アウトレットの今期売上高は絶好調
(今日はもう1つエントリをアップしておりますので、1つ下のエントリからお読み頂けますと嬉しいです)。
病み上がりですがもう1件だけ。
今日2月2日(月)付けの繊研新聞さんの4面は、アウトレットの両巨頭の話題の競演、という感じになっていた。連載記事の「新時代への挑戦 SC全国大会から」の中で、チェルシージャパン執行役員運営管理部長の鈴木勝博氏が、
「主なセンター(施設)の08年1〜12月の売上高は、『御殿場』が531億円、『りんくう』281億円、『佐野』316億円、『鳥栖』188億円、『土岐』81億円、『神戸三田』163億円で、合計2000億円が見えてきた」と語れば、
その横の記事「三井不動産のアウトレット 入間は目標大幅超過ー8施設合計1500億円超ー」では、正確な数字は発表されていないものの、昨春オープンした「三井アウトレットパーク入間」が、「当初の1年目の目標260億〜280億円は『大幅にクリアする』(三井不動産)見込みだ」とある。
チェルシーさんの場合は、列挙されていた施設以外に、昨秋「仙台泉」がオープン、さらに今年7月には茨城県阿見町にも新施設が開設される。
三井不動産さんの方はというと、「入間」プラス、「大阪鶴見」「横浜ベイサイド」「マリンピア神戸」「多摩南大沢」「幕張」「ジャズドリーム長島」「仙台港」8箇所のアウトレットを有し、「今期(09年3月期)の売上高の1500億円は『確実にクリアする』と見ている」(繊研新聞より引用)とのことで・・・。
いやはや、今期は、アウトレットモールは絶好調なのだ。
ジャズドリーム長島さんは別として、やはり、売り上げ数字的には、2強の運営ではない軽井沢プリンスアウトレットも含めて、関東圏内+αのエリアにあるアウトレットが圧倒的に強いですね。やはり、絶対人口、市場の深さが他のエリアとは全く違うなという気がする。
入間の好調は、立地が、都心からは適度に離れているけれども、不便というところまではいかない(埼玉県内ですから)、絶妙の位置に立地していることと、
「コストコ」さんと並んでいるので、食品を買いにこられる方が寄って下さる、そのため、来店頻度が普通のアウトレットよりは高くて、SCと変わらないような感じで地元の方が気軽にお買い物できるお店になっているからではないかと思う。
この好調が、来期も続くかどうか。不況はある面アウトレットには追い風だと思うが、お客様の目線に立った集客、MD、サービスを提供し続けられるかどうかが、鍵を握っているように思います。
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