中国・香港ショップリサーチ(その2)
2009年11月14日(土)の香港。前回のエントリでご紹介した、コーズウェイベイ駅近辺から、地下鉄に乗って、セントラル駅に移動しました。
写真1:「CHOCOLLATE」×NIGOのコラボPRバス
NIGOは、言わずと知れた裏原系のカリスマ「A BATHING APE」のNIGO氏のことです。
「CHOCOLLATE」についてネットで検索をかけたところ、この11月が3周年になる香港のブランドさんらしいということがわかりました。
街中で2人ほど、紙袋を持ったお洒落な若い子(2人とも女の子でしたが)を見かけました。その様子から推察するに、向こうでは相当人気のあるブランドさんなのではないかと思います。
写真2:地下鉄セントラル駅の出口
写真3:「THE LANDMARK」
非常に大きなショッピングモールです。後述しますが、本棟の側に、いくつか分館的な小さなビルまでございました。「ルイ・ヴィトン」「ロエベ」に始まって、ラグジュアリーブランドがずらりと軒を並べる様は壮観です。
写真4:「ハーベイ・ニコルズ」
「ザ・ランドマーク」の中に入っていたセレクトショップです。
地下とグランドフロアがコスメ、1階(日本の2階に相当)と2階がレディス、3階がレディスのカジュアルとメンズ、レストランになっていました。
いや〜凄いブランド揃え、そして、素晴らしい品揃えですね!感動しました!!高感度なゾーンのビジネスをなさっておられる方にとっては、アジア圏では必ずマークしておかなければならないお店だと思います。
日本の「バーニーズニューヨーク」とか「エストネーション」よりも、現在は遥かに凄いです。
アパレルにしても、バッグにしても、靴にしても、アクセサリーにしても、非常に強い個性の商品が沢山置かれていて、お客様も、商品の海の中を自由自在に泳ぎながら楽しみながら好きなものをチョイスし、着こなすことが出来る目利きの富裕層の方々なのだ、ということを強く感じました。
バイイングの技術も、非常に高度でしたね。「全方位型で仕入れるブランド」と、「特定アイテムに特化して仕入れるブランド」の区分けが、見事なまでに出来ておられました。
日本のブランドさんも、結構いろいろ入っていて、メンズの「イズリール」さんとか「パブリックスクール」さんなんかがございました。それと、「ウーヨンミー」くらいなら日本でも目にしておりますが、それ以外に私が知らない韓国のブランドさんが幾つか入っていて、お客様も手にとってご覧になっておられました。
ふとひらめき、「ここなら『アレキサンダー・ワン』の大きいサイズがあるかも」と思ってショップスタッフの方に伺ったところ、「少々お待ち下さいませ」といって持ってこられたのは、ノースリーブのブラウスとパンツでした。「ジャケットが欲しいんですが」と言うと、「申し訳ございません。ジャケットはほとんど完売しております。コンケープトショルダーがお好きでしたら、『ニナリッチ』はいかがでしょうか?」と言われました。この持って行き方は、さすが、接客上手であります。「申し訳ございません。『ニナリッチ』は私には少々お値段が張りますので・・・」と答えると、「それでしたらお客様、上の階にはカジュアルな商品もございますので、是非ごゆっくりご覧下さい」と言われました。
上手い!セレクトショップさんらしい接客を、前述した「レーン・クロフォード」に続いて、香港で本当に久々に受けたな〜という気が致しましたね。
香港でも日本と同じで、大きいサイズはシーズンインしたばかりの時期でもあまり数は入荷しないのだそうです。やはり、「早く買っとくべし」ということなのでありました。
写真5:「ジョイス(JOIS)」
「ハーベイ・ニコルズ」の斜め向かいに、これまた香港の人気セレクトショップの1つ、「ジョイス」がございました!
ちょうど1階では、写真の展示&人気投票をやっておられたんですが、道路を隔てた反対側から写した写真からも、その様子はうかがえると思います。
地下1階がメンズ(「トムブラウン」「ニール・バレット」等)、1階がコスメとレディス(「ジルサンダー」「アレキサンダー・マックイーン」「ヴェラ・ウォン」「オスカーデラレンタ」等)、2階が服飾雑貨(「ミュウミュウ」「マルニ」「ジミーチュウ」等)とレディス。
上海でも「ジョイス」はここのところ年1回くらいは見ておりましたのである程度想像はついていたんですが、地下のメンズと2階には、日本のブランドが非常に沢山入っておりました。「トーガ」「Y-3」「ツモリチサト」「コムデギャルソン」「ジュンヤワタナベ・コムデギャルソン」など。
ただ、ショップスタッフの方に、「日本ではたまにギャルソン系のブランドを買うんですよ」と申し上げると、「日本の方は当店では買われない方がいいですよ。日本で買われた方がお安いですから」と言われました。そりゃそうですよね(笑)。
このお店では、ある商品を自分用に買い求めました(^^) 後日また写真入りでご紹介いたします。
写真6:「マークスアンドスペンサー」
香港に来たら見たいなと思っていた「マークスアンドスペンサー」が「ザ・ランドマーク」の向かいにございました。
2階がレディス、1階がレディスのランファンと靴、地下1階がメンズとキッズです。
昨年の春シンガポールで「マークスアンドスペンサー」をチェックした時と印象は同じで、メンズの場合はビジネスとおじさん向け、レディスもおばさん、大柄な人、アジア系でない方というのがメインターゲットになっているように感じました。
海外でも日本と同じで、普通のおじさんおばさん向けの安いお店(SPA)は本当になくて、たぶんこちらくらいしか存在しないように思うので、少し荒っぽいMDのように見えてもお客様を集めることが出来るのだろうと思います。
チェックのネルシャツ395香港ドル、コーデュロイパンツ555香港ドル、くらいの価格帯です。
写真7:「ランドマークB」
「THE LANDMARK」の中のB棟。グランドフロア(日本の1階)「トッズ」「ヴァレンチノ」「ディオール」、1階(同2階)「マークジェイコブス」「ケント&カーウェン」、2階(同3階)「ポールスミス」「ステラマッカートニー」「バレンシアガ」などのブランドラインナップです。
こちらの「バレンシアガ」で、綿にストーンウォッシュをかけたような独特の面白い生地を使った、ファー付きのグレーのダウンコートを見つけました。日本円にしてお値段10万円は、たぶん絶対に日本よりはお買い得!金欠病でなければ、日本に着て帰りたいところだったんですが・・・(涙)。
写真は、グランドフロアで写したクリスマスツリー。普通はこういったビルの中での写真撮影はマナー違反だと思うんですが、このツリーの前では地元の皆様らしき方々も記念撮影をしきりに行っておられましたので、私も1枚写しました。
写真8と9:「THE LANDMARK」の「チャーターハウス」
このビルは、「ロロピアーナ」と「ポールカ」を除くと、他は全てアルマーニ系のブランドになっていました。思わず、ミラノの旗艦店のことを思い出しました・・・。
写真10:「THE LANDMARK」の「アレクサンダービル」
グランドフロア(日本の1階)がワインショップなど、1階(同2階)が「プラダ」「バーバリー」など、2階が「エルメネジルド・ゼニア」などになっていました。
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きのう両国桜子が、完売した。
投稿: BlogPetの両国桜子 | 2009年11月27日 (金) 15時01分
はじめまして。ユートラベルノートの山田と申します。
「ユートラベルノート」はいろんなブログや情報を集めたサイトです。
また「トラベルノート」とは、いろんな情報をたくさんの方が見たり、書いたり、共有したり、意見を交換したりできる場所です。
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投稿: ユートラベルノート | 2010年2月25日 (木) 16時20分