イケアのカタログ
少し前の話で恐縮なんですが、お盆前に自宅のポストに投函されていたのが、上のお写真に写っている「イケア(IKEA)」の2010年版のカタログであります。
私の自宅は大田区の蒲田なので、港北店のエリア内ということで、ポスティングが行われたのでしょうか。縦22センチ×横19センチ(すみません、この大きさを何版と言うのでしょうか?少しイレギュラーな大きさだと思いますが)×厚さ0.9センチ、ページ数が379ページもある、結構立派なカタログです。
これ、私以外の方のご自宅にも届いているのだろうと思いますが、ご覧になられた方、「お店に行ってみたいな」と思われませんでしたか?
正直、何と言っても、安い。ものすごく安いですからね。
特に、表紙をめくった次のページに掲載されている、「期間限定のお買い得品」の中には、
「イケア(IKEA)」さんのロングセラーである「ビリー」という相性の幅80センチ×奥行き28センチ×高さ202センチの白の本棚が5,990円から3,990円に値下げ、とか、
同色の食器18点セット「ディネーラ」(色はベージュとグレー)が3,990円から1,990円などの、
使い勝手の良い定番が含まれており、
カタログを見たことをきっかけにして、買い足しとか、買い替えの意欲を呼び覚ますのに十分なインパクトがあると思いました。
通常のお店さんの場合は、自店のロングセラー商品は絶対に値下げしない、というのが、商売のセオリーだと思うんですが、徹底したローコストオペレーションの仕組みを構築しており、一度値下げしたものを再びまた少し値上げし価格を戻したとしても、それでもなお他社さんよりは品質に対して絶対的に安い、という自信を持っておられるから、出来ることなんだろうと思います。
(ユニクロさんが土日まとめ買いセールをやっておられるのに似ておりますね。プライスリーダーのみが取り得る戦略でしょう)。
しかし、そういうプライス面でのインパクトもさることながら、もう1点非常に感心したことがございます。
それは、「『イケア(IKEA)』さんの商品って、何て写真映えがするんだろう」ということであります。
白、黒を中心に、差し色のビビッドカラーや、繊維製品のインテリアファブリックのコントラストの効いたプリント柄の商品など、カラーコーディネートのセンスが素晴らしいんですよね。
畳文化、木の文化が基になっており、色に関しては茶系中心、自然の色そのままを愛でるといった感覚の和のインテリアの世界とは異なる、北欧スタイルが全面に展開されております。
上手い。本当に上手いですよ。メリハリがはっきりした色使いの方が、現物以上に写真写りは断然良くなるんですよね。
私は正直、今でも「イケア(IKEA)」さんの商品の材質に関しては、価格には見合っていると思ってはいるものの、自分が買うにはちょっと・・・と思えるものも多いなと思っているんですが、このカタログの掲載写真に関しては、「お見事」と脱帽せざるを得ないなと感じました。
同社は、現時点で全国に5店舗。今秋グランドオープンするららぽーと新三郷にも、昨秋から一足早く開業しておられます。
ららぽーとさんがオープンしたら、「イケア(IKEA)」にももちろん立ち寄って、激安のホットドッグにもぱくついて来なきゃな、と、今から楽しみにしております。
◆IKEA
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