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2009年4月27日 (月)

正大広場H&Mバカ売れの衝撃ー中国ファッション業界のメインストリームも「ファストファッション」

皆さーん、大変お待たせ致しました。今日から少しずつ、上海のファッションマーケットを見て回った感想を綴っていきたいと思います。

実は、本日病院に行ったら、「気管支炎です」と言い渡されてしまいました。「暫くは薬を飲んで、あまり無理をしないように」ということであります。

私のせきがあまりにもひどいので、日本でも中国でも周りの方にかなりご心配もおかけしておりましたし、暫くは体調回復を最優先にしたいと思っております。

従って中国のレポートも長文にせず、少しずつ書いていくつもりですので、何卒ご容赦ください。

今回の上海行きで、一番痛感したのは、

「日本と同じく、上海でもファストファッション旋風が吹き荒れており、既に業界のメインストリームはここにあると言い切ってもいいのではないか」

・・・ということです。

5月24日(金)の午後3時半頃、正大広場を見てきました。

ここは、百貨店ではなく、SC(ショッピングセンター)なんですが、平日の昼下がりだというのに、ビル全体に人の入りが多く(アイドル歌手の握手会が開かれておりましたので、そのせいもあったかとは思うんですが)、その中でも「H&M」「ZARA」が、非常によく売れていました。

特に「H&M」の方がすごくて、日本の原宿のお店の平日どころじゃなかったです。まるで「今日はバーゲンなの?」という感じで、ミラノのモンテナポレオーネ通りの側で生まれて初めて「H&M」を見た時の、半端ではない売れ方を思い出し、改めて衝撃を受けました。

ただ、よくよく見ると、買い方はかなり違っております。イタリアでは、明らかに、「あら、安いわね」という感じの反応で、バーゲンのワゴンをあさる感覚で皆さんがポンポン買ってく、という感じがありましたが、

中国の方は、ちょっと慎重ではあります。2人で来店している人が、連れの人に「これとあれ、どちらにしようか」という感じで、相談し吟味している様子がかなり見受けられました。

中国在住の日本人女性の方がおっしゃっておられましたが、「月収2,000元の人にとっては『ZARA』や『H&M』は十分買える商品」なんでしょう。とはいえ、富裕層でなければ、お給料の10分の1の価格の商品を選ぶには、かなり慎重にはなりますよね。

客層は、若いファミリー、カップル、親子連れ、ファッション感度がかなり高い方からちょいださの人、40代くらいまでの年代の男女を万遍なく集めているようで、

とにかく、商品が次から次へと吟味されられつつも売れて行くので、ショップスタッフの方も、商品の補充だけで精一杯。他のお店のように、スタッフが手持ち無沙汰、といった風情は一切ありません。今この場でものすごく売れているせいか、サイズ欠けが非常に多く、レディスだと多分朝から多めに投入されている36と38以外のサイズが品薄になっている品番が結構ございました。

ビル全体にも、「H&M」の紙袋を持った人が沢山居て(10人に1人は買っている感じ)、「人気ブランドなのね〜」ということがファッションに疎い人でも感じられる状況でした。

このビルの場合は、「ZARA」の方は「H&M」ほどではなかったんですが(多分より都会的でエレガンスよりなテイストだからでしょう)、それでも売れ行きは他のテナントさんとは比べ物にならないほど良い状況だと思いましたし、

その後、南京西路に移動し、午後6時過ぎに当地の「ZARA」に入りましたが、雨の夜にも関わらず仕事帰りらしきOLさんとビジネスマンでこれまた大変な賑わい振り。

ここでは私もグリーンの麻のロングカーディガン1点(299元)を購入致しましたが、2台のレジ前には4人と3人の行列が出来ており、1人で2点とか、5点も買う人もいたのでちょっと待たなければなりませんでした。

今、例えば中国のレディスマーケットがどんな風になっているかというと(業界の皆さん、ごめんなさい。私の調べ方はあまりにもバックリしておりますので、「両国さんそれは違うで〜」というご意見がございましたら、是非お知らせください)、

最高ゾーン ラグジュアリーブランド
2,000元以上 中国の最高級プレタブランド(ここと最高ゾーンの間に日本のDCブランドあり)
1,000元以上 中国のミセス高級ブランド(日系ブランドもあり)、中国のDCブランド
500元〜1,000元 百貨店向けミセス、百貨店向けヤング(双方日系ブランドあり)
300元〜500元 百貨店向けヤング(日系ブランドもあり)、百貨店向けミセス
200元 「H&M」「ZARA」などファストファッション
100元以下 所得が低い層向け商品

100元以下の有象無象の世界がどのようになっているのかまではわからないからかもしれませんが、ファストファッションは中国の市場においては「下から2番目」という位置につけている、という風に、私は思いました。

このことが、中国の消費者に与えている影響は、非常に甚大だと思います。今回ご一緒に食事をさせて頂いた現地在住のある日本人の女性の方は、「何故『H&M』や『ZARA』は売れるのか」という私の問いに対して、

「グローバルだからではないか」とおっしゃっておられました。「世界のファッショントレンドを取り込んで発信しているブランドは中国にはないから」と。

彼女の回答を聞く前に、お店を見て私が感じたことは、彼女に少し似ていて、「そこに行けば『全て』があり、『自由』だからではないか」ということです。

もちろん、現地で今成長しつつあるアパレルも、他の外資系企業も、トレンド情報やストリートの情報を収集し商品企画に反映している点では同じだと思うんですが、

大半のブランドは、ターゲット、テイストの絞り込みを行っています。

でも、「H&M」や「ZARA」には、今シーズンのありとあらゆるトレンディなアイテムが全部揃っている。そして、わずらわしい接客がほとんどなく、心ゆくまで商品をじっくり吟味して買える・・・。

日本のファストファッションブームとは違って、今の中国は、これからまだまだ豊かになる国。今の「H&M」や「ZARA」は多くの層にとっては「あら、安いわね」といって買う商品ではなく、自分で働いて得たお金でお買い物をする喜びを噛み締めながら購入する「憧れブランド」。

日本社会における格差社会の進行と軌を一にしてひたひたと浸透している日本での「ファッションの民主化」以上に、ここにこそ、真の「ファッションの民主化=解放」が存在するのではないかと、私は感じたのです!!

この、200元ゾーンには、もちろんこの2社だけでなく、後述しますがデンマークのBestseller社の「ONLY」や「VERO MODA」、香港の「エスプリ」、日本の「ハニーズ」さんなども参入しており、これらの企業さんも元気に頑張っておられます。

また、もっと高いゾーンに関しても、ちょうど労働節(メーデー)前のバーゲンウィークだったこともあるかと思いますが、29日の土曜日に港北広場の百貨店では、日系アパレルさんで私が見ている目の前でお客様が商品を購入したり試着をしていないブランドさんは1社もありませんでした!

やはり、魚が泳いでいるところにいけば、必ず釣れるんですよね。

なんですが、「安くて(中国においては、頑張れば手が届いて)、トレンドが何でもありでかっこよくて、セルフに近くて買い易い」ファストファッションの凄まじいパワーの前においては、他のブランドさんは「普通」にしか見えないな、という印象を、強く受けました。

もう1点だけ、角度を変えて語ると、ファストファッション企業が中国のアパレルメーカーさんに与えている影響も、恐らく甚大だろうと私は思いました。

この仕組みを、表面だけでなく、企画、生産、物流、販売、国際戦略の全てにおいて、しっかりベンチマークすれば、この国の場合は日本と違い、例えば安徽省あたりのまだまだ経済発展が遅れている地域から、「下から勝ち上がれる」ポテンシャルを秘めていることを忘れてはいけないと思うのです。

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