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2008年11月23日 (日)

続々・H&M

皆さ~ん、1日ブログをお休みしてしまってごめんなさい。

「H&M」銀座店の感想、一応今回で最後にしたいと思います。

先週水曜日に銀座店を見た限りにおいては、レディスでは34と36サイズの欠品が多いようでしたね。日本人は小柄な方が多いので、この辺のサイズの方が一番多いのかなぁと思ったりしたんですが。

両国界隈にいらっしゃって日常的に私と会うことの多い方はご存知だと思うが、私が冬場頻繁に来ている赤のコートは、以前イタリアで買った「H&M」なのだが、ちょっとゆったり目のあのコートは44号。44号の品揃えは日本では少なめのようで、このサイズの方は「H&M」に行かれてもかなりがっかり、ということになりそうだ。

ただ、一昨日画像をアップしているコムデギャルソンとの協業シャツは、38号で肩幅とバストは今の私にぴったり(但し袖丈と着丈はもうちょい欲しいところだった)というサイズになっているので、私をよくご存知の方は商品探しのご参考になさってみて下さい。全体に、日本のヤングブランドよりは、かなり大きめであります。

グレンチェックのパンツで店頭に出ている商品が全て44号のものがあったりして、「ちょっとどうなってんの?発注ミスでは?」と思えるような品揃えも一部あったりしたが、

日本人の「標準」サイズについてはかなり研究済みだという風に感じた(私の意見は、それがわかった上で敢えて大きいサイズのお客様にも門戸を開いて欲しい、その方が長い目で見ればブランドにとってはプラスになる、というものであります)。

コムデギャルソンとのコラボシャツは、あちこちで書かれている通り、多分追加投入で入ってきたもので、結構な枚数残っておりました。お客様サイドから見ると、ジャケットやボトムスの方がギャルソンらしさが出ている商品なのでより欲しいものであった筈で、その割には生産がちょっと大変なアイテムで、逆にシャツは量産が可能なものだから沢山用意されていたのだろう。

ただ、40号以上は、1枚もなかったです。想像だが、大きいサイズは全部海外に行っちゃったんでしょうね。まあ、原宿店がオープンした時に並ばなかった方が悪いといってしまえばそれまでなんでしょうが、ひょっとしたら初回投入分から日本市場向けは大きいサイズは非常に少なかったのかもしれないと私は想像しております。

ギャルソンっぽい水玉のバッグも、先週水曜日の時点では銀座店にはまだ残っていましたよ。

メンズは、お客様が試着なさっておられる様子をしげしげと観察してみて思ったのだが、「タテヨコ共に大きい」という方には、現時点でもかなりお役立ちのお店なのではないかなぁと(但し、太目の方向けの品揃えは十二分とは思わなかったが)。

重衣料に関しては、日本のツープライスショップの商品の価格および品質に対して競争力がどうかな?という風に感じました。レディスと違ってごまかしが効きにくい分野ですからね。「H&M」にとっては、一番戦いにくい分野かもしれません。

後、最後にちょっと書き足しておきたいのは、これも多くの方が指摘しておられることだが、「H&M」が日本上陸したことで、「ZARA」は間違いなく漁夫の利を得ているなと。午後8時25分くらいからちょっと店内に入ってみたんですが、「H&M」の袋を持ったお客様が入店しているし、女性の2人連れなんかが「やっぱり『H&M』より『ZARA』の方が高くてもモノがいいわねぇ~」なんて語り合いながら買っておられる姿を拝見しました。

「トップショップ」とか、今度「フォーエバー21」も上陸するし、今、日本のファッションマーケットの中に、「外資系ロープライスSPA」というお友達ブランドのカタマリが形成されつつある。

ファッション業界の常だが、「お友達ブランド」がある方がその市場は大きく育っていくもので、マスコミにも益々沢山取り上げられるようになるだろう。来年は今年以上に、これらのショップブランド群が注目されると思うのだが・・・。

なぜかしら、特に一般マスコミさん&消費者の間では、「ユニクロ」さんだけが「外資系ロープライスSPA」群のお仲間の一員のように注目されていて、実際すごく売れているのだが・・・。

業界の皆さんは先刻ご承知の通り、MDの内容は全然違っております。そして、先日銀座で午後8時45分過ぎに入店した際に感じたんですが、客層もかぶる部分もあるんですが、やっぱり「普通のおじさんおばさん」が多くて、かなり違っております。

一般マスコミが「ユニクロ」を外資ロープライスSPAのお仲間ブランドのようにみなしているのは、同社が海外進出をしており、売上高で見ても「H&M」や「ZARA」などと比較対照可能なレベルに達していること、そして、ファッションビルやショッピングセンター内への出店だけでなく、国内外の都心一等地に店舗面積の大きい路面店を有している(当然その店舗は、「ZARA」や「H&M」などの近所に建っている)ためだと思うんですが・・・。

ファーストリテイリングさんサイドからの積極的な話題作り、広告プロモーションの仕掛けがあるから、マスコミに登場したり消費者のくちコミの頻度が高まっているということも忘れてはいけないと私は思います。

先日ポイントさんの複合ブランドによるショップ大型化の話題もご紹介しましたが、日本にはユニクロさん以外にも、都心型~準都心型で、価格競争力があり、ファッション感度も高い優れたショップブランド、アパレルブランドは幾つも存在します。

ただ、ブランド数が沢山ありすぎて、お客様の目から見てちょっとわかりにくい。せっかくマスコミに露出していても、効果が分散されてしまう・・・それではちょっと、もったいないですよね。

その辺が単純明快な、「1企業1ブランド」(+アルファ)の外資系ロープライスSPAに学ぶところは大きいと思いますし、「ZARA」のように広告宣伝は行わないという生き様ももちろんあるにはあるんですが、基本は今回の来日に当たり大量に広告PRを投入した「H&M」や、「ユニクロ」さんのような積極的な仕掛けが、ブランドである以上は基本的には必要なのではないかと私は思います。

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