第5回国際雑貨EXPOは前回の2倍の規模で開催へ
有楽町西武の閉店が決まるなど、年が明けてもファッション業界にとっては厳しいニュースが続きますが、
日本に人(永住している人+一時的な滞在者)が存在する以上、物は必ず売れて行く訳で、
元気なゾーンも存在しております。
今日、会社の方に、リードエグジビションジャパンさんが主催し、毎年7月に開催されている国際雑貨EXPOの出展者募集のFAXが届いたんですが、
今年7月7日(水)から9日(金)までの期間に開かれる予定の第5回国際雑貨EXPOは、出展者を、昨年の同時期に開かれた第4回実績の476社から、900社と、ほぼ倍の規模に拡大し、
来場者数も、前回の59,461名から、70,000名と、大きく伸ばす見込みのようです。
消費者、生活者のライフスタイルが変化し、節約志向、巣ごもり、衣・食・住全般に関する手作りブーム、和への回帰、家族回帰、健康志向等々、等身大で堅実な生活、身の丈にあった幸せを追求しようという流れが強まっており、
そういうライフスタイルにあった雑貨商材へのニーズが高まっていること、
小型の雑貨は単価が低く、支出を抑えたいと思っているお客様に対してもハードルが低いこと、
雑貨の中には、現在大きく売り上げを伸ばしているネット販売やTV通販など、通販向きの商品が多いこと、
大多数のアパレル商品と異なり、ギフトや法人向けのSP(セールスプロモーション)用途にも適していること、
・・・等々の理由から、
この分野は、従来から存在するギフトショー(東京では9月と2月の開催)だけでは足りない状態で、まだまだ伸長するんだろうなと思います。
昨年の雑貨EXPOを私は拝見したんですが、非常に活気があり、ファッション系の展示会とは違って多様なジャンルのバイヤーが来場していて、しかも海外バイヤーの数も多く、「この展示会はまだまだ大きくなりそうだな」と思っていたら、
やっぱりそうなりつつあるようです。
とはいえ、雑貨もそれぞれのカテゴリで競争は厳しいと思うんですが、マーケットリサーチをしっかり行った上で、ターゲット、コンセプトをきっちり定めて、ある狭い分野をしっかり深掘りした商品企画を打ち出していけば、勝機はあるように感じております。
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