農業のファッション化とファッションの農業化
最近知ったのだが、船井総合研究所さんって農業や食品リサイクルに関するコンサルティングも手がけておられるんですね。
それでもって、最近は「新規就農Webスクール」まで開講なさっておられるとか↓↓↓
私のような者が申し上げるのもおこがましいのだが、さすがに、時代の流れを的確に捉えておられるなぁ、と、感心致しました。
こんなに不景気が続くと、「もうファッション業界からは足を洗って、田舎に帰って農業をやろうか」なんて冗談抜きで考えたくなってくる向きもあろうかと思うんですが、
せっかく私達はファッションの業界に長年所属しているのだから、なるべくなら農業の世界に行ってもファッション界のノウハウを生かしたいですよね!
ということで、思いつくのは、「農業のファッション化」ということだろうが、それを他の方に先駆けて始められたのが、元ギャル社長の藤田志穂さんということになるのでしょう(秋田経済新聞の記事をご参照下さい)。
ここまで書いてきて思ったのだが、もう1つ、「ファッションの農業化」というのも、アリなのかなぁと。
最近何かとファストファッション流行りだが、食の世界と同じく、安全・安心な素材や着心地のよい縫製のお洋服、例えば、オーガニックコットン使いのものであったり、手間暇かけた1点物とかオーダーなど、スローファッション的な生き方など、
こういう不景気なご時世でも、世の中のある部分には脈々と息づいているような気がしますよね。
個人的には、アグリツーリズムのような、地方の産地の機屋さんやニッターさんでのものづくり体験ツアーというのも、あっても良いのではないかと思っています。
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