靴下メーカー・岡本が針なし編み機を開発
これは、自分へのメモ書きですが、
3月26日(金)付けの繊研新聞さんによると、靴下メーカーの岡本(株)さんが、「編み針を使わない編み機のプロトタイプを開発したと発表した」(同紙より引用)なのだそうです。
非常に驚き、なおかつ感心致しましたので、先程同社の会社案内ホームページをチェックしてみたんですが、まだプロトタイプのレベルだからだと思いますが、ニュースリリースは掲載されておりませんでした。
繊研新聞さんによると、「今回開発したのは丸編み機で、3年以内に靴下を編めるよう改良する」とのことで、「従来の編み機(筆者注:丸編み機を指すと思われる)が250〜300キロに対し50キロまで軽量化し、音も静かになる」というのは、非常に画期的なことだと思います。
都市部の本社のサンプルルームにも置き易く、メンテナンスもし易くなるのではないでしょうか。
横、丸を問わず、ニットメーカーの方々は、「針が折れる」という問題に直面なさっておられると思いますが、針がなくなればもちろん折れる心配も無い訳で、非常に便利になりますよね!
それと、マシンが軽量になれば、当然それを動かすエネルギーも少なくてすみます。
岡本(株)さんと言えば、むれない靴下「SUPER SOX」のPR=足クサ川柳の募集などで話題になっておられる企業さんですが、マーケティングに卓抜しておられるだけでなく、商品開発の母体を成す生産機器の開発にまで注力なさっておられるとは・・・ここまでのことは、どの企業さんにも簡単に出来ることではないだけに、非常に素晴らしいことだと思います。
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