オルドス、上海1号店を開設ー高級カシミヤ「1436」国際ブランドに育成ー(H21.6.4繊研新聞)
内蒙古に本社のあるカシミア大手のオルドスさんが、「1436」という高級カシミアブランドを展開なさっておられることを、今日6月4日(木)付けの繊研新聞さんを読んで初めて知りました。
今、ネットで検索をかけ、この記事を探し出し、更にYahoo!Japanの翻訳サービスを使っておおよその意味を把握したんですが、
「1436」という商標(ブランド)自体は2007年からスタートなさっておられたようで、今度の上海のお店は中国全土では15番目の店舗であるようです。さくら、最近はほとんど中国国内では上海にしか行っていないので、このブランドのことを初めて知りました。
繊研さんの紙面に掲載されていた店舗のお写真は、まるでラグジュアリーブランドのショップのように立派でしたし、「価格はカシミヤ衣料が4000元前後、ストール2000元」(同紙より引用)と、彼の国では超高級ゾーンですから、
これは、かなり期待できそうであります!今度上海に行ったら、必ず店舗に足を運んで、現物を手に取ってみたいと思います。
先程ご紹介した中国の記事文中の、「Semi-fashion」というコンセプトがナルホド、という感じでしたね。「Semi-Fashion」とはどういう意味なのかの説明として、「教養があって、見識が広く、気品があって、流行に踊らされない高額所得者がターゲットである」云々といったことが書かれており、日本流に言うと、「ニューベーシック」とか「進化系ベーシック」みたいな感じに近いんだろうな、と思います。
こちらのサイトには、2008年秋に発表された商品の画像が掲載されていますが、レディスに関しては日本人的な感覚で評価すればディテールがちょっとくどいかなと。ただ、この記事に書かれている通り、外資系ブランドに席巻されている「ラグジュアリーブランド」のゾーンに果敢にチャレンジしようという意気込みは素晴らしいと思います。
オルドスさんは、カシミアの一貫生産体制を有しておられるはずで、ものづくり面では圧倒的な強みをお持ちだと思います。これに、川下のブランド戦略が加われば、川上から川下までを完全に押さえることが可能になりますよね。
まずは中国国内で認知され一定のシェアを取ることが先決だと思いますが、将来的には「1436」を「バランタインカシミヤ」とか「セイ」なんかに負けない、グローバルなブランドに育てていって頂きたいなと思います。
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