【上海レポート・番外編】紅坊国際文化芸術園区
延び延びになってしまって恐縮なんですが、上海レポート番外編のうちの1つ、上海のトレンディなアートスペース「紅坊国際文化芸術園区」について書いておこうと思います。
ガイドブックによると、この場所は1950年代に造られた製鉄工場の跡地らしいんですが、現在はギャラリーやカフェ、オフィス(博報堂さんの上海事務所も入っていました)なんかを集積し、中央の芝生が生えた空き地には沢山の彫刻を配置し、アートに関心のある市民や観光客が憩える場所に生まれ変わっております。
この場所を訪れた25日(土)はお天気が良かったので、のんびりとアート鑑賞を楽しむことが出来ました。カフェ飯(スパゲティボロネーゼとシーザーサラダ及びコーヒーを注文)もなかなか美味しかったです。外では花嫁衣装を着た女優さんと花婿役の男優を取り囲んでTVのロケが行われていたりなんかして。
ギャラリーの回廊など、広く長い空間はファッションショーに使えそうだな〜、ここで何かやりたいなぁ〜と思いながら、散策を楽しみました。
ではでは、お写真です。
その1:全景
その2:ムーアみたいな彫刻
その3:香港系のセレクトショップ「ジョイス」のアウトレットがこんな所に!「ナンバーナイン」の木製の大きな十字架が残っていました。服飾雑貨は売れてしまっている感が強いですが、アパレルに関してはサイズが合えば掘り出し物もまだあるようでしたよ。
その4:ごつい自転車も、なんだかアーティスティック。
その5:こちらのギャラリーは、現代中国の絵画を集めておられました。○子君(すみません、○の部分は日本語にはない文字です・・・)という、中国の現代のヤングばかりを描いている作家の作品が良かった(会田誠氏の女子高生シリーズとは作風は違いますが、狙いどころは同じかなと)。
その6:山水画から抜け出してきたかのような、中国の仙人達。
その6:どのガイドブックを見てもこの光景の写真が沢山出ているんですが、カラフルな足の大群!
その7:アインシュタイン様。
その8:パソコンとは、ソロバンが進化したもの也。
その9:上海城市彫塑芸術中心。沢山の彫刻、彫塑が展示されております。この中の本屋さんでは、日本の雑誌『Art it』や『装苑』なんかも売られていました。
その10:REN TOWN SALON。この中では、○○(ごめんなさい、この2文字も日本語にはない文字です・・・)という方の作品で、赤い牛を胴体の中央部で真っ二つにカットしたもの(カットした半分=1体の価格が500RMB)が売られておりました。
これを見て私が、ギャラリーのスタッフの方に英語で、「この作品を見てダミアン・ハーストを思い出しましたよ」と話しかけたところ、「おお怖〜。この作品はそういうコンセプトのものではございませんよ」という答えが返って参りました。
実際、おどろおどろしい感じではなく、むしろ、「切られても元気」という生命力を感じさせてくれる感じの小品でありました。そんなに高いものでもないので、アート好きな友人へのお土産には良い商品だと思います。
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