住友商事さんつながりー続・バーニーズニューヨーク横浜店
昨日、「バーニーズニューヨーク横浜店に思うー『フェリーチェ・トワコ・コスメ』と『ディーゼル』の人気」というエントリをアップした際には、まだ自分の中で配線がつながっていなかったんですが、
「フェリーチェ・トワコ・コスメ」ーショップチャンネル(ジュピターショップチャンネル)ー住友商事ーバーニーズニューヨーク、ということで、
これからますますこういったマルチチャネルでの品揃え・訴求は加速していくのだろうと思います。
既にバーニーズニューヨーク横浜店に、「ランセル」も入荷しておりましたしね。
さらに、Webに関しては、エルオンラインと、WWDジャパンさん情報によれば9月28日にオープンする通販サイト、エル・ショップもこの流れに加わってくると予想されます。
現状では、ショップチャンネルさんの客層と、バーニーズとかエル・ショップの客層は、かなり違っていて、ショップチャンネルは50代中心、バーニーズやエル・ショップはF1層からせいぜい団塊ジュニアくらいまでがメインで、それ以上の年齢の場合は相当にファッション感度が高い層のみが対象、ということになるんでしょうが。
これから5,6年後には、両者は接近し、うまくすれば急速にシナジー効果が上がってくる可能性があると私は感じています。
特に、バーニーズやエル・ショップが成功事例のショップチャンネルに学ぶところは、
「客層の広さ」です。
お金はあるけれども、ファッション感度に関しては百貨店さんの平場クラスだったり、あるいは、体型ももうちょっと太目で、「最近昔買ったお洋服が入らなくなっちゃったわ」というような方まで含めて、たぶんもっとマス寄りです。
お金を持っていて、モード系を好む人、だけを対象にしたビジネスでは、やはり売り上げを伸ばすのに限りがある。その周縁の、どういう人達を取り込んで、数字を上げて行くのか。
ショップチャンネルさんもしかり、最盛期のビームスさんやUAさんなどのセレクトショップもしかり、現在のzozoresortさんもしかり、客層の幅の確保がうまく、客数をきっちりかせいでおります。
TV通販のように参入障壁が高くはなく、競合が厳しいリアル店舗やネットショップで、ある程度の客数をどうやって獲得していくのか。住商さんの手綱さばきに、大いに注目したいと思います。
« 「ビラボン」のレディスTシャツ | トップページ | <8/5>【東京・両国】KFCネットマーケティングセミナー、お申し込みはお早めにどうぞ! »
この記事へのコメントは終了しました。
« 「ビラボン」のレディスTシャツ | トップページ | <8/5>【東京・両国】KFCネットマーケティングセミナー、お申し込みはお早めにどうぞ! »
コメント