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2010年4月 4日 (日)

デザイナーとしての基礎体力と、人間としての基礎体力

ファッション業界的には、2010〜11年AWシーズン向けの展示会があれこれ行われている時期でして、

仕事の合間を縫って、あちこち赴いて、デザイナーの皆様の商談のお邪魔にならない範囲で商品サンプルを見せて頂いている訳なんですが、

この3月に関しては、特に、雑貨系については顕著に、バイヤーさんの意欲が明らかに高まっておられるというか、発注が回復傾向にあるというお話をあちこちで耳にしており、喜ばしい限りだなと思っております。

アパレルに関しては、その反面、価格帯の高いものへの反応は厳しいところがあって、恐らく、景気が回復していっても、市場の構造はかなり変わっていくんだろうなということを感じないではおられません。

バイヤーさんの見方というのは、自店のテイストや価格帯、同一商圏内の競合店との兼ね合いという条件を加味した上での価値判断だと思いますから、ジャーナリストの見方とは異なる部分も大きいと思うんですが、

今回は、東コレの公式会期内に、メンズ関係の有力ブランドさんが参入(そして、そのうち幾つかは、海外での次の展開を発表)ということもあったため、

ブランド間の実力の差が、如実に出たシーズンだったように思います。

何と言うか、デザイナーとしての基礎体力がずば抜けて高い(「コムデギャルソン」出身者が、その筆頭株だと思いますが)か、もしくは、人間としての基礎体力が高いか、

どちらか、もしくは双方を有していないと、やはり、人気ブランドになるのは難しいんだろうなと。

高価格帯のゾーン、ファッション血中濃度の高い人達が買って下さるマーケットが狭く小さくなり、その反面、一層、ブランドに対して「濃さ」が要求されるようになりつつあるこれからの時代は、ますますそうなるように思うんですよね。

若手クリエーターの展示会を見ていて、直感的に、「この人は、女性を知らないんじゃないか」と、感じてしまうことがあります。

それって、単純に、彼女とか、ミューズになるような奥さんがいないということだけでなくて、物理的にそういう存在が居たとしても、そのデザイナーさんの関心は、実は自分にしか向いていないんじゃないかということも含めて・・・。そういうタイプの方が、今風の草食男子で、時代にマッチしていると言えなくもないんですが、レディスファッションには向かないですよね、そういう方は。

正直、女性を愛せなくても、男性の「彼=ミューズ」への強烈な恋慕を有しているクリエーターならば、その熱情がブランドの世界観や商品に反映されて、個性と味がある服が生まれる、ということがあると思うんですが。

はっきり言って、不良(元不良)のクリエーターに、優等生は勝てない・・・そんな風に感じます。人生経験の深さが、クリエーションからは透けて見えるというか。薄い人生からは、薄いものしか生まれない。そして、なけなしの稼ぎを服に投じる不良のお客様は、直感的に不良の作る服をかっこいいと感じるけれど、そうでないものを見ても魂は震えないんだろうなと。

そうは言えども、今、人生経験の乏しい、若き青二才が背伸びした青い服にも、その時代のその年齢のその個性でなければ生み出せない魅力が存在するな、とも思います。その魅力度のパワーが、不良の作る服よりも小さいとしても、それなりの小さな魅力はどんなブランドにもあります。今は己にしか関心がないデザイナーも、いつの日か誰かと向き合い、恋や愛を知る日が来る。時を経ての成長、ということもございますので、未来へのポテンシャルに期待して、長い目で見守るしかないんだろうなと。(但し、資金力のない方はそこまで継続することは不可能になってしまうと思いますが)。

今まで書いてきたこととは違って、ファッション以外のデザイン分野では、「知性型」の優位性が強いんですよね。過去のアーカイブを徹底研究し、デザインの基礎を体に叩き込み、顧客ニーズと社会的ニーズの観点から新しいコンセプトを創出する。

ファッション分野においても、そういう、インテリジェンス派というのも成り立ちうる筈だと私は思っているんですが・・・。過去の御三家(イッセイ氏、川久保氏、ヨウジ氏)も、相当に知に長けた方々だったから成功した訳ですし・・・。特に、今後は、アジアからこういうタイプのデザイナーが登場し日本にも上陸、という風になる可能性が高いように思います。

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