インタラクティブ(双方向)なやりとりで盛り上がる「H&M」のモバイルサイト
本業が忙しいので、未だに「H&M」の銀座店を見にいっていないんですが(業界人失格!?)、
「そろそろ2号店の原宿店もオープンだな」、と思いつつ、帰りの電車の中で今夜は久々に「H&M」のモバイルサイトを見た。
これ、凄いなと思ったのは、一方的な言いっぱなし型ではなくて、ブランドのファンの書き込みに対してちゃんと「H&M」さんのスタッフの方が回答していくような、インタラクティブな格好になっていること。
書き込みの数は、数十のレベルだから、ファッション業界の人気モデルの方のブログには遥かに及ばないが、
オープン直後の業務多忙な時期で、なおかつ同社サイドが仕掛けている面が強いにしても、長期間に亘って行列が続いているという、お客様にご不便をかけている状態(クレームを呼び覚ましかねない状態)の中で、双方向型のブログを書いておられるのは、偉いなぁという風に思う。
直近の10月20日(月)付けのエントリ「よくあるコメントについて」にも、同社自身のものも含めて既に22件のコメントがついている。
面白いことに、ファッション業界の方が結構コメントしておられるようなんですよね。素直に「H&M」さんの素晴らしいところをリスペクトしておられるのはよいことだと思うんですが、一刻も早く学んだことを自社の改革・改善に落とし込んで頂きたいなぁ、と、ちょっと思いました。
コメント数が一番多いエントリが、9月26日付けの「銀座店、覗けた??パート2」の88件。その次に多いのは、8月27日付けの「日本での展開サイズ」の86件。
メンズ、レディス共、大きいサイズへの要望が非常に沢山書き込まれております。
私も、自分自身がタテヨコ共に大きいので、皆様のがっかりされたお気持ちが非常によくわかる。
多分、「H&M」さんとしては、立ち上がりの時点では効率性と、ファッション感度の高いゾーンから攻めて行くということで売り場の見た目のオシャレ感をキープするために大きいサイズは切ったのだろうが・・・。
社会的ニーズということでは、既存の日本社会のサイズ展開からはみ出したところにいる方々にまで対応できるサイズの商品が最も高かった筈だ。大きいサイズ専用のブランドではなく、レギュラーサイズと同じ企画・同じ売り場、そして同じように激安の価格になっている「H&M」だから着たいんだ、というのが、海外や並行輸入、ネットオークションなどで「H&M」を知っている大柄な方々に共通する思いだろう。
実店舗の売り場には置きたくない、ということならば、大きいサイズだけネット通販orケータイ通販という選択肢も、アリだと思うんですよね。
私は、もっと店舗数が増えた段階で何店舗かに1店舗の割合で大きいサイズを置いてくれるようになると推察しているのだが、
ぜひぜひお早めに!ご検討方よろしくお願いいたしますm(__)m
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