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2010年1月17日 (日)

銀座のアバクロに行ってきた


銀座のアバクロとユニクロに行ってきた

昨年12月15日にオープンして約1か月の、アバクロことアバクロンビー&フィッチ日本1号店=銀座店さんに、今日の夕方、初めて行って参りました。

横断歩道の反対側にまで香ってくる香水や、1Fのエントランスでのお腹の筋肉が割れている半裸のイケメンストアモデルと記念撮影をしてもらえるサービス、上層階まで延々と続く壁画や、薄暗い照明、「ここはクラブ〜」と思ってしまうような大音量のBGMなど、商品だけでなく、五感の全てを刺激するストアイメージを構築しブランディングを行っておられることに、非常に感心いたしました。

男性のみが登場し、海軍の若き志願兵が特殊訓練でも行っている光景が描かれているのかなといった壁画を見て、美しき男性の友への思いが、友情を超えて、ホモセクシャルな領域にまで達しようといる、その熱情が溢れんばかりに表現されているこの突出した世界観の表現が、たぶん彼の国では、アバクロをスターダムにのし挙げたんだろうな、というのが、初めて実感として理解できました。

実は、アメリカには一度も行ったことがございませんので、アバクロも並行輸入で入ってきているモノとしての商品しか見たことがなかったんですよね。

もちろん、上層階のレディスのフロアは、セクシーな女性に男性がキッスしている写真のような、普通の異性愛を描いたビジュアルになっておりましたが、それはこのお店の中では「付録」みたいでしたね(アメリカではどうなっているんでしょうか)。

日本にも男色の文化とか、武道とか過去には軍隊という組織の中の男の世界が存在しましたが、「肉体美を愛でる」というラテン的エロスの世界とはちょっと異なるのではないかなぁと。むしろ、第二次世界大戦以後は、身体能力とかプロポーションの美しさということについては、欧米に対してある種のコンプレックスを抱いてしまっているのが日本の一定年齢以上の人達の深層心理だという気がしておりまして、彼我の文化の違い、掘り下げてみたら面白いのではないかという風に感じました。

全体的に、多くのブロガーさんとか、twitter上で見かけたつぶやきと同様の意見を私も持ちまして

・アメリカと比べて価格が高い。

・エレベーターを待つのが大変で、階段で最上階の11Fまで上がるのは大変。

・フィッティングやレジが、全てのフロアに配置されていないのが不便。

・品番数が少ない。

・・・など、皆さんがおっしゃられる通りだなと思ったんですが、

その他、私の身の回りの業界人の皆様のご意見で上がっていた

・購入しているのは、40代が多い。

・・・というのは、今日の来店客の様子を見ても、確かに当たっていました。

この世代はインポート好きで、海外旅行の経験なども豊富で、あと、この世代の衣料品価格に対する感覚だと、まだ、「海外よりちょっと高いけどせっかく来たんだから買っとくわ」ということになるんだろうと思います。

皆様があまり書いておられないことで言うと、アバクロさんの良さとしてもう1つ、サイズバリエーションの豊富さがあります。ショップスタッフの方曰く、レディスのトップスはXS、X、M、L、LLまで、ボトムスは0号から2、4、6、8、10、12まで揃っております。

ちなみに、9階で見つけた、白のピーチスキン調のパンツの8号と10号を持って10階まで上がり、フィッティングに入りましたが(10階のフィッティングはたぶん7室、私が行った午後5時頃の時間帯は全然混み合っておらず、利用者は私のほかに1人2人、といった感じでした)、

身長169センチで、体重が平均体重よりやや重い私でも8号でOKでしたので、背の高い方、大柄な方で「マウジー」や「スライ」のようなギャル系ブランドのデニムが履けなくて悩んでおられる方には、アバクロはGoodだと思います。

というか、日本では40代が一番熱狂しているみたいになっちゃってしまっているアバクロさんですが、本来はこのブランドさんをギャル系のブランドさんが模倣されているように思うので、こちらの方が「元祖セクシー系」だと思うんですよね。

何か、いろんな日本のブランドさんに真似されてしまったことと、不景気や日本の少子化を意識されすぎたせいで、ひょっとしたらアバクロさんはブランド本来のターゲットであるヤングからずれたところに照準を合わせ価格も上げすぎたためおかしくなってきているんじゃないかなと思えるところもあるんですが、

それなのに、「ファッション流通ブログde業界関心事」のtakaさんも「アバクロ銀座店に行ってきた」というエントリで書いておられた通り、「各階にある人体(トルソー)が着ている服がだらしない」というご指摘と同様のことを私も感じまして、

特にメンズは、腰をずるりと落として履く履き方、お兄系を想定しているんじゃないかというアピールは、

40代狙いだったらちょっと違うんじゃないかと。この世代には、お兄系どころか、「ステューシー」のようなサーフ系のだぶだぶ感でも厳しいだろうな、残念ながらお腹が割れているところか、お腹が出て来ている(人様のことは全くもって言えた義理じゃございませんが)方が多いですので、

「お尻の割れ目を見せるような無理な着方ではなく、きちんと下腹もしくはジャストウエストの位置でウエストマークしてジーンズを履いた上で、トップスのコーディネートで体型をカバーする」着こなしが必要なんじゃないかと思います。

それから、もう1つ、これは今日、店頭でもスタッフの方に申し上げたんですが、

「お直し(丈詰め)を一切受けていない」というのは、短足な人が多い日本人にはかな〜りつらいですよね。8号でも私ですらちょっと長かったですから。

裾の部分のステッチの入れ方が面白かったりするのを、出来ればそのまま直して欲しいなというご要望は、サイズ感に拘る日本人からは結構出るのではないでしょうか。ぜひぜひご検討ヨロシクお願いいたします。

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コメント

あの階段とエレベーターのシステムに高所恐怖症の僕は三階で逃げ帰りました・・・。

まだむ様、コメントありがとうございます。

お気持ち、すごくわかります。

私は昨日は階段しか使わなかったんですが、11Fまで行くのは、結構重労働でした(体重が重いせいかもしれませんが・・・汗)。

ベビーカーを押しておられる方など、大変そうでしたね。

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