ジンガロ×「エルメス」のコラボスカーフ
昨日(じゃなくて、もう一昨日か)、遅れのためぎゅうぎゅう詰めになった電車の中で運良く席を確保し、『SPUR』3月号を眺めていて、
「エルメス」とジンガロのコラボ商品のスカーフに目を奪われた。
額縁のように縁取られたネイビーブルーのフレーム(枠)の中には、白い背景に馬が一頭のみ。力強く、生き生きとした姿の馬である。
まさに、「馬」が主役の、1枚の絵。ファッションアイテムとしては、少し強いイメージになりますが、生命の躍動感が伝わってくるアートのようですね。
他にもピンク、オレンジもあって、価格は70センチ×70センチの通常の「エルメス」のスカーフと同じ、38,850円也。
ジンガロ、見たことがないんですが、非常に評判が良いようなので、すごく関心があります。ジンガロのことをどのように形容すればよいのか、世の中に類のないエンターテインメントなので、ちょっと考え込んだのだが(自分が見たことがないので、尚更わからないのだが)、『SPUR』さんには「騎馬スペクタクル」と表現されておりました。
今、ネットで検索をかけてみたら、エルメス社はジンガロを後援しているのだとか。エルメスさんは、元々馬具をルーツとするので、ジンガロさんはサポートの対象としてはまさにイメージ的にはぴったりの芸術文化活動だと思います。
現在のように、不況で、社会情勢が混沌としている時だからこそ、狭義の経済という視点を超えた「文化」という視点が必要なのではないかと私は思います。異なる文化を知り、互いに相手を受容することや、自分の内面を見つめること、「異化」・・・の必要性です。
今、銀座のメゾンエルメスで、ジンガロの作・演出を手がける主宰バルタバスさんが監督を務めた映画「シャーマン」の上映会も実施されているようですね。さすがは、「エルメス」さんです。
◆メゾンエルメスで仏映画「シャーマン」上映ー監督は「ジンガロ」主宰者(H21.1.15シブヤ経済新聞)
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