェック風の多色使いのチェックではなくて、ベージュと白の2色使いのチェックであった。
これは、やられたなぁ、巧いなぁ、と思いましたね。私のようなものが申し上げるのもおこがましいことだが、さすがに、人気は伊達じゃない、本当にセンスあるなぁ、と思います。
昔、私がまだ若く、現役のショップスタッフだった頃、私を厳しく仕込んでくれた先輩が、「バーバリーのチェックだけがチェックじゃないのよ。目の肥えた人は、そういう商品は一通り持っているから、もっとひとひねり効いたものが欲しいものなの。自分のブランドのカラーをうまく演出できるような、良い配色のチェックをオリジナルで仕込めるブランドが、力のあるブランドなのよ」と教えてくれた。
ああいう良いチェックを見る度に、私はその先輩の言葉を思い出すのだ。
さくら的には、「ファクトタム」を着こなすほどのウルトラハイレベルなセンスは持ち合わせていないので(一般的に女性にはやはり難しい商品ではないかと私は思います)、雑誌で見たチェックのパンツそのものを買うことはないだろうと思うが、元々チェックは嫌いではないので何らかの形で秋冬のアイテムの中に取り入れようかな、と思っている。
ただ、もしチェックのパンツを買うとしたら、みんなが買うような黒やパープルのプラットフォームの靴と合わせるんじゃなくて、今年はジャケット復活も囁かれていることだし、タッセル付きの黒のローファーでカレッジファッション風の着こなしにしちゃうかもな(平凡、でも自転車生活にはピッタシ=笑)・・・と、今日「リーガル・シューズ」さんの売り場の前を通りながら思ったりも致しました。
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