ロールプレイコンテスト花盛り。百貨店は?
昨日12月10日(水)の繊研新聞さんの特集「SC新時代を拓く」の中で、「接客ロールプレイング花盛り」という話題が1ページに亘って掲載されていた。
最近他の業界誌紙さんも頻繁に取り上げているルミネさんの「ルミネスト」を筆頭に、住商アーバンさん、大阪の天王寺ミオさん、今年から始めたというイオンモールさんと名古屋のラシックさんの事例が挙げられており、
各社の熱の入れようが半端でないことが伝わってくる内容だった。
この間業界のある方もおっしゃっておられたのだが、特に郊外型のSCでは慢性的な人手不足が続いており、2人体制とか通し勤務とか、かなり過酷な労働条件の中で、モチベーションがどうしても低下しがちであるから、
おもてなしの心を持ち、接客力を高めるという、一つの目標に向かって努力することで、モチベーションを上げ、チームワークを強くしようという狙いがあるようだ。
ここに来て、販売の現場にも不景気の影響が強まっており、そのせいで大きく売り上げを伸ばしているところや、比較的影響が低いお店もあるが、売り上げが厳しいところももちろんある訳で、
だからこそ尚更、ある種のお祭り的な熱気もはらんだ、全社挙げてのロープレ大会の必要性は、以前よりも増してきているように私は思う。
しかし、前から思っていたのだが、ファッションビルやSC以上に、価格的に高いものを販売し接客が需要だと思われる百貨店さんのロールプレイコンテストに関する報道が、全くなされないのはなぜなんだろうか?
私が若い頃勤めていた会社のブランドが入っていた某地方都市の百貨店さん内では、もちろんロールプレイイングの練習はやっておりました。
販売力の非常に高いベテランの先輩達は、「あんなことよりは、実践で鍛えて身に付けた方が早い」と言ったりもしていたが、
まだ若く経験の浅い人にとっては、いい練習になるし、他の人の売り方を見ることが出来るのは勉強になるように私は思っていた。
言葉の引き出しが増えるというだけでも、実際の接客の際にとても役に立つんですよね。
おそらく、どこの百貨店さんも部署単位くらいで小さい取り組みであって、ルミネさんのようにお取引先まで巻き込んだ「イベント」には出来ていないから話題にならないのかもしれないが・・・。
是非百貨店業界のロールプレイコンテストの実情、プライスが高く、年齢層が高い販売員も多い業態ならではのノウハウとはどういうものなのかについて、どちらかの業界誌紙さんにぜひ取材して頂きたいと思いますし、
合わせて、レベルが高いと称される、ラグジュアリーブランドさん辺りのロールプレイを含めた教育研修の実情などにも、迫って頂きたいなという風に思います。
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迅速な対応で、梱包もとても丁寧でした。
お店の方の心遣いが感じられました。
また、こちらで購入したいな、と、思いました。
どうもありがとうございました。
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投稿: ヴィトン 財布 スーパーコピー 激安 pc | 2021年4月24日 (土) 12時03分