伊勢丹、上海の大型店出店は最終交渉段階
先週、日経MJさんと繊研新聞さんに、今年3月に全面改装した上海の梅龍鎮伊勢丹さんに関する記事が大きく掲載されていました。
紳士スーツなどのいわゆるメンズ売り場を一掃し、ライフスタイル別売り場を導入されたとのことですが、各紙の記事にも掲載されている通り、こちらのお店は売場面積が15,000平米と、百貨店としては非常に小型なので、競合店が続々とオープンしたり、レベルアップしてきている現状においては、絞り込み、特化型の売り場を作るしか方策はなかったのだろうと思います。
先程、梅龍鎮伊勢丹さんのホームページをチェックしてみたんですが、中国の百貨店さんのサイトらしく、セール情報中心の掲載になっていますが、それでも、化粧品関連の充実ぶりなどを見て取ることが出来ますよね。
5Fのビューティーサロンのコーナーなどは、早くこの目で見てみたいなと思っております。
そういう記事の中に、注目すべき記述がございました。
日経MJさんの方の記事(3月22日月曜日付け1面特集)の下の方に、
「三越伊勢丹は14年までに中国に10店出店構想を掲げる。11年1月に開業する天津の2号店で6店になるが、上海と北京で大規模な店舗を出店する計画だ。なかでも上海は最終交渉段階にあり、「上海店はファッションに特化し、フルラインの品ぞろえは規模の大きい新店でやろうという現場の判断を採用した」{(伊勢丹三越ホールディングス海外担当の)中川(俊明)常務執行役員}
・・・とございましたので、
いよいよ、上海の大型店の出店決定も、間近なんだなぁと!
伊勢丹さんは、中国での現地人材の育成もしっかりなさっておられるようにお見受けしておりますので、これは、非常に楽しみであります。
そのお店の面積は、そして、立地がどの辺りになるのか、要注目ですね。
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