セレクトショップ「オープニングセレモニー」で買ったもの
1週間も前の話を今頃に恐縮なんですが、
先週の日曜日(9月6日)、取材の後、原稿書きもそっちのけで、渋谷西武モヴィーダ館全体を使って8月30日(日)にオープンしたセレクトショップ「オープニングセレモニー」にすっ飛んで行って参りました。
今秋もいろいろなお店が次から次へとオープンしておりますので、他にも見るべきところ、足を運ぶべきところは幾つもあるんですが、何でそんなに「オープニングセレモニー」行きだけを急いでいたかというと、
実は、すごく欲しい商品があったのであります。
お盆に岡山に帰省していた時に岡山一番街の「パリゴ」さんで見ていた、「アレキサンダー・ワン」の黒のジャケット。
わざと張り出した肩線、そして、身長が高い人向きの、ものすごく深い位置まで切れ込んだVゾーンがメチャメチャかっこよく、袖も身長169センチの私が来ても相当に長過ぎるくらいに出来ていてそれを折り曲げてラフな感じで着こなすのがまた味だなぁという感じで、
本当に、あつらえたみたいにピッタリで着心地も非常に良かったので、
7万円強というお値段は出しても、これは全然惜しくない、やっぱりあの時買っておけば良かったと、非常に後悔していたのですが、
「オープニング・セレモニー」の「アレキサンダー・ワン」の品揃えが物凄く良い(たぶん東京ではNo1)という噂を耳にしたため、「これはもう、行くしかない!」と意気込んで駆け込んだのでした。
種々のネットニュースや業界紙さん等で既に報道されているとおり、このお店は、全てのフロアを「ホーム」という考え方で演出しているんですが、フロアごとに小テーマ及びイメージは異なっていて、そのイメージとそのフロアでの取り扱い商品及びMDのイメージが連動する格好になっていて、なかなかに面白い雰囲気でありました。
お目当ての「アレキサンダー・ワン」は、3Fの「CITY OF THE FUTURE」のフロアに置かれていて、このフロアが、ある意味では一番普通と言ったら変なんですが、フツーにフューチャリスティックです。
こちらに置いてある全てのジャケットを見て、ショップスタッフの方に入荷予定表まで見て頂いたんですが、残念ながらどうやら私が岡山で見ていた商品はプレフォールコレクションらしく、今から入ってくることはない、とのこと。
それじゃあ仕方が無いので、今ある商品を見ようか(完全な秋物なので上代は8万円台以上になっていました)と思って、あれこれ試着したんですが・・・。
秋冬の商品はシルエットがタイトになっていて、私の体型では9号や11号はとても無理、ということがわかり、非常に落胆致しました・・・。
ということで、ジャケットは止めて違うものにしようと思って購入したモノ達が、一番上のお写真です。
お水は、ノベルティーなので買った物ではないんですが、あとの2点
5Fの「A WALK IN THE PARK」のフロアにあった「ハッピーソックス」(消費税込み1,365円)と、
6Fの「OFFICE SPACE」の目玉ブランドの1つとも言える「ティーバイアレキサンダーワン」(消費税込み12,600円)です。
「ハッピーソックス」はスウェーデンのブランドさんなんだそうですが、購入した理由は、色柄が楽しかったからということもありますが、サイズ展開が日本と違っていて、私の足にぴったり合いそうだったからなのであります。
Sサイズが21.5〜24、Mサイズが24.5〜26.5となっておりましたので、頻繁にかかとがずれる靴下に悩まされている私にとっては、こちらのMはピッタシサイズですので。
同じスウェーデン発のSPA「H&M」のソックスも同じ理由で好きなんですが、この「ハッピーソックス」も大柄な方にはおすすめですね。
「ティーバイアレキサンダーワン(T by ALEXANDER WANG)」は、デザイナーの名を冠したTシャツやタンクトップ、Tドレスなどに特化したカットソーのセカンドブランドで、
買い易い価格帯で数を出して行こうというやり方で、ビジネスとしてうまく考えられていると思います。
但し、素材は綿100%ではなく、モダール100%なんですが、再生繊維ならではのツヤ感には綿とはまた異なった味わいがございます。
ファーストラインの「アレキサンダー・ワン」の方も、デザイナーズブランドなのにそこまで価格が高くなく、黒、グレー、ベージュなどのベーシックカラー中心、デザインのバリエーションは豊富でありながら、リアルクローズとしての範囲は大きく逸脱することはなく着易く買い易いことが人気を呼んでいるように思います。
「アレキサンダー・ワン」は、見方によっては、デザイナーズブランドというよりは、デザイナーズブランドとブリッジゾーンのブランドとの中間的な存在と見た方が良いかもしれませんね。MDブランドの良さも併せ持っているというか(日本で言うと、「wb」さんとか「シンクロ・クロッシングス」さん辺りの雰囲気か。但し、「アレキサンダー・ワン」はエレガンス寄りのテイストではなくもっと辛口で玄人好みですが)。
「オープニング・セレモニー」さんには、後、「バンド・オブ・アウトサイダーズ」の「ボーイ」や、「アクネ」が非常に良く揃っております。
男女のフロアを分けない編集方法を取っておられるのも特徴ですね。
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