第1回KFCネットマーケティングセミナー、ご来場ありがとうございました
これまでは、「ネット通販」にフォーカスした、クローズドな勉強会に力を入れて来たんですが、
うちの会社のセミナーのお客様の圧倒的多数は、通販担当ではない職種の方々ですので、初めて「ネットマーケティング」をテーマにしたセミナーを開催しました。
(株)アイスタイル代表取締役社長兼CEO・吉松徹郎氏と、アイランド(株)代表取締役・粟飯原理咲氏という、非常に豪華な講師陣をお迎えしてのセミナーでしたが、期待に違わぬ素晴らしい内容で、
終わった後、知り合いの20代の女性が、「○○さん(注:私の本名)、ものすごく面白かったです」と声を弾ませながらおっしゃって下さったのを聞いて、「嗚呼、本当にやってよかったな」と。
その反面、ファッション業界歴の長い方にとっては、では、今日のお話を自社に落とし込むにはどうすればよいのかという課題を突き付けられるような思いにさせられたセミナーで、
まさに、「持てる者(旧来型ビジネスモデルの企業、年齢・キャリアの高い層)」と、「持たざる者(新しいビジネスモデルの企業、年齢・キャリアの浅い、ヤング層)」の差が、反応に如実に出ているなとも思いました。
(この辺は、皆様に書いて頂いたアンケートを分析したいと思っていますが)。
吉松社長、粟飯原社長のマーケティング的な視点からのサイト作り、ビジネス構築のお話を伺って痛感したのは、
ファッション業界においては、ユニクロさんとか、ラグジュアリーブランド、下着業界など、一部の業種を除いては、マーチャンダイジング(商品企画)中心のブランド開発で、マーケティングという考え方が非常に希薄であるということです。
かつてのように、モノがまだまだ不足しており、ヤングの数も多く、作れば売れた時代はとっくの昔に過ぎ去っており、
消費者、生活者が、自分なりの視点でモノ選び、コーディネートを行い、狭義のファッション以外の分野=ライフスタイル全体を自分のセンスで豊かに楽しく演出する力を身につけるようになった今、
そういう時代の気分や、必要とされるニーズ、ターゲットをきっちり捉え、
そこに向けた提案を行い、
そして、そこからが大事だと思うんですが、上から目線のプッシュ型マーケティングという、我々が得意とする手法のみに頼るのではなく、
コミュニケーションや共感型のマーケティングで、ファンの輪を広げていく、ということが求められているのではないかなぁと。
今日は、うちの会社自身も、うちの会社がサポートさせて頂いている企業さんのためにも、ものすごく沢山の具体的なアイデアを頂きました。
後は、行動に移すだけですよね!
両講師、そして、セミナーにお集まり下さったお客様に、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
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センスってなに?
投稿: BlogPetの両国桜子 | 2009年8月 6日 (木) 14時09分