「東京ネイルエキスポ2009」に行ってきました
会社の勉強会の受講者の方からご招待券を頂いていたので、東京ビッグサイトで昨日と今日の2日間開かれていた「東京ネイルエキスポ2009」に初めて行って参りました。
いや〜、正直、あんなに凄いとは思わなかったです。今日は平日なのに、あの混み具合だったということは、昨日の日曜日はもっと凄かったんでしょうね。
自宅に帰ってネットで検索してみて知ったんですが、昨年の来場者数が44,387名で、今年の予想は50,000名だったとか!
ざっと見た感じでは、来場者の4分の3はネイリストさんとか、理美容関係の方々とか、業界のプロの方のようだったんですが、残りは「一般」=文字通り、一般のネイル好きの方のように感じました。男性は、全体の約1割といった感じでした。
前に「ホビーショー」を見た時も感じたんですが、やはり、来場者をB2Bに限定せず、コンシューマー(消費者)を巻き込んだ物販あり、体験型、参加型のイベントあり、といったスタイルの展示会は強いなと。というか、今は、完全にそういう時代になっているんだなと痛感致しました。
いやはや、皆様の爪先の美しさに見とれ、それと、美容師さんが多いせいか、ヘアも毛先までツヤツヤ、髪型もバッチリ決まっている方が多かったんですが、そういう女子力が高い方々に囲まれて、うっとりしつつも、
何とかブースに近づいて、商品のディテールを観察せねばと思ったんですが、
人気のブースはカウンター前に何重にも人垣が出来ていて、なかなか前の方に進むことが出来ません(^^;;
それと、皆さん、「一般」の札を下げておられても、相当なネイル好きの方々ばかりだと見えて、「あれがいい」「これ珍しいんちゃう」なんていう会話を聞いていると、この方々の中の何人かは、いずれプロになっていかれるのだろうなと。その半端ない知識と買いっぷりの見事さに、ただただ圧倒され続けておりました。
それでいて、プロはプロで、ネイル大好きなお客様とのコミュニケーションを取りながら、やっぱりお客様よりは少し先の提案とか、プロならではのテクニックや美意識、仕上がりの美しさを見せておられて、
この「共に楽しむ」「共に美しくなる」という姿が、本来はファッション業界のFA(ファッションアドバイザー、ショップスタッフ)とお客様との関係性においてもあるべき姿なのではなかろうかと。
何にしても、狭義のアパレルマーケットは縮小傾向、こだわりよりは低価格志向に向かっているのが現在の状況だと思うんですが、
こういった美容とか手作り系、生活雑貨、食、収納等々まで含めた、ライフスタイル全般をおしゃれに、楽しく、自分らしくという意識と意欲と行動は、どんどん広がり深まっているんだなということを改めて感じました。
2日目の午後3時頃、結構「完売」のアイテムが出ているブースもございました。毎年見ている訳ではないので断言は出来ませんが、不景気な様子を感じるところは微塵もございませんでした。
あっ、ネイル業界の方に1つだけお願いが・・・。老化して縦に筋が入るようになってしまった爪を若返らせるアンチエイジング的なオイルとかクリーム、こういうの、理論的にも無理(笑)なのかもしれませんが、「老化をカバーする(ごまかす)」とか「老化の速度を遅らせる」とか、そういうアプローチでもいいので、考えて頂けますと嬉しいです。
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