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2009年11月16日 (月)

異なる市場、だがポテンシャルの高い市場に向けたB2B展示会ーリネアペッレアジアー

皆さん、お待たせ致しました。今夜から少しずつ、広州と香港のレポートを掲載して行きます。

まずは、皮革見本市「リネアペッレアジア」のご報告から始めて参りますね。

「リネアペッレ」は、レザー、服飾雑貨関連のお仕事をなさっておられる方は私なんかより余程よくご存知だと思いますが、イタリアのボローニャで開催されている世界最大級なおかつ世界で最も影響力があると目されているレザーの展示会です。

この、アジア版というか、中国版が、「リネアペッレアジア」です。

同展示会の公式サイトによると、2003年の開始で、今回が7回目。ということは、年2回の開催ではなく、年1回開催のペースということになりますね。

開催されている場所は、広州の「Guangzhou New Exhibition Center」です。バッグとか靴とか革小物などの産地は、他の地域にももちろんございますが、特に中国の南の方に社数が集中しているようですので、上海や北京ではなく広州での開催になっているのは、来場者の利便性を考えてのことだと思います。

公式ホームページによると、2008年の出展者数は115社になっておりました。今回渡されたパンフレットを数えてみると、153社に増えておりました。

3,4年前のテキスタイルの総合見本市「インターテキスタイルアジア」と比較すると、大きな見本市か以上のたった1つの建物しか使用していない「リネアペッレアジア」は、半日もあれば十二分にチェックできてしまうこじんまりした展示会に思えてしまうかもしれませんが、アパレルと服飾雑貨の市場は規模が違いますので。こちらの展示会も、インテキ同様、年々勢いを増しつつあるのだろうと推察出来ました。

出展者の一覧表をざっと見たところでは、イタリアが一番多く、続くフランスと2国合わせて全体の約7割と言ったところで、ドイツが5社、トルコ、韓国、香港、台湾、シンガポール、中国が各1社など。日本からの出展はゼロです。基本的には、「ヨーロッパ、特にイタリアから中国市場に売り込みたい企業のための展示会」であるようです。

この展示会の非常に残念な点、というか、恐らく主催者が意図的にそうしておられるのだろうと推察されることなんですが、トレンドコーナーが設けられておらず、パネルにボローニャで発表された3つのテーマとカラーレンジがプリントされていただけでした。

グルーピングされた革スワッチやパーツ類の展示は全くなく、トレンドブックも販売されておりませんでしたので、ボローニャに足を運ぶのを休止してこちらに切り替える、ということは、現時点では無理、ここでは例えばヨーロッパのラグジュアリーブランド向けに発信されているグローバルなトレンドと同等のレベルの情報を収集することは出来ない、という状態です。

また、各社のブースに並んでいる革のサンプルも、明らかに中国市場向き、中国人の好みを反映しているのではないかと思えるセレクションになっていました。

これは、ある意味では非常に正しい、いいことなんだろうと思います。どのブースにも、海外の企業と組んでいる中国国内のエージェントもしくは海外企業の中国支店のスタッフ=中国人の方々が陣取っておられましたが、イタリア発信の情報を鵜呑みにするのではなく、ちゃんと自国の市場に合うサンプルを選んでいる、場合によっては意匠を企画しているということですので。

日本人の目から見て、「かっこいい」と思えるものが必ずしも中国で売れるとは限らないですので。

私は年に1度のペースでしか上海に行っておりませんので、もっともっと頻繁に中国に行っておられる方ならば余計にそう思われると思いますが、店頭と人間を観察していると、本当にそれを実感致します。

今回の展示会に来場しておられる方を見ていても、日本とは相当に差があって、来場者の皆様は恐らくバッグや革小物、靴などの工場でOEMやオリジナルを製造もしくは企画製造販売なさっておられる方々だと思うんですが、

「ルイ・ヴィトン」や「グッチ」など、バッグもしくはバッグと靴だけすごくいいものを身につけておられるのにそれとお洋服のバランスが明らかにちぐはぐ(洋服は安い物)という方がかなり多く、恐らく、革製品は自社で作っているもので、バッグも靴も両方が感度の良い商品になっている方は自社では作っていないどちらか片方はそれなりに気を使って選んでおられるのでしょうが、洋服にまではまだ気が回らない(もしくはお金のゆとりもない)という状態なのかなと思いました。

それと、長いスカーフを巻くのが流行っておられるみたいで、広州は寒くもないのに結構沢山の女性の方が首から長くたらしておられたんですが、ブルーのスカーフの方が多くて、そのブルーの色が、日本人の私の目から見ると、「あのブルー、なんか色が悪い。もうちょっとましな色をつければいいのに」と思える色なんですが、あまりにも多くの方が同じ色相のブルーだったので、

「あの色は、中国の人の目には、『このブルー、なんかぐっとくるわね』という感じなのかも」という仮説を立てざるを得ないような感じでして、

そういう違いが、今後、欧州のラグジュアリーブランドの「布教」活動によってグローバルな美意識に収斂されていくのか、それともローカルな好みのまま維持されていくのかは、ちょっとわからないなと。

ただ、答えは多分、中国のエンドユーザー=消費者、生活者の中にしかないんだろうと思います。「今」売れるのは、今のお客様がいいと思う商品で、そこに照準を合わせている出展者の皆様の行動は、正しいんですよ。

この展示会は、そういう視点でウォッチするならば、非常にエキサイティングで面白い内容になっていると私は思いました。

2箇所ほど、私の心に残ったブースをご紹介させて頂きます。

2小間のブースが常に大勢のお客様で賑わいを見せていた、COLOMER MUNMANY社。スタッフの方のお話だと、こちらの企業さんはスペインの企業さんとの合弁会社なのだとか。「スペインでは『プラダ』にレザーを販売しております」とおっしゃっておられました。

商品のグルーピングのうまさと、説明の丁寧さが、お客様を惹き付けておられるようでした。

もう1社は、社名は伏せさせて頂きますが、中国の企業さんで、入り口で厳しく入場制限を行っておられました。

無理矢理頼み込んで中に入れて頂いたところ・・・。

展示しておられるのは、全て合成皮革。名刺交換させて頂いたところ、裏面に「the expert of copy leather」の文字が。

営業の方は、「そうなんですよ。当社はコピーメーカーなんです」と英語で語り、自嘲的に笑っておられました。イタリアのトレンドを見ながら、それを合成皮革の企画に落とし込んでおられるそうです。

他にも、靴のヒールや、革ひもなど、パーツを扱っている企業や、革用の刺繍加工、パンチング、カッティング機械のメーカー(機械の現物は持ってこられてはいませんでしたが)、業界紙誌のブースなどもあって、興味深く拝見致しました。

この展示会は、交通の利便性の高い場所で開催しておられるので、日本から来て半日で見てその日のうちに他の都市へ移動ということが可能ですから、絶対に今後も見る、とは今の時点では決めておりませんが、今後はもっとスケジュールをタイトに詰めて他の予定の間に組み込んで拝見させて頂くようにするかもしれません。

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