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2008年11月30日 (日)

サンエーインターの「ラブフール」

今日11月29日付けの繊研新聞さんに、サンエーインターナショナルさんが2009年春から駅ビル、ファッションビルにオープンする「ラブフール」という新業態の記事が出ていた。
何でもザラやH&M、トップショップなどの海外ファストファッション企業に対抗し、ナチュラルビューティーベーシックなみの低価格を売りにするらしい。
いつも書いていることだが、お店の評価というのは実際に新店が出来て見ないとわからないと私は思っている。だから今書いていることはオープン時にはハズレとなってしまう可能性もあるのだが・・・。
さくら的には、記事に出ていた買い付け品30%というのは、必要なのかな?と、ちょっと思いました。
そのこととつながってくるのだが、「ザラやH&M、トップショップなど低価格でトレンド性が高いショップは感度が高いヤング層に世界的に支持されており」というくだりも気になった。確かにこの層もファストファッション店のお客様だが、これらの店舗が凄いのは、もっと大人でオシャレな客層、サイズの大きな人、移民でお金のない人を幅広く取り込んでいるところにある。
そして、一等地に広い面積で高効率のお店を出し、それをグローバルに多店舗展開してスケールメリットを出している。
想像だがサンエーさんも立ち上げ3年は駅ビルに15店舗と言っていてもいずれは郊外に出て行かれるつもりだと思うが、そうでないと、正直、社内でカニバリズムを生むだけで意味はないように思います。
この記事を見て思ったのは、アパレル発のSPAというのは、どうもカッコつけたがるのが駄目だなぁと。カッコつけてると、どうしても客層の幅が狭くなって、結果店舗数が増やせなくなると思うんですよね。
その点が、日本でも小売り発SPAの方が、リアルにお客様を捉えていて強い。ポイントさん、クロスカンパニーさん、ハニーズさん、しまむらさん、そしてユニクロさん達との違いだという気が致します。

2008年11月28日 (金)

「ファッション販売」1月号に日本ランズエンド様について書かせて頂きました

今夜が早めの忘年会という方も多いと思います。この年になってしみじみ思うんですが、一年が経過するのが年々早くなるような気が致しますね。
さて、昨日は雑誌「ファッション販売」の発売日でした。今回は、カスタマーサービスとフルフィルメントに定評があり、最近は商品企画面での日本市場対応を強めておられる日本ランズエンド様を取材致しました。
お忙しい中ハートフルなご対応をして下さったご関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。、ありがとうございました。
今、自宅にブログ執筆用のパソコンがないので、通販サイトへのリンクは後程貼らせて頂きますね。
ちなみに、ご存じの方も多いと思いますが、ランズエンドさんのアポストロフィーエスの位置は一般名詞の場合とは違っていて、LANDS'ENDになっています。

◆ランズエンド http://www1.landsend.co.jp/


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2008年11月27日 (木)

「こだわり」を英訳すると?

先日、ある外国人の方と英語で話していたときに、「ものづくりへのこだわり」を英語に言い換えようとして、言葉につまってしまった。
今、iPhoneにブックマークしているエキサイト辞書を使って調べたところ、「cares」とか「ill fealing」とか、「reserve」が出てきた。その前に、矢印があって「わだかまり」という表現もある。
私のプアな英語力で英語について言い切る自信はないが、何かちょっとニュアンスが違うなと思った。
「ものづくりへのこだわり」の「こだわり」には、悪い意味合いはないですよね。
ディベートが大好きで何があろうが自説を曲げないアメリカ人(と全員をひとくくりにするのはよくないだろうけど)に対し、日本人は状況や周りにいる人に合わせて融通を効かせる。宗教についても寛容だ。
哲学や政治など精神的な部分は価値相対主義的なのに、ことが「もの」に及ぶや否や、一転して妥協を許さぬ求道者になるのが日本人なのだ。
「こだわり」のポイントがアメリカ人とは違うんですよね。
ということで、先日から「ものづくりへのこだわり」を英語でどう表現するかについて悩んでおります。どなたか英語にお詳しい方、是非ご教示下さい。

東京都産業交流展

ファッション業界とは関係の薄いこの展示会には、通常は行かないことにしていたのだが、今年はさくらが熱烈応援しているある企業さんが会期中にとある賞を受賞して表彰されたので、特別に見に行ってきた。
正直、行政主導の展示会なので、総花的で玉石混合という感じの展示会だったが、素人目に見てもこれは玉だなと思えるものも色々あったので、私のがいいなと思ったブースを2つだけご紹介したい。
一つは、コンテンツ株式会社さん。大型の歴史資料の撮影用スキャナーの販売及び自社でも撮影と画像の加工を行っている会社だが、スキャンした画像の画質が非常によい!パソコンのディスプレイの再現性が高まればおそらくもっとリアルに見えるようになると思った。
元々撮影畑のご出身だとのことなので、ビジュアルの美しさに強いこだわりがあるのだと思う。A3の地図1枚をスキャンするのに約2分半かかるとか。展示してあったスキャナーのカメラ部分の価格が約300万円らしい。これは、テキスタイルのアーカイブ撮影に十分使えると思いました。
もう一社は、株式会社マテリアルハウスさんの、地球環境対応型・ECO自然光活用技術光ダクトシステムと、3タイプの自然採光シリーズ。前者は、トヨタのプリウスの工場見学コースの建物に、後者は洞爺湖サミットのゼロエミッションハウスなどに採用されているとのこと。
自然光が吹き抜けの下まで降り注ぐスカイシャワーを導入すると光熱費が6割カット出来るそうだ。
省エネだけでなく、自然の光の揺らぎには癒し効果があるのではないかと思うし、外界とつながっている感覚が今風だと私は思う。
個人の自宅でも取り付け可能とのことだが、天井に穴を開ける必要があるので、設計の段階から穴の位置を決めておく必要があるそうだ。

2008年11月25日 (火)

11月25日ブログお休みです

つい今しがた、JR秋葉原駅をヨタつきながら歩いていると、「○○○○」と私の本名を大きな声で呼ぶ方が。
振り向くと、IFIビジネススクールの熱血講師・K先生でした。
やはり3連休明けで、お忙しかったんでしょうね、きっと。それとも、同校もいつも夜に講義をなさっておられるので、その関係だったんでしょうか。
私のブログの読者の皆様も、歳末商戦に備えて早めに忘年会を開かれる小売業の皆様を中心に、ぼちぼち忘年会が始まっておられるのではないかと思います。胃腸の荒れ、そして睡眠不足が続く方も多いかと存じますが、くれぐれもご自愛下さい。
こんなことを書いている間に、京浜東北線が人身事故になってしまいました。やれやれ。ブログは、今夜はお休みさせて頂きます。

2008年11月24日 (月)

一つ下のエントリー、訂正です

皆さん、一つ下のエントリーに訂正がございます。
帰りに同じバスに乗っていた方のうち買い物袋を一つも持っていなかった人の数は、「4人」ではなく、「4人に1人の割合」でした。
ケータイで書いているので、どうしても文章が雑になってしまってごめんなさい。お詫びして、訂正致します。

練馬以北が商圏ー三井アウトレット入間ー

練馬以北が商圏ー三井アウトレット入間ー
練馬以北が商圏ー三井アウトレット入間ー
三連休最終日の今日は、今春開業した三井アウトレットパーク入間へ。
JR蒲田駅を午前10時10分に出て西武線の入間市駅に着いたのが11時40分。電車での移動の時間はさほどでもない。
ただ、私が常々思ってきたアウトレットで買い物を楽しむに当たって気をつけるべき3箇条には、今回も全くあてはまっていて・・・。
まず第一の、行きのバスの渋滞。国道16号と463号の交差点のところで10分くらい。行きは、バスの中がそんなに混んでいなかったのでまだよかったですが。
第二の、お手洗いに早めに行くべしも、場所によっては行列が中からはみ出しているところもあったので多分当たり。
そして、第三の、昼食もゆっくり食べられないと覚悟すべしというのも大当たりで、午後2時、ビュッフェの席が全く開かないので、仕方なく角煮バーガーとあんバーガーをテイクアウトし一階の中庭の椅子に腰掛けて食べました。その少し後に雨が降ってきたので、ギリギリセーフという感じでしたね。
売れていたお店ですが、コーチ、UA、ビームス、フランフラン及びスポーツブランドと、この辺りは他のアウトレットと同様だと思ったんですが・・・。
びっくりしたのは、アクシーズファムさんの込み具合!狭い坪数ながら、30代女性が沢山入っていて、しかも勢いよく売れていました。
このお店、都心では知名度はないんですが、郊外では人気があるんですよね。最近他社があまりやっていないプリント物が多い。店内レイアウトやVMDもプロパー店と変わらない感じで、それも効を奏しているのかなぁと。
それともう1つ感じたのは、ビラボン、ビーチサウンド、ロキシー、オーシャンパシフィックなどサーフ系カジュアルのお店へのお客様の入りもよかったですね(売り上げの方はそこまで勢いがいい感じではなくて、そこそこという感じでしたが)。30代男性でジーンズのまたがみを下げて履いている人が結構いる。昔懐かしいダボカジを彷彿とさせる感じだ。逆に、今年の5月に行った御殿場と一緒で、お兄系のヤングはほとんど見なかったです。売り場ももちろんまだないですので。ちなみに、ギャル系ではエゴイストとソードフィッシュが入っていて、店内にはギャルっぽいファッションの人とそうでないタイプの人と両方がいたんですが、面白いことにアプワイザーリッシェの店内は全員それ風の、モテ系の名残をひきずったお客様ばかり。意外と、女の子女の子したテイストのファッションよりもギャル系の方が客層の幅は広いんですよね。
今日、入間に行きながら考えていたことは、「不景気でアウトレットはかえって繁盛しているのか、それとも今度の不景気はアウトレットにすら影響を及ぼしているのか」ということ。初めてこの場所に赴いたので比較の仕様がないが、御殿場の時に匹敵する程お客様の入りは非常に多かった。但し、買い方はかなり慎重になっているのかなぁとも。
コーチは入場制限なんて全くしていなくて、レジ待ちは2、3人。午後4時15分発の帰りのバスに乗っていた人が提げていた買い物袋の数を数えたところ、7割は袋1つだけ、4人はなんと、袋なし、残りは袋2つで、3つ持っていた人はゼロだった。皆さん、いい物があれば買うけど、無駄使いはされなくなっていますよね。とはいえ、これだけの買い上げ率というのは、やはり凄い数字。アウトレットの魔力は、やはり強いと見た方が良いと思います。
もう一つ、入間が軽井沢とか御殿場と違うのは、何度でも行ける距離にあるということ。帰りの電車で、同じ車両に乗っていたアウトレット帰りの10組は、所沢でごそっと半減し練馬では私以外に一組だけを残して他は皆さんいなくなってしまいました。こちらは、超広域型ではなくて、練馬、所沢以北のリピーターをいかに作って行けるが2年目以降の鍵だと感じました。

2008年11月23日 (日)

続々・H&M

皆さ~ん、1日ブログをお休みしてしまってごめんなさい。

「H&M」銀座店の感想、一応今回で最後にしたいと思います。

先週水曜日に銀座店を見た限りにおいては、レディスでは34と36サイズの欠品が多いようでしたね。日本人は小柄な方が多いので、この辺のサイズの方が一番多いのかなぁと思ったりしたんですが。

両国界隈にいらっしゃって日常的に私と会うことの多い方はご存知だと思うが、私が冬場頻繁に来ている赤のコートは、以前イタリアで買った「H&M」なのだが、ちょっとゆったり目のあのコートは44号。44号の品揃えは日本では少なめのようで、このサイズの方は「H&M」に行かれてもかなりがっかり、ということになりそうだ。

ただ、一昨日画像をアップしているコムデギャルソンとの協業シャツは、38号で肩幅とバストは今の私にぴったり(但し袖丈と着丈はもうちょい欲しいところだった)というサイズになっているので、私をよくご存知の方は商品探しのご参考になさってみて下さい。全体に、日本のヤングブランドよりは、かなり大きめであります。

グレンチェックのパンツで店頭に出ている商品が全て44号のものがあったりして、「ちょっとどうなってんの?発注ミスでは?」と思えるような品揃えも一部あったりしたが、

日本人の「標準」サイズについてはかなり研究済みだという風に感じた(私の意見は、それがわかった上で敢えて大きいサイズのお客様にも門戸を開いて欲しい、その方が長い目で見ればブランドにとってはプラスになる、というものであります)。

コムデギャルソンとのコラボシャツは、あちこちで書かれている通り、多分追加投入で入ってきたもので、結構な枚数残っておりました。お客様サイドから見ると、ジャケットやボトムスの方がギャルソンらしさが出ている商品なのでより欲しいものであった筈で、その割には生産がちょっと大変なアイテムで、逆にシャツは量産が可能なものだから沢山用意されていたのだろう。

ただ、40号以上は、1枚もなかったです。想像だが、大きいサイズは全部海外に行っちゃったんでしょうね。まあ、原宿店がオープンした時に並ばなかった方が悪いといってしまえばそれまでなんでしょうが、ひょっとしたら初回投入分から日本市場向けは大きいサイズは非常に少なかったのかもしれないと私は想像しております。

ギャルソンっぽい水玉のバッグも、先週水曜日の時点では銀座店にはまだ残っていましたよ。

メンズは、お客様が試着なさっておられる様子をしげしげと観察してみて思ったのだが、「タテヨコ共に大きい」という方には、現時点でもかなりお役立ちのお店なのではないかなぁと(但し、太目の方向けの品揃えは十二分とは思わなかったが)。

重衣料に関しては、日本のツープライスショップの商品の価格および品質に対して競争力がどうかな?という風に感じました。レディスと違ってごまかしが効きにくい分野ですからね。「H&M」にとっては、一番戦いにくい分野かもしれません。

後、最後にちょっと書き足しておきたいのは、これも多くの方が指摘しておられることだが、「H&M」が日本上陸したことで、「ZARA」は間違いなく漁夫の利を得ているなと。午後8時25分くらいからちょっと店内に入ってみたんですが、「H&M」の袋を持ったお客様が入店しているし、女性の2人連れなんかが「やっぱり『H&M』より『ZARA』の方が高くてもモノがいいわねぇ~」なんて語り合いながら買っておられる姿を拝見しました。

「トップショップ」とか、今度「フォーエバー21」も上陸するし、今、日本のファッションマーケットの中に、「外資系ロープライスSPA」というお友達ブランドのカタマリが形成されつつある。

ファッション業界の常だが、「お友達ブランド」がある方がその市場は大きく育っていくもので、マスコミにも益々沢山取り上げられるようになるだろう。来年は今年以上に、これらのショップブランド群が注目されると思うのだが・・・。

なぜかしら、特に一般マスコミさん&消費者の間では、「ユニクロ」さんだけが「外資系ロープライスSPA」群のお仲間の一員のように注目されていて、実際すごく売れているのだが・・・。

業界の皆さんは先刻ご承知の通り、MDの内容は全然違っております。そして、先日銀座で午後8時45分過ぎに入店した際に感じたんですが、客層もかぶる部分もあるんですが、やっぱり「普通のおじさんおばさん」が多くて、かなり違っております。

一般マスコミが「ユニクロ」を外資ロープライスSPAのお仲間ブランドのようにみなしているのは、同社が海外進出をしており、売上高で見ても「H&M」や「ZARA」などと比較対照可能なレベルに達していること、そして、ファッションビルやショッピングセンター内への出店だけでなく、国内外の都心一等地に店舗面積の大きい路面店を有している(当然その店舗は、「ZARA」や「H&M」などの近所に建っている)ためだと思うんですが・・・。

ファーストリテイリングさんサイドからの積極的な話題作り、広告プロモーションの仕掛けがあるから、マスコミに登場したり消費者のくちコミの頻度が高まっているということも忘れてはいけないと私は思います。

先日ポイントさんの複合ブランドによるショップ大型化の話題もご紹介しましたが、日本にはユニクロさん以外にも、都心型~準都心型で、価格競争力があり、ファッション感度も高い優れたショップブランド、アパレルブランドは幾つも存在します。

ただ、ブランド数が沢山ありすぎて、お客様の目から見てちょっとわかりにくい。せっかくマスコミに露出していても、効果が分散されてしまう・・・それではちょっと、もったいないですよね。

その辺が単純明快な、「1企業1ブランド」(+アルファ)の外資系ロープライスSPAに学ぶところは大きいと思いますし、「ZARA」のように広告宣伝は行わないという生き様ももちろんあるにはあるんですが、基本は今回の来日に当たり大量に広告PRを投入した「H&M」や、「ユニクロ」さんのような積極的な仕掛けが、ブランドである以上は基本的には必要なのではないかと私は思います。

2008年11月22日 (土)

東北某所からのお客様

夕刻に突然、私が非常に尊敬している東北のある企業の社長さんが来社。
この不況下でも優れた商品企画と、付加価値の高い素材、高い技術力を持つ縫製工場の三拍子が揃った良い服は売れていますよ、
買い控えはいつまでも続かないでしょう、
・・・といったお話を伺い、大いに賛同致しました。「マックスマーラなんて、量産型の工場ですよ」と、軽く言い放っておられましたね。
その社長さんに久々にお目に掛かれたのが嬉しかったですし、カラ元気ではなく、本当の元気が沸いてくる良いお話でした。

2008年11月21日 (金)

続・H&M

続・H&M
昨日のエントリー、H&M銀座店の感想の続き、です。お客様を一歩引いたところから眺めながらしみじみ思ったのは、イタリアのH&Mに集まっていた肌の色、髪の毛や目の色、体型が多種多様なお客様に比べて、日本のお客様は本当に均質だということ。グローバルに見て、日本みたいに特異な国は多分ほとんどないのかもしれない。今はまだ、売り場に大きいサイズの取り扱いがないので、余計そんな風に感じられる。
ただ、年齢ということに関してだけは、思った以上に50代、及び一部60代とおぼしき人が多かった。業界人だけでなく、大人のカップルや、母娘連れ、更には1人での来店も。立地が良いので流れで入店されているのもあるし、マスコミの影響も非常に大きいのかなあと。
銀座らしく、着物姿の方も1時間10分の間に3、4人見ました。
ただ、繊研新聞さんの最終面に「みんな冷静」という論評があったけど、私も全く同様の感想を持っていて、ミラノのモンテナポレオーネ通りの外れにあるH&Mで、バーゲン時でもないのに目を爛々と輝かせて必死になって買い漁っている沢山のお客様達とは、雲泥の差があるように思ったが。私見だが、今が不景気ということももちろんあるのだが、日本にはマルキューやローリーズファーム、アースミュージックアンドエコロジー、しまむらやハニーズ、古着、楽天系の激安モバイル通販など、安くてそこそこイケテる売り場はゴマンとあるから、皆さんそんなに焦ってはいないのではないかと思うのだ。
ただ、一部のコンサルタントの方が書かれた、「撤退もあり得るのでは」という説には、私は反対で、「馬鹿売れはしないけど、気づいたら何だかんだでまあまあ売れていた」となるのではないかと、昨日のお店を見た感じでは思った。やっぱり、安いですからね。グローバルソーシング、昨日見た感じでは販売員数も少ないので収益性は抜群だ。後、いずれは大きいサイズがキラーコンテンツになるかもという気がしている。仕方なく伊勢丹さんで高いお金を出して買っていた大柄な方々をリピーターとしてごそっと取り込める可能性を感じる。まず普通に、50店舗くらいまで行って、そこから先は深追いしないかも知れませんね。
昨日アップ出来なかった写真も、今日は載っけておきますね。
ケータイで書いているのでなかなか書き進めなくてごめんなさい。明日もう1回くらい書くかも知れません。

2008年11月19日 (水)

H&M銀座店に行ってきた

会社を早く出ることが出来たので、延び延びになっていたH&M行きをやっと決行!午後7 時20分、行列もなく、若干混雑気味の同店に入りました。
もう、いろんな方が沢山感想を書いておられるので、今更感がありますが、イタリアで見ていた店舗に比べて黒を基調にした什器がモード感を醸し出しているのに、「かなり違うな」と。少し狭いお店だということもあってか、円形の什器はなく、小さめの棚を今後どのように使って行かれるかも興味深いですね。
MDも相当に絞られていて、黒、グレーを基調とするクラシックテイストが主流。あまりにも厳選された品揃えなので、まるでMDブランドみたいだなあと。
接客はなく、ショップスタッフさんは品だし、フィッティングへの誘導、レジ打ちをこなすのみ。声は大きく、挨拶もよく、30日間返品自由についても、一瞬躊躇されましたが、わかりやすくなさって下さいました。
フィッティングは3Fの場合8つあったみたいでした。12名程並んでいた行列が短くなるのはあっという間だったんですが、1人で4、5点試着される人が大半なので、あと1人というところまできてからの待ちが意外と長い(笑)。床に沢山糸屑が落ちていたのが、稼働しているお店だなあという感じでリアルでした。
ケータイで書いているので、詳細な記述が出来ずすみません。
後で写真をアップしたいと思いますが、今日買ったものは、コムデギャルソンとのコラボ商品のブルーの水玉プリントシャツ7990円と、5足セットのソックス1290円。サイズ39/41は、私みたいなデカ足の方にはオススメです。片足ずつ色を変えてはくかもしれません。

11月18日ブログお休みです

お持ち帰り仕事をやって、一息つこうと思って久々に雑誌「ZIPPER」を読んで和んでいたら、あまりにも面白過ぎてブログを書くのが面倒になってしまいました。
「アゲハ」みたいなギャル系雑誌も面白いんですが、専門学校系かつ昔懐かしいサブカルの匂いが残っている「ZIPPER」は、オバサンの私にとってはゆったりと安心して読める雑誌ですね(笑)。
すみませんが、ブログはお休みさせて頂きますm(__)m

2008年11月17日 (月)

ポイント次期中計国内で天井突破(11.17 繊研新聞)

壊れたPCは早速修理に出し、エイサーのASPIRE ONEを買って参りました。そのうち気が向いたらネットに接続するかもしれませんが、暫くはこのPCはスタンドアローン、何にもつながず使うことにして、ブログはケータイからアップすることにします。
今日付けの繊研新聞さんに載っていたポイントさんの記事に注目された方は多いのではないかと思う。「コレクトポイント」と、「アンダーカレント」と組み合わせた「グローバルワーク」による複合化、大型化の話題だ。
これは同社にとっても、SCにとっても、お客様にとってもメリットの大きい戦略だと思う。
繊研さんが書いていた人件費節減に加えて、ZARAやGAP、ユニクロや無印良品などを見ればわかるように、大箱になれば核テナント扱いになり、一等地が好条件で借りられるようになるだろう。
同社のブランドの強みは、ターゲットの年齢や感度、テイストが恐らく社内ではきっちりイメージ共有されていて、意外と企画がかぶっていないこと。この辺、どうしても初めにものやトレンドありきになりがちなセレクトショップさんなんかより、顧客がはっきり見えておられてむしろうまいんじゃないかとすら思います。多分そのことが、複合化した際に強みになるのではなかろうか。
記事によると、「ローリーズファーム」には今秋から企画力アップのため初めてメーカー出身の人材を登用したとのこと。若い顧客の多い同社には不況の影響は少ないだろうから、ますます飛ばして行かれることを期待したいものですね。

パソコンが立ち上がらず・・・。

まだ買って1年余りにしかならない体重計の不調に続いて、自宅のパソコンが立ち上がらなくなってしまった。
「あるファイルが壊れているのでCD-ROMを入れるように」との表示が出たので、明日指示に従ってやってみて駄目だったら、さくらや経由で修理だな、こりゃ。ということで、ひょっとしたらしばらくブログの投稿はケータイもしくはiPhoneからになってしまうかもしれませんが、ご了承下さい。
ということで、今夜はパソコンから離れて読書にいそしみながら休みます。

2008年11月16日 (日)

世界最大級のショッピングモール「ドバイモール(The Dubai Mall)」が11月4日オープン

いや~、凄いモールがオープンしちゃいましたね。

The Dubai Mall

日系の企業さんも、セガさんのテーマパーク「セガリパブリック」の他に、パナソニックさん、SONYさん、キャノンさんなど家電IT機器関連の大手さんはこぞって出店なさっておられるようだ。

ちなみに、墨田区内の方は結構ご存知だと思うが、このドバイモールに隣接するブルジュドバイは、2011年に竣工予定の東京スカイツリーの高さ約610メートルを遥かに上回る、818メートルになる予定で、今、上へ上へと建設中の状態である(ギズモード・ジャパンに、ブルジュ・ドバイを空中から撮影した写真が掲載されているので、どうぞ↓↓↓)

ドバイの超高層ビル「ブルジュドバイ」を空中から撮影:ギズモード・ジャパン

こういう、経済が過熱気味&ちょっとバブリーな空気のあるドバイには、大手企業さんなら必ず関心を持って情報収集&出遅れないように進出していく必要があると思うが、

一方で、かつてそういう時代を経験し、その良い面も悪い面も知り乗り越えてきた成熟国家の企業として、「安全」「環境保全」「文化的成熟」など、地に足のついた価値観を強みにすべきではないかという気がいたしますね。

2008年11月14日 (金)

マーク・ジェイコブスがスタッフインターナショナルと契約(H20.11.10WWD.com他)

(3日連続の、1日2回投稿。良かったらもう1つ下のエントリもお読み下さい)。

忘れないうちにもう1つだけ。

日本では今週、マーク・ジェイコブスがルックと三菱商事との流通及びライセンス契約を来年6月30日で終了し、入れ替わりに住友商事さんと合弁会社を設立したニュースがかなり話題になっていたが・・・。

住友商事、マーク・ジェイコブスと合弁ー日本繊維新聞

そのニュースが出るちょっと前に、海外では、マーク・ジェイコブスが、ディーゼルの創始者兼オーナーであるレンツォ・ロッソ氏の持ち株会社、オンリー・ザ・ブレイブ傘下のスタッフインターナショナルと、メンズウェアのコレクションの生産及び、流通に関する契約を締結したことが発表されていましたね。

Marc Jacobs Signs With Staff International

5年間の契約で、2010年春夏からのスタートらしいんですが、これもなかなかに楽しみであります(^^)

代官山のA.P.C.(アー・ペー・セー)が閉店

仕事で久々に代官山方面に行ったら、

「ハリウッド・ランチ・マーケット」の並びにあった「A.P.C.(アー・ペー・セー)」が無くなっていました。

「11月3日を以って閉店致します」云々の張り紙がしてあって、店内では既に改装工事が始まっておりました(何か別のお店になるんでしょうね)。

スクラップ・アンド・ビルドはわが業界の常なんですが、かつての代官山にはぴったりのお店だという風に私は思っていたんですが。寂しいですね。

デザイナー、クリス・ベンツ氏の着こなしに驚愕!

すみません。2日続けて、2回もエントリーしてしまいますが・・・。

今日は正直かなり疲れていたので、パソコンでブログを書くのはやめて早めに休むつもりだったのだが、

何気なくペラペラめくっていた『メンズ・ノンノ』12月号を見て、驚愕したので!

「N.Y. vs. 東京 超人気デザイナーたちのリアル1週間をスクープ」という特集があって、

通常はスタイリストさんとかショップの店長さんスタッフさん、モデルさんや、読者スナップの常連さんなんかが登場することが多い、全身のコーディネートを1週間分見せるという企画の、デザイナーさん版という感じのもので、

フィリップ・リム氏、クリス・ベンツ氏と、東京からは「サスクワッチファブリックス」の2人組デザイナー、ワンダーパーカーゲリラバンド(ユニークなユニット名ですね!)が登場していたのだが・・・。

その中でも特に、クリス・ベンツ氏の着こなしに、ちょっと驚愕いたしました。「嗚呼、やっぱりこの人には才能が間違いなくあるなぁ」って。

ご興味のある方は、是非『メンズ・ノンノ』を買ってご覧頂きたいと思うのだが、

ハイ・アンド・ロウ、人気ブランドと、定番的名品(「レイバン」のサングラスとか)、SPAカジュアル(「アバークロンビー&フィッチ」の穴あきジーンズとか)、ユーズド・・・という、現在ファッション業界に存在するあらゆるテイスト、価格帯のものからのチョイスと組み合わせが絶妙で・・・。

彼自身が発表しているレディスのコレクションを見ていればわかることだが、色彩に対するセンスが抜群(「コムデギャルソン」の赤のシャツと同系色のピンクのパンツの着こなしを、写真に対するコメント部分でノンノ編集子が褒めておられたが、私も全く同感でしたね)・・・。

色の分量と、サイズ感の演出が絶妙(パンツのロールアップや、ジャケットやベストの下から覗くシャツのチラ見せ)・・・。

そして、気に入った商品がなければ、自分でひと手間かけよう、という、クリエーター魂(「ルイ・ヴィトン」のデカボストンに自分でブルーの太いラインをペイントしておられたのはさすが!)。

自身のスタイルが確立しているフィリップ・リム氏ももちろんかっこいいのだが、クリス氏の方には、一般のファッション大好きな男子の皆さんと変わらない「いろいろ試してみよう」という遊び心のようなものを感じて、久々に心がウキウキしてしまいました。

ちなみに、皆様ご承知のことと思いますが、「クリス・ベンツ」は伊藤忠商事が日本での独占輸入販売権を獲得されましたので、2009SSからは恐らくかなり市場でのプレゼンスは強まると思います。

今回のスナップを見ていると、「この人には、西海岸の明るく自由な空気を感じさせるようなメンズもやってほしいな」なんて気も、ちょっといたしました。

こんなことを書くと叱られそうなんですが、随分前から「東コレ系デザイナーの生き残り」的な話にはちょっと違和感を感じるところがあって、

価格帯が高く、富裕層もしくはファッション好きな客層を狙っておられるような方々は、ある種「神様に選ばれた存在」であって、

一般の事務所や工場なんかで働く社員とは違って、「雇用の保証」なんてものとは別の次元のところにおられるべき存在だろうなと。

非常に厳しい言い方になってしまうんですが、才能がない方はやってはいけない職業なんですよ、きっと。

そして、努力、なんて言葉もひょっとしたらかなり違っていて、朝から晩まで365日ファッションのことばかり考えてデザインし続けることが、もう楽しくて楽しくてしょうがない・・・そういう人だけが進むべき道なのかもしれないなと。

そうであれば、「有名デザイナーになれるかどうか」は、ひょっとしたらどうでもいいことで、仮にデザイナーにはならなかったとしても、生地屋さんとか他のデザイナーさんのブランドの営業とかショップスタッフとかスタイリストとか、業界回りの別の仕事でメシ食っていくことになって、それでも十分に幸せな気持ちになれるんじゃないかって。

少なくとも、今回の特集ではないですが、現状であまり売れていない東コレ系と称されるデザイナーの方々でも、毎日着ている洋服がメチャメチャかっこよくて、古着屋さんやセレクトショップの常連さんで、

「このデザイナーさんは、ハンパない服好きで、しかもご本人が群を抜いておしゃれ!この人には是非、ご本人自ら誌面に登場してほしい」と思われるようだったら、

多分絶対、その方は売れてくると思います。

だって、そういう方なら、セレクトショップで服を沢山買っているお客様の気持ちが、メチャメチャよくわかるだろうから。

というさくら理論からいくと、クリス・ベンツ氏への期待値は、やはり高いな~と再認識したんですよね。

PS.この特集の中に、フィリップ・リム氏とリチャード・チャイ氏のツーショットがあったんですが・・・。2人で並ぶと、なんか、濃い。お2人とも、アジア顔ですね~。

2008年11月13日 (木)

11月13日ブログお休みです

皆さーん、ブログをお休みするばかりしてしまってごめんなさいm(__)m 今夜は中国語会話のためまたまた残業。
通常だと11月中頃過ぎるとゆったり出来る時期になるんですが、今年はそんなことは全くなくて。ある意味、非常にありがたいことなんですが。
やはり、書類作成作業がきついので、ボーナスが出たら速効で5万円台ノートパソコンを買おうと思います。
今夜の中国語会話では、「没有という表現はあるが不有はない」ということを学びました。このあたりは、非常に難しいですね。

2008年11月12日 (水)

トヨタ「レクサス(Lexus)」の日米サイト比較

(すみません、忙しいと言いながら本日2本目のエントリです)。

マサキさんが、私の「コーチ(COACH)」についてのエントリへの感想として、トヨタの高級車「レクサス(Lexus)」のショールームに行かれた時のことを記して下さった。

これは、素晴らしいことですよね!私も真似して行ってみたいな、と、少しは思ったのだが・・・。

ファッションのショップなら超高級ブランドでも市場調査のためなら平気でズカズカと乗り込むくらいの度胸は持ち合わせているつもりだが、こと車になると・・・。明らかに、「レクサス」を買いそうな人間ではないと判断されて、白い目で見られるのではないかというのが怖くて、やっぱり行けませんでした。

なので、的確なコメントは全く以って出来やしないのだが、一応日米双方の「レクサス」のWebサイトは、ささっと覗いてみました。

◆LEXUS(日本版) http://lexus.jp/index.html

◆Lexus New Luxury Cars and SUVs from Lexus USA(アメリカ版)

http://www.lexus.com/

さすがに、風格があり、ディテールにも拘りのあるデザインですよね!

3点ばかり感想を記したいが、

1.日本版のWebサイト、タイトルバーに、ただ、「LEXUS」とだけ記されているのが、凄いっ!

(これって、検索エンジンにダイレクトにブランド名を入力して来る人だけ取れればいいって考えているということなので)。

2.日本の購入プラン「スマートバリュープラン」が、「まるで携帯電話の割賦販売みたいだ(ネーミングと言い・・・)」と思ってしまった(元々は携帯の業界が高額品などの割賦販売の仕組みを参考にしたと思うんで、逆なんでしょうが)。

3.アメリカ版のサイトは、「Lexus Hybrid Philosophy」など、環境保全に関する取り組みがしっかりと書かれているところが優れていると思った。日本版ではこの辺がカットされているのが残念!

竹内まりやさんのファッションは50代女性の鑑

お持ち帰り仕事があるので、小ネタでご勘弁願いたいのだが・・・(すみません、なかなか暇にならなくて・・・)。

ミュージシャンの竹内まりやさんの直近のアルバム「Expressions」のプロモーション用の写真を見て、つくづくと思ったのだが・・・。

その1↓↓↓

http://www.excite.co.jp/music/news/story/60574/

50代の女性をお洒落に見せるポイントは、やはり、「きちんと感」。通常、バストポイントが下がり、お腹がせり出してきている年代だから、ウエストマークは欠かせない。

竹内まりやさんは、スタイルがよく、体型は崩れておられない方だと思うが、これは同年代の女性の方々にとって良いお手本になる着こなしだと思います。

昔DCブランドのダブッとした服が好きだったからと言って、今30代の女子の皆さんが着ているようなナチュカジに走るのは非常に危険だと思うんですよね。

その2↓↓↓

http://www.amazon.co.jp/Expressions-%E5%88%9D%E5%9B%9E%E9%99%90%E5%AE%9A%E7%9B%A4-%E7%AB%B9%E5%86%85%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%82%84/dp/B001DAIMYC

50代の女性は、目力がどうしたって20代、30代の時の過去の自分よりは衰えてしまっているのだが、

メイクでカバーするだけでなく、上目遣いの状態で写真を撮れば目力回復!という、これまた素晴らしいお手本だと思います。

2008年11月11日 (火)

11月11日ブログお休みです

皆さーん、夕べに続いて今夜も勉強会&飲み会でした。
今日の内容は、ズキューンと、来ました。余韻を噛みしめながら、家路についております。
今日から寒くなりましたんで、皆様暖かくしてお休み下さい。2日続けてすみませんが、ブログはお休みさせて頂きます。

11月10日ブログお休みです

週末をはさんで、飲み会が続きます。
度々ですみませんが、ブログはお休みさせて頂きます。

2008年11月10日 (月)

サンリオタウン(Sanriotown)

おおおお~、すごいポータルサイトを発見!

サンリオタウン(Sanriotown)

↑↑↑英語だけでなく、日本語、繁体字の中国語の3ヶ国語に設定は変えられるので、英語が苦手な方は他の言語に変えて見てチョ。

そういえば、キティちゃんの誕生日は11月1日だったのだ。キティちゃんも当年とって34歳と、普通ならばもういい大人、なんですが、いつまでも可愛いままでいられるところが、超うらやましいです。

ちょっと遅れましたが、

「お誕生日、おめでとう、キティちゃん!」。

2008年11月 9日 (日)

続・『コーチ 進化するブランド(小学館)』の感想

雑誌『In Red』の裏表紙にデカデカと載っていた、コーチ(COACH)の時計の広告を見て思い出した!先日11月1日(土)に書いたエントリ「『コーチ 進化するブランド』の感想」に、書き漏らしたことが幾つかあったので、忘れないうちに。

1つは、随分前に読んだ、ルイ・ヴィトン・ジャパン(LVJ)の秦郷次郎元社長の著書『私的ブランド論』との違いなのだが・・・。

実はとっくの昔に、この本はブックオフに売ってしまったので、私の記憶に残っている限りにおいての印象なのだが、

ルイ・ヴィトンが繰り返し繰り返し「同社の歴史と伝統」をアピールする広告キャンペーンを打っていること(これは歴史の浅いコーチはどうやっても真似が出来ない手法である)以外に、

もう1点、ヴィトンは「修理(リペアサービス)」に力を入れているが、コーチはその点については注力していない(『コーチ 進化するブランド』の中にも全くその点については記述がない)ーということが、大きく違っているな、と思った。

高級ブランドと、ミグジュアリーブランドの差、である。

第2点目。同書のP121に掲載されていた「数字で見るコーチ」が面白かった。

「日本の47都道府県で、コーチが出店していない県」が2つ(2008年7月現在)ある。さて、どことどこでしょう?

答えは、福井県と高知県である。

福井県は、金沢の商圏内にあるとみなすことが出来ると思うし、百貨店は福井西武1店舗のみ。有力なファッションビル、郊外型SCがないので出店が遅れているのだろうが、

高知については前述した秦氏の出身地で、秦氏が頑張ってルイ・ヴィトンのショップを路面店として出店した・・・というのは、有名な話だ。穿った見方だが、ヴィトンの牽制がコーチに対して相当あったのかもしれないですね。

コーチ、高知・・・ゴロはいいんですが。いずれ、出店はあるのではないかと私は思います。

第3点目。本の内容とは全く関係がないんですが、今年9月にオープンした「タカシマヤファッションモール」さんに、コーチは商品を出しておられるんですよね。

なんだかんだ言っても、ネットではブランド物は圧倒的に平行輸入品が強いのが現実なんですが・・・。

そうはいえども、プロパーを買いたいお客様、ギフトとして贈りたい方は沢山存在するはず。アメリカでは当たり前の、百貨店さんの通販サイトへの外資系ブランドさんの参画に、拍手を送りたいと思います。

2008年11月 8日 (土)

イングリッシュ・パブにて

イングリッシュ・パブにて
皆さーん、今日はうちの会社のネット通販の基礎講座・イイツー塾の卒業生の方々と、講師の伊藤みゆき先生と、渋谷で飲んでおりました。たのしーい(^-^)v

2008年11月 7日 (金)

シルバーバレット{(株)ピー・ビー・アイ}の高木孝社長、ブログでご紹介下さってありがとうございました

今日はホロ酔い加減なので、ブログはお休みするつもりで先程ケータイから一度その旨の告知を上げたのですが・・・。

帰りの電車の中でブログサーフィンしていて、あるブログのところでシャキーンと目が覚めました。「これは絶対に家に帰ってからPCを立ち上げて今日中に御礼を書かねば」と・・・。

『ファッション販売』12月号の、「おしゃれネットショップBookmark」の連載でお世話になった、シルバーバレット{(株)ピー・ビー・アイ}代表取締役の、高木孝さんが、ご自身のブログで、そのことをご紹介下さっていたのです!

ブログに書いて下さっている通り、今回の取材は、以前お世話になったアンジェ{セレクチュアー(株)}の洞本社長のお陰で、実現したものです。

裏話を少し書かせて頂きますと、私を担当して下さっている編集のYさんは、『ファッション販売』の前は『飲食店経営』におられた方で、本当に現場に張り付いてお客様のために日夜一生懸命汗を流している方々を沢山取材してこられたご経験の持ち主なんですが、

高木社長の取材の後に、

「本当に感動した」・・・と・・・。

そしてさらに、

「今は、ネット通販をやっておられる方の方が、多くの実店舗の経営者の方々より、遥かにお客様のことを真剣に考えておられるような気がする」・・・と・・・。

私は私で、高木社長が、「中小企業でご苦労なさっておられる方にネットという武器があることを伝えたい。そういう方々を元気にしたい」と強くおっしゃられたことに、ものすごく感動しました!!

時代の流れに逆らわず、一生懸命努力を重ねれば中小企業でも個人でも成功できる・・・実際に成功なさっておられる方から体験談を伺うことが出来れば、

「よしっ、自分もやったるか」という気持ちになれる方も多いのではないかと思います。

改めて、御礼の気持ちを伝えさせて下さい。

「取材のために、貴重なお時間を割いて頂き、有難うございました」。

PS.高木社長のブログ、是非皆さんお読みになってみて下さい。本も沢山読んでおられますし、ものすごく経営について、人材育成について考え、なおかつ実行なさっておられます。非常に勉強になるブログです。心から、前向きになれますよ。

携帯で伝説を作りたい男@原宿のアメブロ

2008年11月 6日 (木)

11月6日ブログお休みです

皆さーん、今夜は飲み会でした。
ブログはお休みさせて頂きますm(__)m

2008年11月 5日 (水)

両国VSアキバ!メイド服通販「キャンディフルーツ」小野哲也社長の勉強会、やります♪

ファッション界の(自称)両国系ネットアイドル・両国さくら が、

アキバ(秋葉原)系ネット通販の雄、メイドブームを牽引するトレンドセッター

キャンディフルーツ小野哲也社長 と、

来る11月11日(火)、

両国国技館 国際ファッションセンター@両国にて

両国 VS アキバ の 舌戦を繰り広げます!!!

・・・というのは、真っ赤な大ウソで、

真面目な勉強会、なんですが、

小野社長に両国にお越し頂くのはホントです(アンド、さくらの鋭いつっこみは、今回はかなり炸裂すると思います)。

残念ながら、ネット通販の会員制研究会「KFCオンラインショップ研究会」の会員さん向けの催し物で、どなた様でもお受けすることはしていないんですが、

既にネット通販をやっておられるか1年以内にサイト開設予定が明確な法人及び個人の方で、入会希望の方のオブザーバー参加は若干名受け付けますので、

「聞きたい」という方は、お申込みフォームからお申込み頂くか、underground1103*yahoo.co.jp(*を@に変えて下さい)までメールでお知らせ下さいね♪

ちなみに、小野社長は、最近こんなサービスも始められました。

(おっとっと、これ見てアキバにばかり行かないで、両国に来てチョ)。

以上、さくらからのオ・ネ・ガ・イ でした。 よろしくお願いしま~すm(__)m

2008年11月 4日 (火)

ナチュカジまだまだ、まだまだナチュカジ

お持ち帰り仕事があるので、大急ぎでブログを書いて仕事にいそしみたいと思うのだが、ちょこっとだけ・・・。

世間知らずというか、ナチュカジ知らずだった自分を猛反省し、世の中を知るためにチラチラと雑誌を読んだりなんかしている。

先日宝島社の『リンネル』を1冊読み(今それは会社に置いたままにしている)、只今主婦と生活社の『ナチュリラ』vol.3を読み進めているところなのだが・・・。

新たな発見がいろいろとあって、面白いんです、これが。

まずは、意外と、ナチュカジ系って、女子向けなんだけど、ものへの「うんちく」を語る部分があるんですよね。

ターゲットが30代中心で、子育て中の方も多く、インテリジェンスが高く一部食への拘りが強い層なども含まれ、「モノを大切にいつくしみながら使う」ということになってくると、必然的に、「では、このモノには、どうして価値があるのか」なんてところの掘り下げにつながってくるのか・・・。

感覚的なようでいて、意外と「左脳系」なファッションでもあるかも、と思うと、なかなかに奥深いものがある。

『ナチュリラ』第3号の中に、「『マーガレット・ハウエル』の商品で、ロゴ入りのアイテムはこれだけ!」(P54)という記述が、茶色がかったグレー(ねず色、というべきなのかな)のエコバッグへの注釈として付けられていた。上代は4,935円と、お買い得也。た、確かに~。そういわれてみれば、そうかも~。

業界人の皆様にとっては、そういう、ファッションにはあまり興味のない方にとってはどうでも良いディテールの記述がツボにはまるかもしれない。私のツボには、かな~り来ました(笑)。

この秋冬は、『リンネル』さんも『ナチュリラ』さんも、新機軸として「黒」を打ち出しているようだ。そりゃそうだよね、いつまでも麻のベージュやカーキじゃ、季節はずれに見えて寒々しい。

今読んでいる『ナチュリラ』さんの中では、「おしゃれスタッフが新作をおひろめ 憧れショップの秋の服」の特集が良かった。「ドレステリア」「マーガレットハウエル」「ネストローブ」「アニエスベー」「フレームワーク」の各社のショップスタッフやビジュアルマーチャンダイザーなどが登場し、自社商品のコーディネートを勧めて下さっているのだが、

定番的な、「そのまんまナチュカジ」といったアイテムに混じって、例えば「ドレステリア」だったら「インバーアラン」のアラン模様のセーターとか、「アニエスベー」だったら黒のレザーなど、そのブランドさんならではのちょっと匂いは違うが、ナチュカジ服とも相性のよいアイテムをうまく打ち出しておられたので。

話は変わるが、いわゆる大手セレクトショップさんの中では、業態立ち上げの当初からナチュカジに近いテイストを打ち出していた「アーバンリサーチ・ドアーズ」さんを除くと、ベイクルーズさんの動きが一番活発だったように思う。同社の「ジャーナルスタンダードリュクス」の注連野昌代さんは、このブームの立役者のお一人だし、ベイクルーズ・グループのエシカルファッションへの取り組みも、ファッション業界という枠を超えて注目されているように感じる。

それに対して、いわゆる御三家(ビームスさんシップスさんUAさん)の動きが鈍いな、ポイントさんや、通販のフェリシモさんなんかの機敏な動きに完全に遅れを取っているじゃんという印象を私は持っていたのだが、ここに来て、ビームスさんが、インテリア、ライフスタイル寄りのアピールを強められる動きが出てきているようだ(プチグラパブリッシングさんから『Fennica Style Book』という本をご出版されたようです)。

男性の顧客の多い同社らしいアプローチで、今後が楽しみですね!

探し出すと、ナチュカジネタ、あるはあるは、という感じで、終わりそうにないのだが(笑)・・・。

私が『両国さくらのネットで☆ファッション☆』というブログを不定期で書かせて頂いている、アパレルウェブさんのブログポータル「アパログ」で、今、いつも大概1位に来ているのが、ナチュカジの人気ショップ・スタディオクリップさんのブログである。

沢山書いておられるようなんですが、気づいた限りのものを全部ご紹介させて頂きます。これ、アパログのほかのブログとは違って、たぶん圧倒的多数が業界人ではなく一般の方からのアクセスだと思うんですよね。

私のお気に入りは、この中でも特に「スタディオクリップ・手作り雑貨の作り方」。これは、自分で型紙を引けない人にとっては、うれしい情報、超お役立ち情報ですよ♪

ということで、アパレルウェブさんに勝手に成り代わって、スタディオクリップさんに感謝・感謝m(__)m 皆様も宜しかったら是非、ご覧になってみてください。

スタディオクリップ・ジャーナル

スタディオクリップ 新商品・おすすめ商品のお知らせ

スタディオクリップ・手作り雑貨の作り方

各地のスタディオクリップのお店からお便り

最後に、お詫びが1件ございます。2008年6月8日(日)に、「内田彩仍さんを初めて知り、思ったこと」というエントリを書いた際に、「内田彩仍さん」を、誤まって「内田彩乃さん」と記しておりました。大変申し訳ございませんでした。お詫びして、訂正させて頂きます。

2008年11月 3日 (月)

仙台に行ってきました

皆さーん、1日(というか、正確にいうと2日も)ブログの投稿をお休みしてしまってごめんなさい。

11月1日(土)と2日(日)の2日間、3連休を利用して松島と仙台に行っておりました。

わが人生において、宮城県に行ったのはウン十年前の学生時代以来2回目。今回も前回同様、完全なる観光目的だったので、商業施設をゆっくりみる時間がなく残念だったのだが・・・。

百貨店の藤崎から、仙台フォーラスまで(そのまだ先に三越仙台店や、今秋閉店した141がある)のメインストリートの人の多さにはびっくり!噂には聞いていたのだが、さすがに全国屈指の商店街である。故郷の岡山にほど近い高松の商店街さんに勝るとも劣らないパワーを感じました。

不況以上に、ファッション業界ではこれから「人口減」の影響が大きく出てくるだろうが、地方の中核都市への集中は、むしろ益々強まってくるだろうと私は見ている。大学や専門学校が多く、ヤングが集積している場所には、郊外型SCレベルの商品では満足できない広域エリアのファッション感度の高いヤングが、お小遣いを握り締め、バスやJRで週末や長期休暇の期間には乗りつけてくる。

昔と違って、ヤングが全般的に堅実志向になってきているとはいえ、「ローリーズファーム」は地元では買えてもマルキュー系のブランドは地元のお店にはない、というのが現実ですからね。

フォーラスの中だけは1階から3階までささっと歩いてみたのだが、やはりファッション血中濃度が高そうだったり買う気マンマンで来ておられるいいお客様が沢山いらっしゃるなと思った。

1階の入口付近にどーんと「ツモリチサト」が入っていて、こちらでは東京同様、結構年齢の高い方から若い方までが入り混じって商品を物色していた。「フランシュリッペ」のような、まだ店舗数の少ないブランドが出店していたのにも感心させられたし。

・・・と書きつつ、これ以上細かくみていないので、ゴメンナサイ。今回は詳細なレポートは出来そうにありません。

スタートトゥデイさんの「ZOZONAVI」で見ても、仙台には有力なセレクトショップさん、特にメンズ関係で面白そうなところがひしめいておられるようだ。時間があればこれらもゆっくり見てみたかったです。

「ZOZONAVI」で見る限りでは、雑誌掲載されている人気ブランドと、知名度が低い良品や古着、それに最近では服飾雑貨関連をうまく取り混ぜ、さらにはこういうご時世なので買い易い価格帯のものもしっかりと取り入れてうまくバイイングなさっておられるお店が沢山あるようなので、今度は小売りリサーチを完全な目的にして出向こうと反省しました。

ということで、ファッションの話題が書けそうにないので(^^;; 食の話題でご勘弁願いたいのだが・・・。

1つは、有名観光地の松島で発見したこと。この地では、海が見える場所にあって、しかも2階が展望レストランになっているレストランの価格帯はほぼどのお店も同じくらいになっていて・・・。

少し海岸からは離れたところにある(つまりは、食事をしながら海が見えないところにある)お店の価格は、いずれも少し安め、という感じに設定されていました。メチャメチャわかりやすかった。

もう1つ。仙台市内で夜イタリアンを食べようと思って、最初回った3軒が3軒とも、見事に貸切満席だったこと。

これにはかなりびっくりしたんですが、逆に、「仙台のイタリアンはレベルが高いということの表れではないか」と思って諦めずに探していたところ、4軒目で無事席をGET(^^) 味も非常に美味で、大満足してデザートまで頂きました。

普通、こんなにフラレ続きだと投げ出しちゃうところなんだと思うんですが、実は私には根拠のある自信があって、

ドコモのケータイでブックマークしている「Yahoo!モバイル」のトップページの「現在地の街ガイド」から、GPS機能を利用した店舗検索システムで、仙台では三越さんなどがある一番町から1本東の飲み屋街よりも、匂当台公園駅東、仙台市役所の裏手辺りの静かな場所に数軒イタリアンのいいお店があることがすぐにわかったので、

あきらめずにその辺りを歩いていたら、4軒目の正直でお店が見つかった・・・という訳であります。

auの方も、同じように「Yahoo!モバイル」を使ってみてください。ソフトバンクモバイルの場合は、「Y!」のボタン→「Yahoo!ケータイ」→真ん中の列の上から2行目「街ガイド」をクリック、で同様の機能を利用できます。非常に便利ですよ(^^)/

2008年11月 1日 (土)

さくら、只今チャージ中です

首都圏を脱出し、某所で楽しく遊んでおります。
明日夜には東京に戻ります。今夜は久々にゆっくり眠りたいと思います。
ブログはお休みさせて下さいm(__)m

『コーチ 進化するブランド』(小学館)の感想

先日、マサキさんのコメントで知った『コーチ 進化するブランド』(小学館、定価1,600円+税)をやっと読み終えました。

この本のあとがきを見ても想像がつくのだが、念のためにと思ってアメリカ版のamazon.comで検索をかけてみたが、同様の書籍はアメリカでは発売はされていないようだった。この本は、COACH INC.及びコーチ・ジャパン(株)の監修・協力による、日本のコーチファンのためだけのオリジナル本のようである。

マサキさんにこの本のことを教えて頂いて、本当に良かったです。非常に勉強になりました。この本は、ブランドビジネスやSPA企業の方だけでなく、製造メーカーや卸型のアパレル、クリエーターの方々など、ファッション業界のあらゆる業種業態の方に是非お勧めしたい本ですね。

社内でこの本を使って、ディスカッションされてもよいのではないかと思いました。

マーケティングを少しでも勉強されたことがある方は、いわゆる「マーケティングの4P」という言葉を知っておられるのではないかと思う。

「マーケティングの4P」とは、「製品(Product)、価格(Price)、プロモーション(Promotion)、流通(Place)」のことをさすが、

通常、小さな企画会社もしくは製造メーカーがオリジナルブランドを始めたばかりの頃は、「いい製品(Product)を適正な価格(Price)で出す」ということから始められるのではないかと思う。

コーチの場合も全く同じで、1941年の創業から間もなくは、そういう企業だった。

その後、商品力によって一定の市場シェアが取れると、今度はより大きな売り上げを得るためプロモーション(Promotion)ということを考えるようになり、さらには流通(Place)のコントロール(卸→直営)にも着手するようになってくる。

こういった、ファッションブランドが成長する際の歴史的なプロセスが、非常に綺麗に描かれていて、無駄な動きがない。まさに、ビジネススクールの教科書的な事例だという気がする。

それプラス、これは元三陽商会で現在は文化ファッション大学院大学やIFFビジネススクールで教鞭を取っておられる(有)長谷川企画代表の長谷川功氏に教わったことだが、現代のブランドビジネスにとっては、上記の「マーケティングの4P」に加えて、「店舗」と「販売員」の問題も非常に重要なポイントになってくる。

1981年、マジソンスクエアへの初の路面店開設が、「流通(Place)」を意識した戦略だったとしたら、2000年の同店のリニューアルは、「流通(Place)」プラス「プロモーション((Promotion)」の拠点にスケールアップするターニングポイントだったように思える。

もう1点の販売員の問題については、制服やお声掛けの仕方など、わずかしか触れられていない。この点は非常に残念に思うが、ひょっとしたら日本市場においては競合のルイ・ヴィトンの販売員との比較において、コーチ・ジャパン内では「自社はまだまだ劣位にある」という認識を持っているので、敢えてこの辺の問題には詳述しなかったのかもしれない(ちょっと意地悪な見方でスミマセン)。

次に、米国での歴史の後に記されている、日本進出の歴史(及び輝かしい成功!)。この部分が、本書のクライマックスだろうが、ここから学び取れるのは、成功の秘訣は、「Who is a customer?」この問いを、アメリカ同様日本市場においても何度も何度も反芻し、アメリカと違う部分は修正して日本市場に合わせる、ということを徹底させてきたからだということだ。

通勤ラッシュが激しい日本ではマチの薄いバッグを発売したり、広告プロモーションの内容も変えるなどの工夫だ(現在も日米のコーチのサイトのトップページのFlashのコンテンツは違うものになっております)。

この成功の陰には、当初日本にコーチを持ち込んだ住友商事さんの影の功績が大きいのではないかと私は推察しているが、その時期を過ぎ、2005年より米国の100%子会社に。そして、同社は日本での成功を中国に広げようとしている、というのが、現在の状況である。

3番目に学ぶべき点は、品質管理についての同社の考え方である。COACH INC.は2002年までに生産は100%海外にアウトシーシング、現在は14か国70工場で生産しているとの記述があったが、「イタリアと中国で同じバッグを作っていても、どちらがイタリア製でどちらが中国製か、できあがった製品を見てもまったく区別がつかない」(同書P102より引用)とある。

こういう考え方に対して、製造業に携わっておられる方の中には「承服できない」と思われる方もいらっしゃるかもしれないが、お客様、消費者の立場に立ったとき「日本製でも品質が悪いものはダメ」という冷徹な事実を、一歩引いたところから冷静に見つめる必要があると思う。

その上で、どうやって「メイド・イン・ジャパン」、自社のものづくりの良さをビジネスに生かすか、自分本位ではなく顧客本位の目線で考えることが、「ジャパンブランド」「自社オリジナルブランド」構築の第一歩になると私は思うのだ(こういう問題意識を持って、うちの会社主催でパネルディスカッションを開催します!近々募集を開始しますので、楽しみにお待ちください)。

最後に、この本には「ミグジュアリー」という言葉は登場しなかったが、コーチはアメリカ発の企業で、20世紀半ばに登場したまだ若いブランドである。

ヨーロッパに行けば、同社が割り込む余地はないほど数限りないバッグブランドがひしめいており、特に「ルイ・ヴィトン」「グッチ」「プラダ」など、富裕層を対象にした高感度高価格帯の「ラグジュアリーブランド」の勢力が強大だ。

コーチのマーケティング戦略の優れたところは、これらと正面から戦うことはせず、少し背伸びすれば手の届く価格のブランドを提供したところにある。

そのバックボーンに、階級差がはっきりしているヨーロッパと違って、男女平等で、働く女性=仕事のためにお洒落で機能的なバッグを持ち運ぶ必要のある女性が多い国・アメリカのカルチャーが息づいていることは、間違いないだろう。

そういう風に考えると、単に「ヴィトンに代わるブランド」が欲しいから飛びついた日本以上に、男女平等の国・中国でコーチが新たなる成功を修める可能性は、極めて高いように私は予感する。

広告プロモーションなんかも、日本よりはアメリカに近いイメージ発信になってくるかもしれない。コーチのアジア戦略の今後が、非常に楽しみであります。

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