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2009年12月27日 (日)

レナウンがレリアンの株式を伊藤忠に売却

年末ですが、いろいろと大きなニュース(悪いニュースも含めて)が飛び込んで参ります。

まずは、この2本の記事をご覧頂きたいんですが・・・↓↓↓

レリアン売却先、伊藤忠など浮上(2009.11.14FujiSankei Business i)

レナウン、レリアン株を伊藤忠に売却、業務提携を(2009.12.25日本繊維新聞)

フジサンケイビジネスアイさんの記事文中に、「レリアンの売上高は、レナウンの09年2月期の連結売上高1559億円のほぼ3分の1を占めるという」とあります。それを思えば、52.76%の株式を87億6400万円で購入、というのは、安い買い物だったのではないかと私は思うんですが・・・。

「レリアン」は、中高年のコンサバな客層、例えば、学校の先生、公務員、看護師の師長さん、中小企業の社長の奥様であまり派手ではない服装を好まれる方などのお出かけ着として、根強い人気を保っておられます。こちらのお洋服を着用しておけば、「とびぬけてあか抜けた人」にはなれなくても、「社会的地位とTPOをわきまえた装い」をはずすことはない、安心服です。

顧客の高齢化という問題を抱えてはいるものの、固定客作りがしっかりしており、行きつけのお店に限らず、全国どこのお店に「レリアン」ブランドのお洋服を着用して行っても、ショップスタッフに大歓迎される、親切に話しかけてもらえ、至れり尽くせりの接客を受けることが出来る、着こなしを丁寧に教えてもらえる、お店の中では「レリアン」ファン同士の常連さん同士がまるでお友達のように話せる・・・お店に対し、単にモノを買うという行為以外のコトを求めておられる客層にとっては、なくてはならないお店になっていると思うのです。

さらには、「レリアンプラスハウス」は、日本市場に欠落している「Lサイズのプレタ」として、百貨店Lサイズ売り場の核になっています。店舗数が多いので商品バリエーションが多く、それを地方店にまで供給することが出来る・・・それなりに所得が高いLサイズのお客様の駆け込み寺は、昔から「レリアンプラスハウス」とワールドさんの「リネア」が双璧を担っておりました。

日本繊維新聞さんの記事にある通り、伊藤忠商事さんとの関係強化の影響は一番最初に生産面に現れるのでしょうが・・・。

今後考えられる施策として、

・百貨店販路以外の販路への出店(路面店、郊外型SC等。郊外型SCも、百貨店が弱体化しイオンモールさんなどの方が有力店に育っている場合には今後はアリかもしれません。郊外型SCの中で高い商品は売れないとは限らないと私は思います)。

・MDを若返らせるのか若返らせないのか?(このブランドの場合は、ずっとこのままの路線で残存者利潤を取り続けるという手もありでしょう。あるいは、既に「キャラオクルス」というブランドも存在しますが、同業他社のキャリア系のブランドをベンチマークしたMDの新ブランドを作り、「SPAだが接客だけは濃厚に」という方法もあり得ると思います)。

・海外進出(実は、現状のMD=昔の五大ブランドやトラッド系ブランドの匂いが混じった独特の日本型トラッド、に似たベタなMDのミセス向けプレタブランドは、中国でも現地アパレルがいろいろ手掛けており、非常に競合が多いように思います。もし出店するならば、日式の至れり尽くせりの接客法を徹底して指導し、逆にMD面ではブランディングに広告宣伝費をかけられないなら日式で差別化しようとせずに現地企画を加えて現地のご婦人方に好まれる要素を盛り込んで行くことが必要だと思います)。

上記3点に注目したいと思いますが、

いずれも、成功の鍵を握るのは、「レリアン」さんならではのきちんとしたよそ行きのお洋服の品揃えと丁寧で心のこもった接客、そういうブランドの根幹を成す個性を大切にし更に育てて行けるかどうか、そこにかかっているように思います。

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