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2010年2月21日 (日)

大丸心斎橋店北館「うふふガールズ」について

大丸心斎橋店北館うふふガールズについて一言
大丸心斎橋店北館うふふガールズについて一言
大丸心斎橋店北館うふふガールズについて一言

忙しすぎたり思わぬニュースが飛び込んで来たりで、延び延びになっておりました

大丸心斎橋店北館B1B2の「うふふガールズ」についてちょこっとだけ書いておきます。

大丸心斎橋店うふふガールズブログ

そごう心斎橋店閉店後、2009年11月に開業した大丸心斎橋店北館の「うふふガールズ」に関しては、業界紙誌の報道や、ブログなどで関西在住の一般の方がいろいろ書いておられる通り、

「これまで百貨店に足を運んでいなかった10代、20代の女性のお客様の来店が非常に増えている」ということで、成功なさっておられるように思います。

私がお店を見に行ったのは、2月4日(木)の午後3時15分頃から4時半頃の時間帯で、学校はともかく、普通の会社は営業中の時間でしたので、ヤングが店内に溢れ返っている、という状況ではございませんでしたが、

平日の同様の時間帯の東京の百貨店さんのお客様の入りと比べても、客数的にはかなり良い方ではないかと思いました。

こちらのブランドラインナップは、「フリーズマート」「エスペランザトゥエンティ」に代表されるような、アパレルと服飾雑貨の日本型ファストファッションブランドや、「isbit DAIKANYAMA」「titi&co」などの大人可愛い系ブランド、「ジェラートピケ」「ウンナナクール」という「おうちカジュアル&インナー」の3つのカテゴリーが軸になっております。

近隣の心斎橋OPAさんに集積が多いギャル系は、「セシルマクビー」のみ。

価格帯的には、1万円出せばおつりが来るブランドと、もうワンランク高いブランドと両方存在しますが、ワンランク高い方のブランドさんでも百貨店プライスではなくファッションビルプライスで、総じて「安い」イメージですね。

だからか、私が行った時間帯には30代40代50代60代のおばさんの1人客及びグループ客がヤングと半々くらいだったんですが、おばさんの受けも明らかに良いように感じました。

まだ冬のセール品も置いてあったので、5,000円出してもおつりが来る商品も多かったですし、「コレ、安くて、エエわ〜」という声も聞こえて来ました。これまでの大丸心斎橋店さんと言えば、「高級ブランドが多い、高いお店」というイメージだったかと思いますので、おばさん達にとっても敷居が低くなったように感じられたんでしょうね、きっと。

さらには、北館の上層階とか、本館の既存ブランドよりは、商品のテイストも今風ですし。当たり前のことですが、おばさんだって常日頃から自分の娘さんや息子のお嫁さんとか、お孫さんとか、ご近所の若い人とかの服装は見ている訳ですし、TVだって見る訳ですから、「若々しく見える服」が欲しいのは人情というものでしょう。大丸さんは百貨店なので、駅チカやファッションビルではそういう若い服は買いにくいと思っておられた方でも、「ここなら買える」というニーズも少なからずあると思います。

「うふふガールズ」の良いところとして、B1の方には、「ジルスチュアートカフェ」がかなり広い面積で設けられている点が挙げられます。デザートのメニューも非常に美味しそうでしたし、ゆったりお茶出来る雰囲気でした。百貨店さんなので、やはり、疲れたらちょっと一服出来て、お腹だけでなく心の満足感を味わえるスペースも欲しいですよね。

私が行った時は上層階もリニューアル工事中で、2月26日(木)からは、1、2Fにはセレクトショップの「ユナイテッドアローズ」と「ロッソ」がオープンするようです。

また、「うふふガールズ」自体は、大丸京都店にもオープンするようで、大阪での成功事例を受けて、どのような進化を遂げていかれるのか、非常に楽しみであります。

最後に1点、ある業界の有名なコンサルタントの方が、「うふふガールズ」というネーミングを「品がない」と評しておられましたが、

岡山出身で若い頃は3か月に1度は京阪神に出かけていた経験を持つさくらの感覚で言うと、

「関西ではこのセンスは普通」

・・・という気がします。

というか、特別にインパクトがあるというネーミングであるというよりは、関西の女の子って、実際、「うふふ・・・」という風に笑うんですよ。東京の人より通常の会話の声も高い子が多いですし。

そんな風に思っていて、この間大阪に行った時に地下鉄御堂筋線に乗って学生さん達の会話を聞いていたら、やはり、面白いネタを聞いたりすると皆で「うふふふふ、うふふふふ」と笑っておられました。

これ、ホントです。東京の人には信じられないかもしれないけれど。

なので、思うんですが、小売業は地域産業ですから、東京のエラい人の言うことを鵜呑みにするだけでなく(もちろん良い点は取り入れるべきだと思いますが)、

マーチャンダイジングもプロモーションも、地域密着、地元のお客様のニーズとウォンツと感性に刺さるものにしていけばそれが正解だと思います。だから商圏が限定されているリアルの商売は面白いんですよね。

(注:写真1枚目は本館1F、2枚目は北館1Fのショーウィンドウ、写真3枚目は地下1F、地下鉄御堂筋線心斎橋駅を降りて大丸心斎橋店北館入り口方方向を写したもの)

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コメント

いつもとてもとても楽しく拝見させて頂いています!
うふふ、のネーミング、確かに批判あるだろうなって思っていました。
でもわたし、東京の人間ですが品がないとは思わなかったです。
ちょいダサかなぁ?でもちょっとかわいいと思いました。
エライコンサルとはいえ所詮おじさんでしょ?(違ったらごめんなさい)若い子は感じること違うんだよ、って言いたいです(笑)
それから確かに関西は東京とはまた違う感性ですよね。
友人の話を聞いていて思います。
それがリアル商売のおもしろさなんですね。
いつも興味深いブログありがとうございます!

くろねこさま、こんにちは!
コメントありがとうございます。

おじさんをあまりいじめると可哀想なので、というか、私もおばさんなのでおじさんと五十歩百歩ですので、人様のことは言えた義理じゃないんですが、

地元のヤングの皆さんが「イケてる!」と思ったら、それでOKだと思います。

お買い物して、なんだか得した〜と思ったら、思わず「うふふ」となっちゃいますよね〜。それが、おんなごころというものでは?

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