上海の商業施設とストリートスナップその2
引き続き、上海の商業施設とストリートスナップをご紹介して参ります。本日分は、4月22日(金)に訪問したところになります。当日は夕方4時頃まではどしゃぶりの雨でしたので、写真がいつもにも増してへたくそになっておりますが、ご容赦ください。
なお、本日未明にアップしました「上海の商業施設とストリートスナップその1」の文中、「その1」と「その2」の文面は全て誤りでした(メモを間違えて写してしまっており、商業施設の店名や内容が間違っております)。申し訳ございませんでした。
文面はこのエントリを挙げた後全面的に削除し書き換えますので、宜しければもう一度ご覧下さいますようお願い申し上げます。
その1:東昌路の新梅聯合広場(SHINMAI UNION SQUARE)。前回間違って記してしまいましたが、正しくは東昌路にあるショッピングセンターです。1Fの一等地には「マンゴ」や「リーバイス」などが入っており、オンワード樫山さんの「ローズブリッド」の姿も見えました。
2Fの品揃え型の雑貨プラスアパレルのショップ「HOT WIND」は、北京のCHICへの出店歴もある(確かTGC in 北京にも参画しておられましたね)「リープリッピン」を取り扱っておられました。
このビルに関して、もう1点特筆すべきなのは、ヤング向けSPAと合わせて、上海の新興アパレルの直営店が幾つか見られたことです。その中の1つ「MU」は、ナチュラルかつフェミニンなテイストの丁寧なつくりのヤングアダルト向けカジュアル。500〜1,000元プライスの商品です。
聞いてみると、上海の会社で、現在6店舗を有しているとか。なかなかよい商品だと思ったので、マルチカラーの編み込みレザーの細ベルトを1本(確か298元?)を購入致しました。
それから、ラッシュに似た石鹸のショップ「STENDER」も。本社所在地を聞いたのですが、何度聞き返しても最後まで地名が聞き取れず残念でした(上海とか北京のような有名な大都市ではない事は確かです)。
その2:新梅聯合広場(SHINMAI UNION SQUARE)の「ユニクロ」の看板。
このSCの中にも「ユニクロ」さんが入っていました。朝10時半頃と、時間帯が早かったせいと、雨のせいか、客数はほんの2,3人といった感じでした。
店頭のVMDは非常に奇麗でした。どの品番に対しても必ずXLを1点ずつ出しておられたのが印象に残りました。やはり、日本以上に、飛び抜けて大きい方をちょくちょく見かける国だからなんでしょう。
その3:東昌路の新世紀商厦(上海第一八佰半)。お客様の服装や雰囲気は庶民的です。ここの1Fの「ピザハット」で私はお昼ご飯を食べました。
そういう客層なんですが、1Fには「アルマーニ・コレッツィオーニ」「ダックス」「コーチ」などのブランドが入っており、2Fのレディスアパレル売り場の壁面には、日本にも入っている「デコスター」とか、「Goayen(?つづりが違っているかも?)」という、華やかなプリント柄のチュニックを揃えた3,000〜4,000元クラスのブランドや、「white collar」という、それよりももっと高くてシルクのブラウスが4,800元という、女性エグゼクティブ向けのセットアップ中心のブランドなど、高級プレタもズラリと並んでいました。
もちろん、それ以下の価格帯のものもございましたが。
その4:同じく東昌路の「TIMES SQUARE」。「マックスマーラ」「グッチ」「ローレル」「ジョルジョ・アルマーニ」など。2F以上には中国系のブランドが揃っていますが、500元以上、1,000元台、2,000元以上が中心のようでした。高級感が漂うショッピングセンターです。
その5:「TIMES SQUARE 」の前の横断歩道にて。この日は肌寒かったので、コート姿の方もかなり見ました。晴れた日に比べて、スニーカーの着用率もぐんと高いようでした。
その6:正大広場。前述した通り、爆発的に売れている「H&M」が入っている商業施設です。「H&M」「ZARA」以外には、「セフォラ」「ユニクロ」「NEXT」「ハニーズ」「ベストバイ」「トイザらス」「ナイキ」「アディダス」などがズラリと揃っています。
中間層の子弟にとっては手の届き易い商品、憧れのブランドが揃っているせいか、午後3時半〜4時半の時間帯、制服を着たままこのビルに入ってくるヤング(たぶん高校生)が多いのにはびっくりしました。
正大広場の側にはオフィス街もあり、また、上海海洋水族館や、東方明珠塔のような観光名所もありということで、幅広い客層を集客できる絶好の立地にあると思います。
その7:東方明珠塔。
その8:正大広場から出てきた男の子二人組。アイドル目当ての来店だったのだろうか。おしゃれさんだったので、パチリ。
その9:南京西路に移動して、梅龍鎮伊勢丹のエントランス。
上海には今どんどんどんどん新しい商業施設が出来ているので、伊勢丹さんがちょっと狭くて古い(照明も若干暗い)という感じになってきたような感を受けました。かつては日系ブランドが一番揃っているお店というのが最大の差別化になっていたように思うんですが、どのブランドさんも多店舗化した今、伊勢丹さんが上海店のストアブランドとしてのポジショニングをどういう方向にシフトしていかれるのか、要注目であります!
その10:南京西路の「ZARA」。超一等地ですね。ちなみにこのお店の右手(向かっては左手)に、「ロクシタン」がありました(私は入らなかったんですが・・・)。
その11:南京西路の恒隆広場(プラザ66)。金曜日の午後6時頃、相変わらず、「ルイ・ヴィトン」は絶好調。「グッチ」「プラダ」「シャネル」など、知名度の高いブランドは軒並みよく売れておりました。「セオリー」さんのオンリーショップもございましたね。
それと、このお店の中には、香港系のセレクトショップ「ジョイス」と「I.T.」が入っております。
「ジョイス」の方は、少しエレガンス色が強いセレクトで、「ランバン」「オスカーデラレンタ」「ジバンシィ」「シー・バイ・クロエ」などのラグジュアリーブランドに混じって、「トーガ」「サカイ」「マスターマインドジャパン」「ナンバーナイン」「コム・デ・ギャルソン」などが、
そして、「I.T. 」の方はというと、よりエッジィで若向きなセレクトでして、「マルタン・マルジェラ」「マックキュー」などと合わせて、「カバンドズッカ」「ツモリチサト」「コムデギャルソン」「ビズビム」「トゥーアクー」「アズノウアズ」等々の日本のDCブランド、裏原系ブランド、平成ブランドが大きくコーナー展開されておりました。
平成ブランドのコーナーでは、BGMまで日本の曲、青山テルマの「ここにいるよ」が日本語でかかっているほどでしたからね。
このお店では、某東コレ系人気ブランドの女性デザイナーさんとそのスタッフの方々をお見かけ致しました。市場調査中だったんだと思いますが。
その12:再び「ZARA」へと戻り、自分のお買い物も済ませた後で、お店から出てくるお客様を撮影。
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