リンク集に「綿工連公式サイト(日本綿スフ織物工業組合連合会)」を加えました
綿工連こと、日本綿スフ織物工業組合連合会のK様から、相互リンクの依頼メールを頂き、びっくり、だったんですが、
会社ブログだけでなく、個人ブログの方も少しでも織物メーカーさんや組合関係者の皆様のお役に立てるのならばと、快諾致しました。(アンド、私よりは余程テキスタイルに詳しい(有)インターセンス代表取締役・中谷重明さんがアパログでやっておられるブログ「HUMAN&TEXTILE」さんもご紹介させて頂きました)。
ちなみに、「スフ」とは「ステープル・ファイバー(短繊維)、人絹」のことであります。
「綿」という言葉には、岡山出身の私は強い郷愁を感じるんですよね。岡山産のデニムやチノは、綿織物ですので。何度も洗濯し、着古して、経糸の白が浮き出したジーンズも良し、今の季節、すごく寒い日でなければ、ちょっと起毛したウィンターコットンは、ほんのりとした温かさがあってお洒落です。
それから、バリバリに張りのある帆布という織物も、バッグに仕立てて長く愛用していると味が出てきて手放せなくなります。
どんなタイプの綿も、「用の美」があるというか、庶民の生活の中から生まれた素材なので、とことん古くなってボロボロになるまで使い込める、というところが、魅力的なところだと思います。
綿織物の産地は、昔は綿花を栽培していた場所の近くに存在するので、浜松、大阪南部、西脇、岡山(児島、備中)、備後など、気候が温暖なところばかりです。今も目を閉じると、染工場さんの陽当たりの良い敷地に干された色とりどりの綿織物の反物のイメージが脳裏に浮かんできます・・・。
ファッション業界人としての原体験、最近そういうことをよく考えるんですが、シルクの産地育ちの方と、綿織物産地育ち、はたまた合繊産地育ち、あるいは、今私が居る場所=墨田ニット産地では、やはりかなり違う部分があるんじゃないかなぁと(もちろん、地域性だけでなく、個々の企業、個人による個人差もありますが)。
そういう地域性、文化の差の存在が、ものづくりのリンケージ(リンク)の中で、ある時は重なり合い、ある時はぶつかり合い妥協点を見いだしたりしながら、微妙で複雑な味わいを創出することに繋がっているのではないかという気がしております。
岡山(&備後)育ちの私が、今東京の墨田に居るのは、「業界をリンクさせる」という天命を負っているということなのかなぁ、とまで思うのは、ちょっと大げさでしょうか(笑)。
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