メンズをそのままサイズダウンして女性が着る、というスタイル
最近、展示会などでもちょくちょく、
「メンズ発のブランドで、メンズ用の素材、パターンで作られた服をそのままサイズダウンしてレディースにして販売」というやり方を見かけるようになりました。
これ、ちょっとぷかぷかで体が泳ぐような感じになっていると、返って女の子らしさが出て、すごく可愛いんですよね。
ダンガリーのシャツとか、ロールアップしたデニムやかつらぎのパンツとか、いわゆるナチュカジの甘口すぎる感じが好きでない通の方には、これが、たまらない味なんだろうと思います。
これって、やはり、「フェンウェック・バイ・エンジニアドガーメンツ(FWK)」の影響もあるんだろうなと、先日、「ビームスボーイ」でこのブランドさんの5万円台のツイードのジャケットを見ながら、思ったりもしたんですよね。
ただ、このスタイルって、私のような太目女子にはかなり鬼門で・・・。
「太っているからレディスが入らなくてメンズを着ている」感が出てしまうと、最悪であります。
私は、ウエストに対してヒップがかなり大きい、マルキュー世代以前の昔の日本人っぽい典型的な体型ですので、昔から、「リーバイス501」のようなメンズライクなパターンが全然合わないんですよ(^^;;
死ぬまでには一度、何とか華奢な体型になって、メンズをさらりと羽織れるようになりたいな、と思う今日この頃です。
ところで、2010年春夏シーズンに関しては、海外と日本のメンズコレクションの傾向にかなり差があって、日本勢が「強さ」を打ち出してきていたのが非常に目を惹きました。
世の中的には、最近、「草食男子」「弁当男子」ブームであったりとか、雑誌『ハナコ・フォー・メン』の創刊であったりとか、男性が女性化してきている、ということが注目されておりますが、
日本のマーケットにおいて、メンズの高価格帯の商品の消費を牽引するタイプの客層は、そういうタイプではない、ということなんでしょうね。各ブランドさんが原点に返って企画された結果だろうと思いますが、面白いなと思いました。
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